コロナで休校になって、子供達と接する自分を
振り返りながら、今後何が必要かを考えてみました。
お姉ちゃん(この4月から高校1年生)と
チビ助(この4月から中学2年生)
二人の休校中の学校の対応の違いから私の子育て
方針について書きます。
目次
休校時の対応の差
二人の学校が対応が違った分、気づきがありました。
チビ助の学校は4月の頭の段階から
時間割をオンライン用に1日に4コマとか少なくしてでも
開始しました。
お姉ちゃんの高校はと言うと、学校側がICT教育を歌って
中学2年の時からipadは配布されていますが、
もともと、イマイチ、アプリや機能を使いこなした
授業をしている先生は少ない感じで、ICTは名ばかりと
言ったところにコロナ。
GW開けるまで、なんと、スタディサプリ と言う
録画授業の配信をみてね
それで、課題を指示するので、ノートに解いて
それを写メして、ipadのフォルダに入れてね、って言う方式。
まじか!高い学費払っているのに
授業はスタサプ頼みなのか!!と腹が立って
学校にメールしちゃったくらい。
で、なんとかGW開けに、スタサプの無料期間も
なくなるからか、「オンラインやります!」的な
メールが入りました。
でもね、蓋開けたら、それ、オンラインじゃないですから!!
だって、録画された授業を自分で見て、指示された
課題に答えるって、、、、、、それ
リアルタイムじゃないじゃん!!
スタサプがベネッセの先生だったのが
学校の先生になっただけで、オンラインの画面を
使ったわけでもない、単なる黒板授業の録画配信。
双方向ではないので、オンラインの良さである
チャット機能を使って、普段、発言しにくい子も
発言できるとか、授業に参加できるとか
そう言う感じ、一切ないわけ。
それ、オンラインじゃないですから!!!
お姉ちゃんの学校は、単に、コロナ以前の状態を
ネットを使って再現しようとしただけ。
コロナだから、こんな状況だから
新しいことをする、と言う訳ではなかったのです。
録画された授業を見るのって、ものすごーーーーく
つまんなくて苦痛だって、知ってます?
ほんと、かわいそうでした。お姉ちゃん。
こんな風に違いがありました。
オンラインの差
同じオンラインと謳っていてこの差。
どうして生まれるのでしょうか。
お姉ちゃんの学校も、チビ助の学校も
学びを止めない、と言う考えは素晴らしい。
でも、その舞台の主人公が誰なのか、が問題なんです。
お姉ちゃんの学校の主人公は、「先生」
先生がやるべきと思うことをしていて
受ける子供がどうなのか、これでどう思うのかは
考えられていない。
チビすけの学校の主人公は「子供」
チビすけたちが楽しい、なるほど!って思えるように
どうしたらいいのか、を考えて、できることを
次々やってみている。
この差です。
残念ながら、コロナは、こう言う主人公の差を
明らかにしていったと思います。
なぜ差が生まれるのか?
2020年5月31日のYouTube
花まる学習会 高濱 正伸 さん 、探究学舎 宝槻 泰伸 さん、
ライフイズテック 讃井 康智 さん
知窓学舎 矢萩 邦彦 さん ロボ団 重見 彰則 さん
こんなすごいメンバーが話すという大保護者会があり
そこで、すごいことが言われていました。
それは、
コロナで暴露されてしまったことって
先生自身が腑に落ちていないっていうことだそうです。
こんなこと勉強して将来使えるのか?
必要なのか?ってこたえられない。この勉強
いるのか、答えられないまま、コロナ休校を迎えて
しまった。
だから、これをしておけ!いいから!
が、感じられる録画授業になる訳で、コロナで
それが露呈しちゃうのね。
ってことなんだそうです。なるほど。納得です。
残念!
どうするこれから
学校の先生に、子供が主人公の授業を
してよ!
探求学舎みたいな
探求的な学びやってよーーーって求めたって、
できないよ。
だって、受験ありきの勉強、暗記バトルの時代で
生きてきて、探求的に学んだ経験のない先生
教育以外の場で、働いたことがない先生
そんな方々に、「探求的な学び」を求めたって
できないでしょう。
なので、私的には、
学校教育には期待していないので、たくさんの
課題とか出さないでほしい。サラーーっと
「課題なんて」
「課題なんて」終わらせて、自分の「好き」なことに
時間を使えるように、その程度の課題にしてほしい。
探求的な学び、プログラミングとか、そう言うのは
学校に求めても無理だから、アフター5でやるしかないなぁ。
自分の欲しいことは自分で探しに行かないとなぁ
というのが私の考え。
アフター5じゃなくても
探求学舎に通う方には不登校のお子さんも少なくなく
ホームスクーリングしたりしているそうです。
羨ましい!!
受験のための勉強なんて、「課題なんて」のレベルで
ササさーーーで良くて、今回コロナでわかったけど
交通費や制服代払って、学びに行かなくても全然いいもん。
でもね、
オンラインでホームスクーリングできないから
選択しない、だけではないです、私は。
うちのお姉ちゃんをみていて、まだ突出した
「好き」が見えてこなくて、かといって
大学も行ったほうがいいけど、何したらいいのか
わかんなくて、って言う中途半端な状態。
こんな人は、「好き」だけで生きていけるほど
まだ、軸のない人には
学校に通い、大学受験のための学習を
座って受けると言うパッケージが、安全パイとして
必要だなぁと思うから。
お姉ちゃん自身も、チビすけの学びと自分のを
比較して、確かにチビ助の学習は羨ましいけど
動画配信だった自分が、好きな時間に起きて
適当に遊びながら課題をこなしていた。
もしも、オンラインになってたら、自分から学びに
いくって言う「能動的な姿勢」が求められちゃって
それはそれで、大変そうだと。
つまり、学校に通うほうが「楽」だなぁ、と。
こう言う人だから、「好き」だけで攻めようぜーーではなく
大学進学も計算に入れながら、「好き」も育てていこうよ
と言う路線がいいなぁと、今回、わかったのです。
チビすけは?
ではこのコロナで、自立学習が期せずしてできちゃった
チビ助くんは、アフターコロナ
どうしていくの?
チビ助くん。オンラインで朝からみんなと繋がるのが
楽しくて、7時には起床して、家庭菜園に水やりし
通学していた時と同じ習慣を維持するためと言っていますが
ファミリーマートにファミチキを買いに行く。
そしてホームルームが始まる、と言う生活。
4コマの授業を受け、そこで出される課題をして
さらに、私に毎日、指示書を書いてと頼むので
漢字ドリル、単語帳など指示しておくと、だいたい
私が仕事が帰ってくるまでに、全て終わらせていると言う。
早く終わらせる理由は、「自立学習」ができていると
私にアピールして、スマホの時間制限を無しにしてもらいたいから。
すごいじゃない。
ほんと、素晴らしいと思いました。で
コロナの間、全然、手がかからなくて感動モノです。
そんなチビ助くんがアフターコロナでどうして
行こうかと言うのについて、先述の探求学者のYouTubeで
実に面白いことを言っていて、参考にしました。
それは、鯔のつまり、「好き」って言うことを
一つ見つけて、それを仕事にしていこうよ。
例えば、昆虫が好き、ポケモンが好き
これも、キャリアで、自分の学習に「転移」できちゃうよ。
機能が大事なファンクショナルな部分のほか
今は、エモーショナルな部分。
役には立たないけど、かっこいいとか、すごいなぁとか
そんな感覚の部分が、差別化には必要。
それって、「好き」から生まれてくるよね。
チビすけも、「好き」を見つけ、極めていこう!
チビすけの学校は、子供主体なようだし
やりたいことに手を差し伸べてくれる環境。
コロナでくっきりわかったよね。
その辺のスタンスが。
だから、チビ助は習い事にたよなくても
日中から、探求や、好きを広げやすい環境なので
どんどんイコーーーぜ!ってこと。
<アフターコロナの子供の選択肢>
○学校で主体的に行けるならやりたいことを
どんどんやる
○学校でなくてやりたいなら、ホームスクーリングも
あり。
○学校で無理なら、アフターファイブで好きを追求する。
こんな選択肢が見えてきたように思います。
好きを仕事にするために
で、このエモを仕事にする上で大事な考え方は
自分のいいな!好きだな!って言うものやことを
表現できることが大事。
YouTubeで高浜正伸先生は、国語力といって
いたけど、要は、表現する力ってこと。
チビすけが大好きなLIFE IS TECH も
自分の「好き」「いいな」を商品にして、リリースして
行くことを目標にしています。
人に伝えていく力
これが大事だーーーー。
で、お姉ちゃんは言語能力に長けているので
文章にして表現したり、プレゼンしたりでできるでしょう。
一方、チビ助は発達凸凹があり、学習に時間がかかります。
学習になぜ時間がかかるのか、って言うのはね
私をイラつかせるためではなく、彼の脳みそが
「プログラミング脳」だから、だと思っています。
こう来たら、次はこうで、その次はこうで・・・と
プログラムは、細かくフローになっていきます。
私だったら、それくらい常識と思って端折ってしまうことも
プログラムではそれはエラーになるわけです。
だから時間がかかる。でも、間違っていない。
そんなチビ助に求められる国語力は、プログラミング思考で
表現できると思います。プログラムで表現し
それをプレゼンする力を身につけていけばいいわけです。
好きなことを仕事にしていくために
表現できる力は大事。
もう一つ大事なこと
さらに、大事なことは「チームで動く」と言う考え。
協働
協働できる人にしていこう!ってことです。
誰かの「いいね」に「いいね!」って言える人になる。
お互いに「いいね!」って思っていることは言ってもいいんだと言う
環境、関係性にしていくこと。
そして、自分一人がマルチな人間になるのではなく
得意なことを持ち寄って、チームで動くと言うこと。
バッチリ受験勉強して機能性の人がいてもいいんです。
最強プログラマーで活躍してもらったり、法務で支えて
もらったり。
めちゃエモだけの人がいて、チームラボの猪子寿之さんのように
役には立たないけど、めちゃ綺麗なものをデジタルで
表現しようとするアイデァを出す人がいていいんです。
チビ助は言語表現は苦手ですが、その代わりに
デバイスを使えばいいたいことを表現でき、それを
広告が得意な人が売ってくれるっていうのもアリなんです。
チームで動く人に育てるには
では、好きを仕事にしていくためには
何が必要で、好きを仕事にして
みんなで動く人にはどう育てればいいのか。
○「好き」を極めるために、私が「いいね!」と
子供の好きを強化する。
○ダメ出ししないこと。
ダメ出しの代わりに、掘り下げたり、広げたり
探求的に、つまり「質問」を使って関わってみる。
○誰かの「いいね」を探せることを褒め合う
○誰かの「いいね」に「いいね!」が言えることを
褒め合う。
そうか、エモい感じがいいのかーーとか
勉強が大事だーーとか、すぐ極端に走るのではなく
子供自身をよく見て。
子供自身のタイプに合わせて、しなやかに
柔軟に、選択して行けること。
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