受験生の母として、最善の正月の過ごし方

旦那さんにどんな一年だった？と聞かれ

「正直、本当に、本当に
気が気じゃない一年だったよ」って
答えたら

「そうだよね、受験をするって
ママは仕方ないけど
大変だったよなぁ」って。

お姉ちゃんの中学受験が２月にあり
それが終わると、チビ助が、受験すると
言い出して、急遽、塾に通い出す。

お姉ちゃんが新生活で、いろいろ
問題行動を起こし、思春期も始まり
なんだかんだ振り回される

１０歳までのお正月とは、全然
ちがう気持ちです。

なんていうか、振り回されっぱなしで
仕事に集中できないでいた感じでした。

だから、一年を振り返って
不完全燃焼感があったのでした。

実は価値ある一年

でも、よーーく
その振り回されっぱなしの
日々を分析してみると
強烈にすごい学びの１年だったとも
思えました。

受験なんていう、究極に
追い込まれる状況下で
人生は競争ではない
というアドラー心理学の
教えをどう、実践するのか。

人と比べない
できていることを認める
感謝を忘れない

知っている事と
やっている事

この差は大きいのです。

私が呆然としてしまうほど
私は、取り組んで、失敗して
また、取り組んできたのです。

実践したからこそ、失敗して
成長した。

一番、残念なのは、私の不完全な
取り組みに対して、批判こそするけど
その人は実践しないという「頭
でっかち」の人。

言うのは簡単です

でも、生身の人間相手に
必死で取り組む事は、容易ではないんです。

大変な１年でしたが、私は
ほんとによく、取り組んだ。

発達凸凹と共に

２月から塾に入ったチビ助と
今は、受験勉強をしていて
もやもやする日々でもありました。

「ギフテッド」という映画を観た後に
昨日は、何気なく
「イミテーション・ゲーム」という映画を
観ました。

これは実話。
天才的な数学者で、エニグマという
暗号の解読という歴史的に価値のある
貢献したのに、ゲイであるため
罰せられ矯正されそうになり自殺。

ほんと、ついこないだまで
天才だけど、理解されず
問題児扱いされたり

矯正されることのできない志向なのに
弾劾された時代があったわけです。

私には、たまたま、チビ助に
学習障害があったおかげで、
悩むことができた。

どうやったら、彼らの才能を
引き出せるのだろう？

どうやると、本当の気持ちを
聴けるのだろう？

頭がいいのに、なかなか
成績にあらわれないチビ助と
二次障害につながらないように
励まし、励まし
二人三脚の日々。

お姉ちゃんとは対応は違います。
でも、それは、目の悪い子への
メガネと同じ事で
課題の分離がなっていないとは
違います。

彼にとっては必要な支援

集中が弱い
多動がある

その彼に気づきを外部で
与えていかないといけないから。

チビ助のために、何ができるのか

ずーーーーっと考えている昨今
ご縁があって、来年から
私の学びになるようなアルバイトの
お話がきました。

自分の仕事をする
お姉ちゃんの自立を応援する
旦那様を愛する
そして、チビ助の最良の理解者になる

これが、私の来年のミッション
そんな時に、まさに
理解するための足がかりができそうです。

最高のご褒美

そして、１年取り組んできた答えは
涙がでるほど、嬉しい
私が何年も、何年も、待ち望んでいたことに
ありました。

先ほど、夕飯時に旦那さんに

ママ、お菓子ありがとう

実は、一年の感謝を込めて
チョコの箱に、
「愛しています。今までありがとう
来年もよろしくね」と
書いて、パソコンに置いておいたのです。

これ以外にも、何度も、
私を擁護する発言が、今年は
何度も、聞かれるようになりました。

生意気な態度のお姉ちゃんに

「一人で大きくなったような
顔するな！！

ママがどれだけ、真剣に
どれだけ、根気よく
接してくれたと思っているんだ！」

などなど、、、、、

今まで、子育てのこと、家事のこと
何にもしてくれない
何も気にもしてくれない
給料さえもってくれば
それが夫の務めだくらいにしか
思っていない

そんな風に思って
もう、空気のように思っていた

空気のようにしていたいのに
目の上のたんこぶのように
イライラさせられる

そんな日々でした。

なのに、どうしたものか、今年は
本当に、旦那さんから
嬉しい、嬉しい反応が。

受験って、ママ一人では
やはり厳しいのです。

受験じゃなくても、思春期の子育ては
ママ一人では難しいのです。

１０歳以下のとき
手伝って欲しい内容は
コート着せて、お風呂入れて
掃除機かけて・・・という
やってほしいこと、でした。

なので、１０歳までの旦那さんへの
イライラは、実は、お金で解決できるのです。

ダスキン入れる、託児所に預ける
などなど、お金で解決できることが
多いのです。

ところが、１０歳すぎてからは
もろ、メンタル。

メンタルな助けが旦那さんに求められています。

メンタルな助けを得られるために
１０歳過ぎたら、ママは
夫婦関係を見直す時がきているのです。

来年の抱負は

一年を振り返り
子育てに必死で、仕事が楽しいけど
効率よくできないでいて、
仕事上、大きな成果がないように
思っていました。

でも、振り回されっぱなしの
受験期の子育てを二人分することで

子育ての秘訣を考える
夫婦関係を見直す

そのチャンスをいただけたのでした。

何か偉業はないけれど
旦那さんと、こんなに、心が通う
日々は、想定していませんでした。

これが、何よりのギフト

だから、来年は、この
パートナーシップの秘訣を講座に
したいと思っています。

ママというのは、妻であり
母であり、嫁であり、娘であり
女なんですよね。

実に多才な生き物。

いろんな役目ができる事
嬉しい悲鳴を楽しめる一年に
したいと思います。

今年もありがとうございました。
来年も宜しくお願いします。

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