何度言っても同じ失敗する子供にイライラしなくなる３つの質問

「何ども子供が携帯をなくすんです・・・」

昨日、そんなお悩みが聞かれました。

私もそれこそ、何度も体験があります。
それが、今は、あまり気にならないのです
どうしてか、考え方のコツを
３つの質問で、お教えします。

最初の質問

困るのはだれ？

同じことを繰り返すのは、本人が
それに困っていない
課題に思っていない可能性があります。

携帯をなくして、確かに困っているけど
それは、ママに怒られるから。

そもそも、携帯がなくて困るのは
ママで、自分はそんなに携帯の
必要を感じていない・・・・

ママが大事にしているものだから
なくしてはいけない

こう感じれるまでは、なかなか
自分の問題にできないかも
しれませんね。

いくら、理詰めで、大事なんだ！と
言っても、「誰が？」と
考え直してください。

「これは、誰の問題？」

「それがないと困るのは誰？」

ランドセルが定位置に戻らないのも
同じ原理です。

その定位置でないと困るのはだれ？

ママですよね？子供じゃない。
子供は、どこなら、いいのか
子供の目線に立つことを
お勧めします。

同じこと繰り返す！！と
イライラする時は、
「そもそも、だれが困るんだ？」と
考えてみる。

二つ目の質問

ほんとうに「同じ」？

そもそも、同じことをしているのでしょうか？

「同じ？」

もしかしたら、少しづつ、変化している
かもしれませんよ。

勇気づけのはじめは、小さな成長を
見逃さないこと。

事実は、携帯がない

最初は、バスの中でした。
落としたことも気がついていない
GPSの現在地確認でバスの車庫と
わかったから探しに行きました。

２回目は、本人が降りてから
バスの椅子の上だと思うと
告白。

「あら？また忘れてきちゃったけど
でも、前からもしかして
工夫した？」

「そうなんだよ。忘れないように、
手に持とうと思ったんだよ。
そしたら、バスの座席に置いて
しまったんだよ。」

同じように見えても、彼らなりの
工夫があるじゃないですか。

私たちだって、傘を車内にわすれるから
それなりに、工夫したりしていませんか？
私は、カバンにかけるようにしています。

もしも、忘れたことを「また、忘れたの！！」
って言われたら、どんな気持ちがしますか？

またって。。。。もう！！
私だって、気をつけてたよ！！って
怒ったり、悲しくなったりしますよね。

逆に、成長を見てくれていたら
どうですか？
嬉しくないですか？

これは、私たちが
「できている方を見る」トレーニングにも
なるんです。

私たちは、欠けている方を見る
習性があり、その欠けている方を
みればみるほど、また
繰り返すという悪夢になるのです。

だからこそ、「出来ている方をみる」
その一歩として、「同じ」とひとくくりに
しないで、小さな成長を見逃さないように
する。

３つ目の質問

子育ての目標はなんでしょう？

ご家庭により様々だと思いますが
親子関係を悪くしたいと
思っている人はいないでしょう。

失敗をするたびに、「なんで！！」
「どうして！！」って怒っていたら
子供はどうなるでしょう。

どんな気持ちでしょうか？

また怒られちゃった・・・・

反省するより、ママに
怒られないように、次はうまく
やろうと、隠したり、こそこそ
しだしますよね。

怒ってしまうと、子供は
考えなくなります。

失敗はするもの。
失敗をして、そこから
どうするかの方が大事。

「正直に教えてくれてありがとう！
次にしないようにするには
どうしたらいい？」

ママのショックの発散は
短時間にしましょうね。

私も「えーーーー！！」
って、怒るけど、あ！
これは、期待していたのが
裏切られたショックだなと
１次感情がわかるので
激怒せずに、それを伝えられるように
なりました。

「えーーーーっ、マジ。
あーーーショック。ショックだわよ
もう忘れないかと期待していたからさ。
ショックだけど、君はどんな気持ち？」

怒っても問題は解決しないのだから
激怒しないことです。

その代わり、何ども、何ども
「許しましょう」

ママは裁判官でも警察官でもないんです。
子供の成長を応援しながら、
自立を支援するんですよね？

自分だって、何ども失敗しながら
成長してきましたよね？

だったら、子供を許しましょう。

ちゃんと、ママの気持ちを伝えて
いれば、「困るよ！」
「ショックだよ」と、伝えていれば
怒らなくても、伝わります。

許された方が、叱られるより
じーーーんと響きます。

信頼関係がちゃんとあるので
しまったーーーって余計に思います。

叱っていくうちに、信頼が
消えていくことを忘れずに
何ども、何ども許しましょう。

私なんて、もう、何ども、二人を
許してきましたよ。

あら？もしや、これ、ほんとうは
こうじゃないの？
はやく、てへぺろしなさい！

なーーんて言うと

「ごめん、やっちゃった、てへぺろ」
と白状してくれますよ。

そしたら、ガミガミ叱るより
明るい気分で相談に乗れますよね。

叱らずに許しながら、
親子の信頼関係に基づいた
前向きの解決を目指す！！

いかがでしたか？

昨日は、川崎の小学校に
お呼ばれしまして
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たくさんのママたちが質問に出会い
どんどん笑顔になるのがとても
嬉しい時間でした。

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講座はなかなかないです。

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