進級、入学で子供に過度に期待しないほうがいいわけ

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新学年、進級、入学

何とも華やかで、心おどる4月

お子様の成長を嬉しく思うことでしょう。

・・・・が、子供はそんなに
劇的に、変わっていないはず。

過剰な期待

4月になったら、忘れ物しない
4月になったら、時間割が自分でできる
4月になったら・・・・

・・・・無理だと思いません?

つい2週間前までできていなかった事が
進級したら出来る様になんて
なるわけないよね?

なのに、私たち、ちょっと
期待しすぎてしまう。

子供への、夢を持つことは
いいことです
親として、夢や願望はないと
子育てなんてやってられませんから。

そういう、夢ではなくて
日常の細々とした、「期待」

これって、誰のため?
誰のもの?

宿題を忘れない
忘れ物しない

これって、ママの願望、期待

子供だってそんなことは
わかっているけど、子供の
ペースで、日々、葛藤しているのです。

ママのスピードじゃないだけ。
ママの思う、反応速度じゃないだけ

効果はすぐには出ません

学年が上がったら急に出来るわけではなく
「効果的な質問」や
「アドラー心理学勇気づけ」で
これをしたら、出来る様になる
というものではありません。

また、翌日には、あれ?また
できてない?と思える
がっかりする場面に出くわします。

そんなものです。

何度言っても、できない!!!

そう思うのは、
期待しすぎていて
急激な成長を期待しているから。

それは、ママの望むスピードなだけ
子供の自然な発達じゃないよ。

子供は、同じ失敗をしている様で
少しづつ成長して変化しています。

そして、同じ様な失敗を何ども
何ども繰り返しながら、螺旋階段を
上がる様に、成長していくのです。

質問したら、それでいい
勇気づけたらそれでいい

と、放置するのではなく
心も、目も、しっかり伴走

期待よりすべきこと

口頭指示するのではなく
観察すること

そして、1ミリの成長を
見逃さないで、言葉にすること

 

コロナ対策で旦那さんが家にいるので
ちょいちょいパパの子供へのダメ出しの
頻度が上がる感じ。

普段は接点があまりないから、もめることも
少ないんだけど、奈美枝と子供だけの
子育てワールドから、突然、旦那さんの
平日子育て参入。

すると、今までがどうだったのか
そこが抜けていて、「今」を見ちゃう
旦那さんからすると、チビ助はあれこれ
至らないと映ってしまようで

お前は本当にダメだな

とか

お前は何にもできないな

とか、割とひどい・・・・

さぁそんな時は、ママの力で
フォーカスチェンジです。

パパは子供を悪く言いたくて
暴言を吐いているのではなく
きちんとできるようになって欲しいと言う
期待から、ついつい発言しているんだ

と言うパパの暴言のポジティブな側面を
意識して

さらに、「やらない」んではなくて
やり方を知らなかっただけ、と言う
別の視点をパパにプレゼントすると言う
役目を意識して

「そんなことないんだよ。
チビすけはチビ助で、いつも
一生懸命、今週はどの水槽を
掃除しようかと考えて、自分一人で
いつも頑張って掃除しているんだよ」

「掃除だって、だいぶ上手くなってきて
慣れてきたよね。ただ
この泥の水槽の扱い方を知らなかっただけ
教えてくれたら、次からやれるものね?」

と言うように、ママのフォローを。

まとめ

ついつい、「今」だけを見て
完成度を大人の尺度で見て
ダメ出ししがちですが

フォーカスチェンジ

ダメな子なのではなくて
やり方を知らないだけ

そして、期待からダメ出しするより
期待があっても、小さな成長を
見逃さない目線を持ちましょう。

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