コロナ休校による学校の宿題。やりなさい!だけじゃダメなんです。

3429280_s

半端ない課題の量

コロナのため、子供達は休校
未経験の事柄に、学校の先生も困っているのは
わかります。

わかりますが、ちょっと宿題、課題
多すぎやしませんかね・・・・

授業で習っていないけど
どんどん課題は出される。

録画授業を配信している!とおっしゃるかも
しれないけど、録画の授業を見るのって
すごく疲れるし、辛い・・・・

それなのに、御構い無しに、視聴済みとして
どんどん課題は出される

膨れ上がる赤字のごとく、たまる課題に
子供達は憂鬱になり。

この辺、現場の先生って、共感していただけないのかな?

 

ただでさえ、外出できなくて、気晴らしできず
友達ともあってなくて寂しいのに
いったいどうやって、この課題を
こなせばいいというのだい????

憂さ晴らしも、楽しみもないのだよ。
さらに、今後の予定も未定で
将来の不安まであるのだよ・・・

それなのに、この量って・・・・

とまぁ、文句たらたら出てきますよね。

そんな時こそ!

死にそうに宿題がある・・・
気晴らしが自由にできない

そんな時こそ
フォーカスチェンジです!

私は、子供と伴走できる機会だと
とらえます。
普段、学校に丸投げしちゃいがちな
子供達の勉強。

これに伴走できるんです。

え?奈美枝さん。子供の勉強に手出し、口出し
するの???
それって、『課題の分離』ができていないのでは??

はい。そのご意見、よくいただきます。
が、私は、ハッピーな解釈をしています。

自立学習ができている子供(15歳以下)は
ほんの一握り・・・・だと、私は思っています。

ところが、アドラー心理学をかじった人は

課題の分離という、アドラー心理学にもとづく
子育て方法をまるで鉄板の盾のように言い

勉強をするのは子供の課題です!!
親が口出しすることではありません!!

なんて、のたまう・・・

アドラー心理学勇気づけの目指すことって
そういうことなの?違うんじゃないの?

本来、その子ができること、しないといけないことを
頼まれもしないのに手伝ったりすることで
子供の自立の妨げになったり、あるいは
子供との衝突になったりするので、余計なお節介は
避けましょう、というのが本来の言いたいことなのでは?

冷たく突き放すことが目的ではなくて
自立と尊重を意図していると思います。

であれば、コロナで大変な時期であることを
共感的に関わり、いたわりながら
子供の勉強を何をしているのか、何が宿題なのか
どこがつまづいているのか、何をヘルプすると
子供がスムーズに立ち向かえるのか

こんなことをじっくり観察して、相談していける

それが伴走!

その伴走の良い機会だととらえたらどうでしょうか?

伴走とは?

「早くやりなさいよ!」

「宿題終わったの?」

こればっかり言われてたら、ほんと嫌ですよね。

課題の分離だからと、ゲームに逃避している子供を
見て見ぬ振り。。。。というのも子供としては
実は嬉しくないのです。

だって、子供だってやらないといけないことは
知っている。コロナで自由がないことも知っている。
親は言わないけど、やらないといけない、、、、
あーーーーーーー。

こんな気持ちなんでしょう。

「やりなさい!」と言うのも
やらない子供を見て見ぬ振りをするのも

勇気づけではないと思います。

どちらも、大量の課題にどう対処していいか
困っている子供です。

本人が取り組めるようになれば、手をはなす
その時が、課題の分離。

本人がまだ取り組めないのであれば
つまづきポイントを観察して、分析して
相談していく。それが必要なのです。

具体的には

私は、毎朝、お姉ちゃん15歳のその日の
やることをリストにしています。

学校側は、コロナで休校という未経験のことに
うまく対処できていないので、それぞれの教科の先生が
それぞれ、膨大に課題を出してきます。

課題の出し方も、文章化されて可視化されている時も
あれば、動画の中で、話されていることもあり
何がいつまでに、どこにやるのか、が
非常にわかりにくくて、私もイライラしてきます。

だから、私が一緒に、計画を立てているのです。

私がしている伴走は、中2のチビ助
高1のお姉ちゃんの日々のやることリストを作っていること。

97961540_593180101329139_4521983496146649088_n

 

1週間分の課題が出されるので
7日間でこなせるように配分して
毎日のやることリストを作ります。

お姉ちゃんは
この中のどこから始めてもいいの。
終わったものを消していってます。

右のページのように
自分で計画する!といって
自分で書き出した時もあります。

でも、複雑な課題の指示され方に
親が介入しないと、お姉ちゃんのイライラが
マックスになってしまうので

私がリストを作ることがほとんど。

お姉ちゃんは、のんびり屋さんのコアラ。

要領よく、やりたくないものを
こそっと残して1日を終えることも多々。

消されていない項目は未達ということです。

怒ったところでね、、、本人、わかっているし
憂さ晴らしもできないからね。。。。

そこは、お目こぼししながら
どこかで帳尻合わせてもらうことを希望しつつ。

98845162_554642115243743_3341719886136082432_n

あんまり調子に乗ってやらないので
量が多いのか、少ないのか
リストではわかりにくいなぁと
時間で配分したこともあります。

でも、これは不評。
大ブーイングでした。

まぁ、これはチビ助でも同じことなのですが

押し付けられると反発するの法則

タイムテーブルまで決められると
途端にやる気が落ちる

やることリストまでは頼まれたけど
どうやるかは子供達次第。

これくらいの伴走がいいみたいです。

 

低学年の場合

さらに、低学年になれば、学習のつまづいている部分を
見つけて、マインドセットするのも伴走の楽しみ。

チビすけの場合、素直でいい子なので
リストは毎回確実にこなします。

こなしているけど、成績悪い。

これ、どういうこと?

それは、彼の学習のつまづきは、時間管理だけではなく
学習の目的を見失うことだからです。

リストをこなすことが仕事になっていて
学習が「作業」となっている!

なので、伴走したからこそ見えてくるこの問題点で
彼のマインドセット!

なんのために課題とくの?

解くことがリストにあるから?

いいえ。理解することが目的ですよーー
そして、再現できるようにしていくことが目標ですよーー

こんな風に、伴走中は声かけしています。

楽しみの見つけ方

外出自粛だから、気晴らしがなかなか難しいです。

チビ助は、早く課題が終われば
ゲーム1時間延長することを励みに
大量の課題と向き合ったりしています。

他には、今日はお姉ちゃん
ローストビーフを作るとか。
こないだはケーキを焼きました。

そんな風に、調理するのを気晴らしに
してもいいですよね。

チビ助は水槽4個の掃除や、家庭菜園も
楽しみの一つ。

お姉ちゃんはメルカリの売買が
気晴らしの一つ。

楽しみは、何も外出しなくても
気持ち一つで探せるはずです。

そうした楽しみをご褒美に
イヤイヤではなく、ゲーム感覚で
ちゃっちゃと課題をこなして行きましょう!!

 

まとめ

コロナで大変な量の課題をこなす時
いやいややらせるのではなく

子供との伴走を楽しんで!

子供の気持ちに共感しながら、楽しみを見つけ
足りないところを手伝いながら
絶妙な距離感で向き合いましょう!!

オンライン講座

スカイプやズームでアドラー心理学
お家にいながら、パソコンやスマホで
簡単に繋がれます。

テキストは事前に配送しますので
テキスト見ながら、
マンツーマンで学びましょう

アドラー心理学勇気付けELM講座

5月22、26、29日、6月2日
10時から12時の全4回

講座の詳細はこちら。

お申し込みはこちら。

LINE公式

LINE@はこちらから。

LINE@にスタンプカードがあります。
イベント参加ごとに1個
3個スタンプを集めると
60分無料でコンサル受けられます!