中学生に勉強はどうさせる?

4cce9635ca9ddb94e0da5968faee87c2_s

SNSって基本、良いことをあげて
いる人がほとんど。

良い学校に合格したとか
黙って見守っていたら、勉強したとか
子供に怒ったことないとか

本当か・・・・??って
いつも疑問。

はちゃめちゃな日々を過ごしながら
手探りで、等身大の土田ファミリーを
お伝えする中で、子育てのヒントを
見つけていただけたらと思い書きます。

中学生ならでは

アドラー心理学を6年以上伝えているし
学びも深めているけれど
同じように、子供は日々成長して
二人とも気がつくと思春期

10歳までの子育てと全然違う
かといって、猛烈な思春期を抜けた
高校生とも違う。

中学生って微妙な時期なんですよ。

高校生にもなると、大学進学とか
就職とか、自分なりの目標が見えてきて
そのために、自分でなんとかする!という
意識も出てきます。

高校生にもなると、中間・期末のテスト対策を
自分はどうすると良いのか、経験値ができています。

ところが、中学生は、経験を積んでいる段階です。

しかも、私の頃との大きな違いは
スマホ、SNSの存在

私の子供の頃は、リビングにあるテレビを
勉強しないと見れないとか、友達と
長電話したらお金がかかるからダメとか
そんなことで、親から制限を受けていました。

今、全く違うでしょう。

ネット環境があるので、インターネット回線を
利用した通話は無料ですから、ずっと通話しながら
お互いに何やらしているという不思議な光景を
我が家では目にします。

テレビなんて誰も我が家では見ませんが
それぞれ、端末を二つ持って
一つは動画、一つはネット検索や
チャットやゲームに使用しているという感じです。

そんな中、どうやって、子供に勉強させるのでしょう。

課題の分離なのか?

アドラー心理学では
勉強するかしないかは、子供の課題です。
子供の課題に親が立ち入るのはおかしいです!!
と教えます。

実践している方が、何にも言わないけど
勉強しているよーーー的な投稿されていて
ますます、そうなんだーーと思う

反面、そんなわけない!という気持ちが疼きます。

放置したら、お姉ちゃん、入学時から毎年
クラスの順位を下げ、今や、一番下のクラス。

ほぼ、勉強なんてしないし
宿題もやらないし。

理由は、やりたくないから。

さて、アドラー心理学では
こんな人を放置しろっていうのか?

アドラー心理学を使用して
うまく行っている方は

子供の決定に口を出さないけれど
関心は常に寄せていて
勉強に目がいったら、すかさず、子供の
何気ない良いところを、いっぱい伝える
「良い出し」をすかさず実践している方

と、思っています。

 

なので、うちのお姉ちゃんが勉強しないのは
私の「良い出し」不足も、一因でしょう。

勉強しない原因、もう一点

勉強しないのは、そもそも、勇気をくじかれた状態
と考えられると、三宅先生に言われて納得。

勉強内容自体がわからない

ペース配分がわからない

学習の仕方がわからない

などなど、つまづいていることがあると
「勉強しない」という形になって現れるということ。

 

それなのに、

「勉強していない」状態にイライラして

勉強したらなになにとかご褒美で釣ったり
脅したりしてもおかしいし

課題の分離だから見守らねばと、
ひたすらイライラしているのも
辛いですよね。

 

私が考えたこと

それは、

①勉強しない理由を考えて
伴走するのを提案する

②勉強しないことに目がいったら
その子の良い出しを考える

 

実は、この提案に至るには
ある失敗があり、それを踏まえてなんです。

どんな失敗だったのか。

子供に勉強させるために

お姉ちゃんが一度試験に落ちたけど
そのあと、勉強するからっていうので

あれこれ、ご褒美を前倒ししてしまったり
逆に、やらないと、あげないよって脅したり
してしまっていました。

勉強するって約束したのに、勉強する気配が
全く感じられず、生活態度がひどかったので
私は、イライラして怒ってばかりいました。

見かねた旦那さんが
再試験までの2週間、どう学習するのか
お姉ちゃんと計画をして
私には、23時まで、勉強に関して
文句は言わないようにと言い放ちました。

しかし、残念ながら
お姉ちゃん、形だけして
当初の配分の時間の10分の1くらい
やったポーズレベルでした。

しかも、止める親を振り切り
ともだちと出かけるために、早朝
家を出ようとして、旦那さんに見つかるという
大失態まで。

そして、迎えた再試験

見事にまた落ちました。
しかも、点数変わらず・・・・

ここから、分かること

計画代行での失敗

計画を立てただけでは、ダメなんです。

「目的」をしっかりと意識しないと
いけないんです。

そして、それがやりたいとか
やりたくないとかという議論にさせないこと。

大人でも子供でも、全部が全部
やりたいことだけで生きていけません。

やりたくないからやらない

そんな理屈は通らない

どうせ考えるのなら、やりたくないけど
なんとか終わらせるために、どんな工夫を
しようか、と視点を変えることでしょう。

勉強したくないから

では、すまないからね。
それは理由としてあかん!のです。

計画をしながら、何ため?

理解するため、合格するため
そこをしっかりと毎回確認するくらい
したほうがいいです。

お姉ちゃんは計画をこなせばいいと
しちゃったわけですから。

3ページ、ノートに解いてあることが
目的ではなく、3ページの範囲を
理解して、会得できていることが目的なのよ。

 

そもそも論

そもそ大学はどうとか、こんな勉強
将来使わないとか

そういう議論は子供大好きですが
そこはもうさらっと、こちらの見解をバシッと
伝えて、さらっと流す

大学がどうとか、こんなの使わないとか
大学に受かった人しか、言ったらダメなのです。

ダサすぎます。
負け犬の遠吠え、あるいは
妬みと思われます。

ですから、そもそも、勉強したくないから
目的は見つからないから・・・みたいに子供が
話を持って行ったら

すんごい先のことを今、わからなくてもいい。
でもね、その選択をしたいと思った時のために
今から準備しないと、選択できないんだよ。

と、伝えてあります。

この議論で、子供達の勉強したくない方向に
はぐらかされないようにしましょう。

私の提案とは

2回試験に落ちて
計画を一緒に立てるだけでは
ダメだとわかった私。

イライラするあまり、
良い出しを忘れがちなので
そこをきちんと頑張るぞ!!

そして、お姉ちゃんに、伴走したいと提案。

放置してもやらないけど
私と一緒に、勉強しない?と。

そしたら、快諾。びっくりーーー!!

嬉しいーーーー!!

自分ではだらだらと誘惑に負けてしまう。
だからと言って、試験に受かりたくない
訳ではない。

一人では難しいことも、誰かと
一緒ならやれることもある。

私はチビ助とは、毎日のように
一緒に1時間は勉強しています。

お姉ちゃんはいらないだろうと思っていたけど
やっぱりいるのです、私の伴走が。

お姉ちゃん1時間、チビ助1時間
私の時間は無くなるけれど、親として
嬉しい悲鳴です。

私が学んできたことが生かせるのですから。

課題の分離を厳しく考えすぎて
子供がもしかしたら困っているのかもしれないのに
見て見ぬ振り。。。なんてことにならないように。

例えば、頼まれもしないのに
子供の宿題を親がやってしまうとか
子供の忘れ物を届けるとか。

そういうことであって、それでも
徐々にとか、段階を経てとか
子供さんに合わせて考えていけばいいですよね。

ママと子供が楽しく生き生き暮らしていく
これが狙いなので、喧嘩の種になる
「余計なお節介」を控えましょう。

と、考えてみてください。

お姉ちゃんやチビすけの場合
私が英語が得意なので、英語に関しては
伴走しますが、

お母さんが教えることだけが伴走ではないと
思います。

ご家庭に合わせて、できることを
探してみてください。

勉強しなさい

って怒っているなら、どこか
つまづいてないかな。

いざ塾に通わせたけど、理解できているかな?

などなど、子供が学習の中身、仕方などで
困っていないかは関心を寄せて
できることがないか、一緒に考えよう!の
提案をいつもできるといいですね!

お目こぼしもね!

お姉ちゃん、今日はバレンタインデーで
頭はそれどころじゃなくて
まだ帰宅しません。

お姉ちゃんは自由人

私がどんだけやきもきしても
御構い無しの人です。

そこは個性を理解して、あーー私とは
違うなぁ。。。最終的に、やると決めた時間に
頑張ってくれたらそれでいいや。。。と
前向きに諦める

違うんだもの
仕方ないでしょ。

だから、前向きに諦める

これで行きましょう!!

お目こぼし、まぁこれくらいは
いいかーーの気持ちを忘れずにね。

 

アドラー心理学
勇気づけ
ELM講座

2020年2月14、21、28日(金)
10時から13時@新宿

2020年3月5、12、19日(木)
10時から13時@新宿

講座の詳細はこちら。

お申し込み、ご相談はこちらへ。

子供のやる気を引き出す魔法の質問

楽しくて、あっという間の2時間
すぐに使える、楽しい質問が
いっぱい出てきますよーー

2020年 1月17日
10時から12時 町田中央公民館
詳細はこちら。

魔法の質問イラストカード

2020年2月7日(金)@新宿
2020年2月20(木)@新宿

講座の詳細はこちら。

講座のお申し込みはこちら