ゴールデンウイークの義理親宅帰省で
もう、うんざりするぐらい
子供の面前で、旦那と義母から
総攻撃をうけ、おそらく
普通の嫁なら
二度と来るもんか！！
という思いになっている状況でしたが
私は、諦めないで、こんな風に考えました。
あーー旦那はマザコンだから
この母親と息子の関係には
嫁なんて、歴史もあさくて、
到底叶うわけがないから、戦線離脱するに限るわ！
と、帰結しました。
結婚して去年の８月に帰省するまで
ずーーーーっと、旦那からも義母からも
義父の悪口ばかり聞かされてきて
うんざりでしたが、
去年の８月に、私と義父が意気投合し
義父が孫に資産を相続させる話が急浮上。
そこから、風向きがかわり
このGWも、義父は、一人
私の味方になってくれました。
まぁ、これが、旦那さんも
義母も面白くないんでしょうね。
それでも、義父と、孫のため
旦那はもーーーいやだ帰省したくないと
大人気ないけど、うまくのせて
このお盆に帰省することにしたんです。
私が誘って、私が調整しなければ
こんな帰省はあり得なかった。
でも、そんなこと、一度も感謝なんてされませんが
最大限に配慮して、最後の最後まで綿密に
計画して、本当に楽しかったのです。
が、突然、最後のランチで、義母の
爆弾が私に投下されました。
もーーーほんと、しょーーーもないこと
どーーーでもいい、しょーーもないことで
喧嘩を売られた形で
そこからは、いつものパターーン。
旦那が日頃の私の不満をそこに上乗せして
「おまえはいつもそうだ」
「おまえは信じれないくらい間違っている」と
子供がまたまた見ているのに、集中砲火。
また、このパターーンです。
義母を守る息子ヘリコプター
これには、日頃の妻への積もる不満という
爆弾が積載されているという。
これは、小さな火種をどんどん大きくして
もう、なんの話かわからない、でも
みんな気分がわるいという展開。
最悪です。
ここで、またまた普通の嫁なら
なんでこんなにいろいろしてきて
こけ降ろされなきゃいけないんだ
こんな思いするくらいなら二度と
帰省なんかするものか。
と思うでしょう。
でも、私は、違う。
分析しようとしました。
そんな時、ふと目にしたのは
マザーテレサの超訳
自分の不完全さを知っている人は
それを指摘されても当然のこととして受け止めます。
煽てられても思い上がることがありません
というフレーズ。
自分の未熟さが情けなくなりました。
悪口言われて平気な人いる？
でも、不完全さを指摘されて
当然のこととして受け止められる人って
どんなひと？
人間の心は、そういったストレスにさらされると
心のバランスをとるために１０パターンくらいの
技をもっていると言われています。
それを、「防衛機制」といいます。
防衛機制には１０種類くらいあるのですが
例えば。
⑴逃避・・・・状況から逃げ出すことで、自分自身を守ろうとする。
現実への逃避・・・・困難に直面するのを避け、本来関係のない
別の行動に没頭することによって
気を紛らわせようとする逃避行動。
（解決すべき夫婦間の問題から逃避するために、過度に仕事にのめり込む）
空想への逃避・・・・困難な状況から空想の世界へ逃げて
そこで現実には満たされない自己実現を夢見る。
病気への逃避・・・・・病気を理由に困難な事態から逃れようとする
⑵抑圧
欲求不満や不快な思考を無意識下に抑え込み
思い出さないようにする防衛機制。
なかったことにしようとする心の動き。
⑶投影
自分が持っている望ましくない感情は、相手がもっていることに
しようとする。
他人に感じる嫌悪感は、実は、自分自身がその傾向を
持っているから気になってしまう。
私が彼女を嫌いなのではなくて
彼女が私の方を嫌っている
あの人のだらしないところがどうしても許せない
などなどなど・・・・・・
この分析をしていて、気がついたんです。
これをして、なんか解決できるんだろうか？
あの時の私は、これだと
旦那はこれだとわかることで、
『解釈』はできるけど、『解決』はできない。
防衛機制はフロイトのヒステリー研究から
考えられたもの。
つまり、「原因追求型」ということ。
この分析をしても、過ぎてしまった過去を
どうにか正当化しようと、頑張るだけ。
お互いの溝を埋めることはできません。
最後に笑う嫁になるには？
さぁ、そこで、どうしたか？
「目的論」です。
しくじった！と思った時に
思い出せればよかった！
次は、もっと早めに思い出せるように頑張ります！
⑴義母との関係では、目的論
旦那はどうかわからないけど、
義母は、気は強いけど、表裏がないし
愛情深い方で、私ともそんなに
仲がわるいというわけじゃない。
私に嫌味をいいたいとか
私を困らせたくて、爆弾を投下したわけではない。
義母の行動のポジティブな目的をみれば
全然、もめるようなことではない。
あーーーそれがいやだったんですね
言いにくいことをお伝えくださったのは
それだけ、みんなで気持ち良く過ごしたいからという
思いやりですね。
という目的論で、返答できたはず。
あーーー無念。おそい。
そして、私にポジティブな目的は
早く済ませて、楽しい食事の時間にもどりたい
という目的。
そしたら、ちゃんちゃん、で済むことができたはず。
あーー残念。
なので、もめたらやっぱり
「あーーーごめんなさい。
ちょっと待ったーーーー。
お互い、悪く言いたくてこんなことに
なっていないですよね？
ハッピーな目的ですよね？」
と、原因追求に行くのをポジティブな目的に
フォーカスチェンジです。
⑵旦那さんとの関係では・・・・？
そして、火種を大きくしてしまった
旦那さんが、どうしていればよかったか。
それは、ひとのあら探しをする習慣を
捨て、良いところを探すクセに変えることです。
私への不満を、適切に表現せず
うちに抑圧するあまり、関係ない場面でも
私の欠けている部分を探そうとしてしまいます。
そして、ここぞとばかりに、糾弾するという
行為にでちゃう。
これが、もし、いい所を探すクセがついていると？
子供の前でこきおろすことはせず、
まず、私の良いとことをあげてから
こうした方がいいところをアドバイスできて
喧嘩にならなかったでしょう。
良い出し
目的論
この二つがあれば、もともと家族で楽しくやれたのです
喧嘩を回避できたでしょう。
一人でいい。味方を見つける
まぁ、ここまで分析できた頃
義父から電話で、
こんないい嫁はいないとか
どこでも自慢でとか
お父さんが死ぬまで味方で・・・とか
嬉しいことを伝えてくれるんです。
それを聞いてる娘まで泣けてくる。
義父がこんなに愛してくれるので
私も愛をかえせる。
二度と来るものかーーーーという出来事が
何度きても、義父が愛してくれるから
また頑張れる。
見返りを求めず
実の親のように愛してくれる義父を前に
私は、すべてを許す気持ちになっていくのです。
お姉ちゃんが、それを聞いて
「それじゃ、パパはママが悔しい思いをしていること
知らないじゃん。
ずっと悪者じゃん。そんなの悔しいじゃん。
ママが許しちゃったら、パパ反省しないよ」
と言ってきました。
「いいんです。人は許すから許される。
私から許さなかったら、何も変わらない。
いつまでも、私をわかって、と思っていたら
パパはもっと引くに引けなくなっちゃう。
だから、いいんです。
わかっている人には、わかる。
おじいちゃんは、ちゃんとわかっている
それでいい。
相手を恨む時間は短い方がいい。
それよりも、徳を積みなさい。
人を許すことで、徳を積むのよ」
そう答えました。
揉め事はないほうがいい。
でも、もめたら、そこから学び取ればいい。
もめたから、ダメな人間なのではない。
そこから、学べないことが残念な人なのです。
失敗をおそれず、あなたの愛する道を
信じる道をすすみなさい。
京都。最後はめちゃくちゃでしたが
ギリギリまで、とーーーっても楽しかったですよ。
特に、プラネタリムの
星のお兄さんはおすすめ。
信楽焼の電動ろくろも
夢中になりました。
琵琶湖博物館に
びわこおおなまず、見にいきました。
なまず、可愛いーーーって
言っときながら、ランチは
なまず天丼。
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受験準備で、しばらく、遊べなくなっちゃう。
さびしいなぁ。
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土田 奈美枝