お姉ちゃん中3、チビ助中1
お姉ちゃんは都内の私立、チビ助は都立の
中学の受験を経験しました。
経験していないことは、語れないので
S塾、E塾、N塾のこと
中堅どころの受験のこと
特に、メンタルについて、経験から
お伝えしておこうと思います。
⑴中学受験は、問題が特殊なので
コツがいる
⑵メンタルが幼いので、中だるみしたり、
小休止したりする
⑶自立学習はまだ無理
⑷体を作っている時期である
⑸10歳過ぎて、思春期なので
自我の確立、自立のため
接し方を変える必要がある
こんな特徴があります。
どうして塾がいいの?
私が知る限り、横浜にお住いの
Nさん一家以外で、塾に通わず、中学受験を
成功させた方を知りません。
通信講座の案内などで、通信でも
大丈夫的なことが書いていありますが
個人の感想ですが、無理だと思います。
●ライバルが近くに感じられた方が
子供は燃えやすい。
●塾ならではの情報がある
●日課を組みやすい
というメリットがあるので
塾に通うことを個人的にはお勧めします。
そして、そして、親子で教えるのは
本当に、本当に、ピンポイントの
質問レベルにしておかないと
バトルになることは体験済み。
私自身、家庭教師歴あるのですが
それでも、自分の子供ととなると
全然ダメ。
イライラがすごい。
やっぱり、お金をもらっていると
お互いに礼節を持って接することが
できるけど
親子となると、節度ない・・・
おまけに、期待はある
だから、思い通りにならないと
イライラになってしまうのです。
親子となると、相手にわかるように
自分の気持ちを伝える丁寧さが
欠けてしまうのだと思います。
親子で険悪になるくらいなら
塾にお任せするのが賢明だと思います。
塾選び
エリート志向だった私は、私自身が
S塾の前身だったTAPという塾に
通っていたこともあり、塾といえば
S塾だろうと思っていました。
4年生の時、娘が3校の塾の
入塾テストを受けて、本人が
S塾を選びました。
理由は、一番難しかったから
ここなら難関校に受かりそう。
なかなかの分析です。
問題は、本人の性格と親のフォロー力
S塾は、トップ校対策の塾なので
勉強のスピードがハンパない。
成績によるクラス替えも頻回。
お姉ちゃんは、動物占いでいう
「コアラ」さん。
のんびり屋さんで、争い事が嫌いです。
なので、S塾の雰囲気に押されてしまい
ついていけない・・・でも
そんなこと言えない・・・という雰囲気でした。
そして、S塾はテキストではなくプリント授業
親のフォローがめちゃ大変でした。
今更、中学受験の特殊算なんて、とけやしないし
特殊過ぎて、無理ーーー
最初の頃は、一緒に勉強していましたが
私がギブアップでした。
ここでポイント。
子供の口から、やめたいって
なかなか言えないものです。
塾をやめていい、変えていいっていうことを
知らない可能性もあります。
そんな事を
言ってはいけないと、思っている可能性もあります。
その辺を察してあげないとなのです。
塾を変えるのは有り?
合っていないなぁと感じて
子供が辛そうなら転塾は有りです。
ただし、転塾は、リスクもあります。
やっている範囲がずれることもあるし
授業の進め方などになれるのも
新しい人間関係を作るのも
それなりに大変です。
その辺を考えると、5年生中に決断
しておいた方がいいと思います。
そして、大事なポイント。
●今までの塾での体験を失敗にしない
今までのことがダメだったんじゃない。
よく頑張ってきたよね、でも
もっと、あなたにあった方法で
また頑張ろうね!
というように、辞めた事を否定するのではなく
それはそれで必要だった、というように
伝える事。
決して、責めたり罰したりしないで。
●子供の心に「共感」
さらにさらに、大事な事。
新しい塾での生活が始まったら
「共感」
新しいやり方をマスターしようと
頑張っているね!
お友達の話が出てくるようになって
塾に馴染んできたのかなと思って
ママ、嬉しいよ。
というように、子供の大変さを
前向きに共感して伝えます。
成績に目がいく時期ですが、それでも
大事なのは「共感」
なぜなら、この「共感」が
その後の、子供の人生を大きく左右するからです。
あんまり勉強していない気がする
塾に通わせてみたものの、費用対効果は
全然・・・
あれ?成績って上がらないなぁ
おかしいなぁ。
毎日塾に行っているのに・・・
家で、全然、やらないなぁ
って、思いませんか?
あ、ごめんなさい。
ちゃんと、できるお子さんはこれ以上
読まなくていいです。
私は、中堅どころ私立、あるいは
都立の受験しかわからないので。
中堅どころを狙うということは
そもそも、偏差値が、そんなレベルなんです。
偏差値って、劇的に、上がっていきません。
もともとポテンシャルがあって、やり方が
分からなかっただけ、的なお子さんなら
劇的に上がる可能性はありますが
大方は、実力相応なのが偏差値で・・・
偏差値を超えて、ミラクルが起きるって
中学受験ではなかなかないことです。
ってことは、みんなが遊んでいる中
塾の予習復習を頑張れるような
タフな子供ではないということ。
いいなぁ、みんなは遊んで・・・って
考えている小学生ということ。
中堅どころを狙うレベルは
自立学習は、まだ無理です。
なので、細やかな指示や
スケジュール管理をしてくれる
手厚い塾がオススメです。
中学生になった我が子2人ですが
自立学習はなかなか・・・
すみません、レベルの低い話で。
でも、それが現実なので
そうわかった上で、対策した方がいいと思うのです。
ちなみに、タイトルで4、5年生と
したのは、6年生の今ぐらいになると
男子でも、やる気スイッチが入って
自発的に自習室に行ったり
行くだけでなく、質問するくらい
勉強してきたりします。
が、5年生くらいまでは
まぁ、ほぼほぼ、自立学習は・・・と
思って対策をした方がいいです。
自立学習って出来ないの?
うちの子供がレベルが低いだけなのかも
しれませんが
中間だ期末だからと言って
計画的に勉強なんて・・・・・です。
私がどうして、こんな恥を晒して
対策を!というのかというと
中学受験を支えるママの口癖が
「勉強しなさい!」だからです。
あのね、「勉強しなさい」ほど
無責任な発言はないんですよ。
自立学習ができないのですから
何を、いつ、どれくらい、やればいいのか
それを、共有し
その上で、これは終わった?
という声かけの方が、子供は
救われるからです。
勉強しないといけないことはわかっている
でも、何を、どうすれば、どれくらい
ここが、分からないまま
荒海に投げ出されてしまうので
学習に気持ちが向かないことになります。
集中しない理由の一つにも
それがあります。
小学生の集中力、中堅どころ狙うれべるの
集中力は、持って15分。
それくらいに考えて
15分で、なになに問題集のここから
ここまでを、ノートにやって、丸付けして
間違えた問題に印をつける。
これくらいの指示と、その確認が
必要です。
って、言うと、過保護だと言う意見を
受けるのですが、二人の子供を見ていて
それくらい、わかるでしょ!
って、丸投げする方が、酷だと思えるのです。
自転車なんて乗り方知っているでしょって
いきなり、自転車だけ渡される子供の気持ちです。
えーーーどうやって???って
いざ乗るとき、分からないことだらけ。
もちろん、そうした好奇心や内的動機から
向かうのが本来の学習です。
しかし、中学受験は、膨大な量を
たった2年や3年
それも、日中は学校生活をしながら
こなさないといけません。
つまり、効率よくこなせるか、の
勝負になり、だからこそ、塾のコツが
必要になるのです。
具体的なやり方を提示しながら
時々、内容に関心を示して
面白いねーーー月って
どうしてかけちゃうんだろうね?
みたいに少しバカを演じて
内的動機を刺激する。
それくらいで十分です。
反抗期なのか???
そして、忘れてならない中学受験を考える
4、5年生と言うのは、10歳を過ぎて
自立に向かう思春期です。
心と体が、大きく変わる時期です。
子供自身も、自分の心と体に
びっくりです。
わけもなくイライラするし
特に、今まで見たいな大人の
決めつけ発言
押し付け発言
これには断固反対!!
それなのに、「いい加減にしなさい!」
「勉強しなさい!」では、どうにもなりません。
子供の人生を歩むのは子供自身。
反抗や反動から、進むべき道を
自己決定するのではなく
本人がしたい!と言う気持ちから
受験をスタートさせていかないといけません。
なので、実は、何よりも大事なのは
目的
塾選び、学校選びも大事ですが
そもそも、どうして中学受験をしたいのか
なんのために、自分は中学受験するのか
この目的について、親子で
話し合っておくことが最重要になります。
この目的がモチベーションになるので
本人なりの意見が大事です。
たとえ、親から見て、そんなの甘い!とか
そんなの無理!とかと思ったとしても
本人のモチベーションの源。
本人がどうしたいかが第一
親は、それを応援するのみ。
子供の人生は子供が決める
お姉ちゃんは、4年生、5年生の頃
鳥の学者になりたがっていました。
でも、ぶっちゃけ、どうして受験するのか
と言うのを、
何を言っても正解だよ
と言う場を整えた上で話させるとなんと
すごいことを言い出します。
「お金持ちになりたい
お金を稼げる人になりたい。
そう考えると、そこそこの大学はいった
方がいいだろうと思った。
で、そこそこの大学に行くのに、高校からでも
大学からでも道はあるけど、
中学で入ってしまうのもいいだろう。
なぜなら、6年間、受験を考えないで
好きなことをする時間ができるから。
なので、自分は中学受験をするんだ!」
と言うことでした。
お金持ちになる
下品と思う方もいるかもしれません。
でも、私は、すごく素直で、彼女らしい考えだと
思いました。
大人が見て、見栄えのする動機である
必要なんてないでしょ?
人助けするために、医師になり・・・とか
はいはい、そうですかって感じで、
大人の目線を気にしていて、個人的には
なんだかなぁと思います。
実際、多くの中学生に、
「なりたい自分になる魔法の質問」を
してきて
彼らの多くが、「お金持ちになりたい」と
答えているのを見てきています。
子供にとって、お金があること
それを願うことは、ごくごく自然なことです。
自分が、過酷な受験を乗り越えるための
モチベーションです。
親がどう思うかなんて、問題じゃないですよね。
どうして受験したいのか
そこがぼやけていると、目的地がないまま
飛び立った飛行機のようになります。
ぜひ、
どんな答えもすべて正解
を前提に、
どうして受験したいの?
って聞いてみてください。
母子ともに良い機会
中学受験は誰もがすることではなく
かなり限られた人がします。
10歳から12歳と言う
とても不安定で大事な時期に
過酷な状況に身を置きます。
周囲は、親がさせたんだろうとか
教育ママで子供が可哀想とか
批判的な意見が多いかもしれません。
でも、外野はあなたの人生に
なんの助けにもならないので「無視」
中学受験を経験していない人には
わからない世界です。
●子供自身の「目的」を、親が応援する
●夢のためのスタートが早い
と言うアドバンテージがある
これは、なかなか貴重な経験です。
そして、親子、とっても向き合う
機会が増えるので、このタイミングを
良い機会と捉え
子供が自立しようとしているんだから
私たち大人は、頭ごなしに言うのは
やめよう
と、子供の自立、親からの卒業を
意識しだすタイミングに切り替えましょう。
●子供が受験勉強のこの期間
ものすごく反抗的と感じる時
一つには、子供自身の受験の「目的」が
あやふや、あるいは、親が共有していない
あるいは、親が賛同してくれていない
と言うのがあります。
もう一つに、子供が自立の時を迎えているのに
いつまでも、手出し・口出しが多く
上から目線なのが原因だったりします。
10歳を過ぎたら、指示・命令ではなく
提案・相談。
こうしたらどうかな?
こんなのはどう?
あなたはどう思う?
と言うように、子供の意見をきちんと
聞こうとすること。
反抗的な態度は、あなたがそうさせているのかも
と考えましょう。
乗り越えるこの過程は、親子の距離が縮む上
子供の夢を知ることができて
ともにワクワクして、意識の仕方によっては
中学受験は、なかなかいいものですよ。
私は、二人を中学受験させて
お金をすごく使って、え?この結果
と、落ち込んだこともあったけど
1学期が終わろうとしている今
あぁやっぱり、受験は意味があったなぁと
思いました。
中学受験、そして、その時のママの
心の支えについて
お話会をしますよ。
夏期講習に行っている間に
どうですか?
ランチしましょう。
★中学受験ママのお茶会★
7月30日火曜日
10時30から12時
新宿のカフェ
1000円
お知らせ
6月18、25、7月2日(火)@新宿
夏休みのアドラー
7月27日(土曜日)
8月3日(土曜日)@町田
10:30〜14:30
★ELM講座のお客様の声はこちら
●アドラー心理学勇気づけ
ELMトレーナー養成講座
6月19、26日、7月3日(水)@町田
10時から13時
●ハワイのお土産付き読書会
詳細はこちら。
7月24日
●魔法の質問イラストカード
使い手養成講座
●魔法の質問イラストカードセッション
45分 3000円
リクエストください。
スカイプでもお受けしています。
6月15日(土)
11時から13時
費用2000円
新宿 猿カフェ
●魔法の質問キッズインストラクター
養成講座
5月14、21、28、6月4日(火曜日、全4回)
10時から14時
●アドラー式質問法で驚くほど人生が楽になり
自信が溢れ出す21日間のワーク
◎体験会:
4月24日@新宿
10時から12時
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◎本講座:
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