思春期・反抗期は悪くない!イライラするだけ損!

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私の子供の年齢が上がったからか
10代特有の悩みの相談が増えてきました。

10歳から15歳は
成長中でもちょっと特殊です。

10歳までは、親のコントロールが
まだ有効であり、親の意見を
聞いてくれたりします。

ところが、10歳を越え出すと

「うるせーーー」

ママ達はショックで、ショックで
これが、思春期か?反抗期か?

あんなに従順で可愛かったのに
何がいけなかったのだ・・・・と、うろたえます。

でも、落ち着いて考えてください。

卒啄同時

そつたくどうじ、という言葉を知っていますか?

雛が卵の中から、コツコツと
殻をつついて、サインを送ると
親鳥は、外側から、コツコツと
同時につついて、殻が割れやすくアシストします。

このタイミングがずれると、早くても
遅くても、雛は死んでしまいます。

思春期の子供達は、親離れするために
卵の殻の中から、コツコツと
つついて、サインを出している、どんな時なのです。

巣立つために、とっても大事な時期なのです。

今日は、思春期ならではの
親にとっては、すんなり受け入れがたい
言動を、どうとらえるか、について書いてみます。

反抗期は悪いことなのか?

逆に質問しますが、
もしも、反抗的な態度がないまま
成人したらどうなるのでしょう?

親はとても過ごしやすいし、自慢の子供のままでしょう。

もちろん、アドラー心理学的には、
反抗期は、わざわざ自己を主張しないと、
いけない環境であると考えるので、

親御さんが、こどもをあるがままに見れていて
信じてあげていられれば、反抗期はありません。

が、しかし、そうでないのに、反抗期がなかったら。。。。?

こどもは「いいこ」を演じることになります。
多くが無意識にしているでしょう。

「いいこ」を無意識にしつづけることで

アダルトチルドレン

自分の本心がみえない大人になります。
生きずらい、人生になってしまうのです。

ですから、親御さんが、こどもの主張を
あるがままに受け止めれる以外なら
こどもが反抗的な態度をとるのは、自然な流れなのです。

自然な流れとはいえ、長く続く
あるいは、こじれて家庭内暴力になる
というのは、非建設的です。

卒啄同時

こどもの自立へのサインだ!と
親御さんが自覚して
これまでのやり方からシフトチェンジして

「信じる」「見守る」を

頑張る時が来ています。

こんなことを書いていますが

私は、お姉ちゃん12歳との最近のやりとりで

学び取りました。

部活に入る入らないは誰が決めるのか?

お姉ちゃんが部活に入らない!と
言い出した時、

「え?友達いなくなるんじゃない?
お昼とか帰りとか、一人になって
寂しいんじゃないか?」

と、不安にかられ、

私「いいの?」「本当にいいの?」

姉「いいのーーーーー」

私「でもさ、きっと寂しいことになるかもよ?」

姉「いいのーーーー」

私「でもさ、いいよ、いいけどさ
宿題おいつかない、その反動とかで
反動とかでさ、決めてない?
反動からの行動はよくないよ・・・・・・」

ブツブツと、説得めいたことを
し始めてしまいました。
すると、お姉ちゃん

姉「あのさ、しつこい。
  同じこと、繰り返すのやめてくれない?」

私「えーーーだって大事なことだもん、
  わかっているか心配だもん」

姉「あーーーそういうの、いらない。
  てか気がついてるかなぁ。。。。
      あのさ、ママが繰り返すと、それだけ
  あーーー私は判断能力がないんだって
  思われているんだ、って思うわけよ」

私「・・・・・・・・・」

もう、がーーーんでしたよ。

がーーーん、ですが、こうして
言葉にしてくれて、感謝です。

私は、部活は入るほうがいいという
自分のメガネから物を言い、

さらに、部活に入らないと寂しいに違いないという
私の決めつけをし、

その決めつけを前提に、不安にから
自分の思う道をすすむように
説得しようとしていたのです。

子供と親

価値観はちがうのです。
自分の価値観で決めつけていることを
前提に考えるのをやめましょう!!

カバンが重い事はだれが困るの?

くだらない事では、お姉ちゃんの毎日のカバン
10キロくらいあるんです。

すごーーく重いので、学校指定のリュックで
最初は通っていました。

ところが、夏服になると同時に、
肩掛けスクールバッグになった。

私はまた心配で心配で
あれこれ、言って、リュックにさせたがる。

そんな時、お姉ちゃんはどうするか。

無視

そこで、私もまた気がつくんです。

あーーーーまた私が、自分の希望を
叶えようとコントロールしてる。

カバンなんてなんだっていいじゃない!

満員電車で勉強しやすいよう
肩掛けにしてみたり、
重くて、左右を持ち替えてみたり
自分で工夫するでしょう。

やっぱり重いからリュックに
してもいいし、それくらい
自分で判断できますよ!

あーーーーたかが、カバンくらいのことも

娘の判断能力を信じれない私。

コツコツ

コツコツ

子供達は殻の中からサインを出していますよ~

ママも同時に答えてあげて
巣立つ準備をしましょう。

心配のあまり、あれこれ
言ってしまうのは、子供の
判断能力を信じていないから。

苦しいけど、まずは、信じて待つことから!!

心配でしかたない、その奥には何がある?

反抗期と感じるのは
子供とバトルしてしまうから。
冷戦も含めてね。

では、バトルするのは
こどもの自立のサインを見逃しているからという
理由のほか、心理面で大きな問題があります。

それは、そもそものきっかけになっているのは

ママの「心配だから」くる言動

心配だから

その奥にある気持ちはなんでしょう?

●自分の想像出来ること、その範囲でいてほしい

●自分の思い通りの、自分の理想の子供でいてほしい

●失敗をして、困るんじゃないか

これも、突き詰めていくと
失敗したのを、結局は、きちんと
子育てできていないという、自分の「せい」に
されてはたまらん

そんな保身の考えからだったりします。

あれこれ言う方が、待つより
うんと楽なのです。

子供は、コントロールをとても嫌うということ
今一度、肝に銘じて

自分の保身から、あれこれ言わない。
子供には失敗する権利がある!!

思春期、反抗期の親には何が必要なのか?

忍耐です

子供の判断能力を信じる

信じるとはいえ、まだまだ経験値が少ないので
失敗をいくつもするでしょう。

それでさえ、学びのチャンスだったと
口出しせずに、どこまで我慢できるのか
ということです。

つらい・・・・

勉強をしなくなる時なんて、これで
人生が失敗するのではと、どれだけ
やきもきするでしょうか。

逆に、子供の立場になってみましょう。

いろいろ試してみたい、一人前で
ありたいと思っている時に
友達とうまくいくための秘訣とか
べらべら喋られたらどんな気持ちしますか?

ただ聞いてくれたらそれでいい
そう思っているの

お姉ちゃんにもはっきりと言われました。

姉「あーーーそういうのいらないから。
 綺麗にまとめなくていいから。
 そういうの聞いてて、
 あーーーママらしいって思うけど
 別にそれ、いらない。
 わかるかなぁ・・・ただ
 聞いてくれればいいって思っているだけだし。」

私「えーーーだって、
  私には価値がない、迷惑ばかりかけて
  価値がない・・・・・なんて
  言われたら、ママ的にはショックだよ~」

姉「あーーーそういう意味じゃないから。
  もーーー、ただ言いたかっただけ
  はい、もーーすいません。
  もーー言いませんから」

そう、この時期、ただ、言いたいだけ
そんなことが多い時期です。

子供の言葉の表面的なところで
一喜一憂しないこと
そんなこと、求めてませんから。

へーーー
いろいろあるんだねえ

くらいの相槌しか欲しくないんです。

自分だって、いろいろ有って
愚痴りたい時、オーバーに
言ってしまうことありますよね?

そして、愚痴っている時、どうされたいですか?
アドバイスっていらなくないですか?

自分だってされたくないんです。
だったら、子供も同じですよ。

じゃあ、思春期のママは
どうすればいいの?

愚痴を聞く相手になり
気持ちを、「アドバイスなしに」聴く。

あれこれ言いたい気持ちを我慢し
失敗するかもしれないけど、信じていく
そんな忍耐が必要です。

私も、日々、頑張っています。

でも、一人で台風みたいな娘を相手に
立っているのは大変です。

だから、仲間に愚痴ったり、相談したり
楽しいことをしたりして、バランスを保っています。

思春期ママたちも、どうか
自分の心のグラスを満たすことを
大事にして欲しいです。

今日は、魔法の質問キッズインストラクター
養成講座の3回目。

ママって、どうしても欠けているとこ
みちゃうよね~

という、反省をして、たくさんの
失敗経験を共有して楽しい時間でした。

みなさんも、なかまと、語り合ってくださいね!

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