発達障害グレーゾーンとか、不登校とかのママの本音

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人生で予期せぬ出来事でした。

子供が発達障害かも?って時。

子供の異変に気がついた当時、アドラー心理学
勇気づけELMを学んだ同期に、不登校のお子さんをお持ちの
仲間で、岡田さんがいらして、不登校との向き合い方を
色々聞いていました。

発達障害かも?っていうのとか、学校に行けない
っていうのとか、ママの心は非常にかき乱されます。

普通でなかった
普通の人生じゃない・・・

指針を失って、くるくると回る船のよう

岡田さんのお子さんも現在
元気に社会人になりました。
私の息子も、元気に中学生になりました。

どうやって、向き合っていくのか
その辺を今日は書きたいと思います。

ママの人生

チビ助が学習障害支援のスクールに通うようになって
数ヶ月が過ぎて、1学期を振り返る面談がありました。

私は、これを聞こう、あれを言わなきゃと
リストして、いざ!

ところが、部屋に入る私のオーラから
もう、にじみ出ていたのでしょう。
非常に、迫るものが・・・

お話の中で

「忙しくしてください」

そう言われました。

お母さんは仕事でも行って、忙しくしてください。
意識が、子供に集中しちゃっていますって
言われちゃったんです。

確かに、寝ても覚めても、彼が一廉の人間に
なるには、どうしたらいいのかばかり考えていました。

栄養なのか、運動なのか、ビジョントレーニング?
習字?などなど。

一見、素晴らしいお母さんのようですが、そもそも
子供のかけている部分を見つけては、対策を考えている時点で
勇気づけママとは程遠いわけです。

勇気づけのママは、当たり前の価値を理解して
できていることを探すのが上手なはず。

ところが、子供に負い目を感じている私は

欠点を補う

と言う発想から抜け出せていない。

これが、先生に伝わったのです。

仕事はしていたので、その後、忙しくしました。

ところが、どんなに忙しくしても、
なかなか子供の行動が劇的に変わった!
なんてことが、起きない・・・・そんな時

逆に、忙しくしていたことを後悔して
仕事をやめようかと考えた事もありました。

でも、劇的な変化ばかりを探してて
実は、小さな成長をしていることを
拾えていなかっただけでした。

「君のこと、ちゃんと見てないと
君、やっぱりやれないんじゃないかと心配になって
だから、仕事やめようかなって思う」

そう、切り出したら

「やめないでいいよ。大丈夫だよ。
むしろ、働いていてほしいよ」

と、、、、落ち着いてよく見てみれば
できるようになってきたことある。

進んで勉強したり、進んで片付けしたりは
していないように見えるけど

毎日帰宅すると、スパゲティやチャーハンなど
自分で作り、片付けをするようになっている。

そりゃ、お弁当を食べてくれたら嬉しいけど
彼なりに、お弁当を食べなくても
なんとかするために頑張っているわけです。

ママはママで、自分の人生を生きること。

忙しくして、あまり、子供に意識を向け過ぎない
特に、マイナスの意識を向けないようにすること

これが大事なこと1つ目です。

本音と建て前を自覚する

発達障害グレーですと言うと

「障害は個性ですよね!」とか
「アインシュタインも発達障害だったんですよ!」
とか、言われます。

不登校と言っても、多分
「今は、学びも色々あるから」とか
「不登校でも起業した子もいるし!」とか
言われるでしょう。

あのね、当事者が自分で言うのはいいの。

言われるのは、なんか、もやもやするのです。

わかっています。発達障害グレーだからって
不幸なわけではないって事も。

人生が終わったわけじゃないなんて
わかっています。

学歴が全てじゃないのもわかっている。

でも、でも、本音はさ
普通に学校通ってほしい
普通に、学生生活を送ってほしい

普通に・・・・それが崩れるってなかなか
厳しい現実なんですよ。

学歴じゃないってわかってても
うちの子には、、、、って夢や期待があったの。

その本音。なかなか認められないと辛いのです。

周囲が綺麗事で接してくれば来るほど
建前を演じてしまう・・・

本音は、言えない・・・・

それでは理解のない母親見たい・・・

でも、いいんだよーーーー本音を抱いても。

私はそう思っています。
親だもの。学校に毎朝行ってほしい
友達と喧嘩したり、宿題忘れて怒られたり
そんな当たり前の日常を経験してほしい

そう思うのは当然でしょう。

ちびすけ見ていると、毎日、頑張って
学習しても、え?って言う結果なので
衝撃です。こんだけやったら、私だったら
これくらいの結果が出せるはずなのに・・・・

どうしてできないのよーーー

そう言う本音があっていいのです。

 

ネガティブな感情を溜め込んで、建前で生きていくのは
心のバランスに良くない。

子供は、ずっと待っててくれますから慌てなくていいの。

私たちが、本音と建て前の折り合いをつけるのを
彼らは、待っていてくれます。

彼らは、ずっと変わらずそこにいます。

親ですもの、悪あがきしていいのですよ。
本音をいっぱい吐いて、そして、折り合いをつけていこう。

私は、ずっと負い目に感じています。
「普通」じゃない。。。ごめん。
なんとか、自立させないとって。

そんな感情をね、周囲は、障害は個性だから
いいところを見ましょうよって言うの。

そんな事、わかっているよ。
でも、心がまだついていかないんだよ。

死別と同じ回復回路なんだと思うんです。
悲嘆のプロセスと。。

死んでしまったことで、自分を責めたり
死別の事実を否定したりして
誰かを責めたり、色々しながら
長い時間をかけて、死別を受け止めていきます。

それと似てませんか?

普通じゃないことにショック状態
次に、否定してみたりする時期
そんなことをぐるぐると繰り返しながら
だんだんと受け入れていくんだと思うのです。

不登校、はい!オッケーですよ!
とはならないの。

発達障害グレー、はい!ともならない。

本音と建前をぐるぐる、行ったり来たり
しながら、受け入れていくのです。

だから、本音を抱いても、全然いいのよーーー

こうしてほしい、こうだったら良かったのに
そう思っても、問題ないからねーーー

いつか、ちゃんと受け入れられるから
大丈夫よーーー

自分にちょっといいことをする

不登校なのに、ゲームばかりしていると
とゲームが敵に見え
発達障害グレーで勉強が遅れがちなのに、
ゲームには夢中になっていると、これまた
ゲームが敵に見えて・・・

それって、

うちの子、ダメだ!

あーーーまたうちの子やらかしてる!!

なんていうマイナス探し
マイナスの強化のものの見方になっているんですよね。

そして、それは自分に余裕がないときに頻発します。

お友達とランチして、しゃべり倒してきた日は
何があっても平気な明るいお母さんだったりしませんか?

それくらい、自分の心の余裕状態が、子供の見方に
影響を与えてしまうのです

そして、困ったことに、子供は、どのように見られているのかで
行動を変えていくことがあるということ。

ダメなこ、またやっていない・・・って思って見ていると
どんどんダメな子になる。

でも、今はこうだけど、きっとやれているはず
いつかはやれる!

なんて信じてもらいながらの「みてる」は
子供の背中を押してあげることになるのです。

なので、どのように見るか

そして、ポジティブに見ていられるようになるために
自分にゆとりを持てるような工夫をする

ってことです。

少しいいこと、しませんか?

私は愛されている!と自分に言う。
私は私なりに、イケてる!と自分に言う。

そんなのでもいいですし

私はこうしてブログを書くのがストレス発散なので
書いたりすることや、本を読む事も
自分にとってちょっといい事です。

自分にとってちょっといい事

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