お姉ちゃんファンの皆様
お待たせしました。
お姉ちゃん12歳、相変わらず
いろいろやらかしているので
楽しくご報告します。
子供がダラダラしていて困る場合
お子さんの年齢に限らず、お子さんがだらだらしていると
イライラしているママが多いと思います。
連休明けならまだ、疲れかな?と思いやれても
普段、日常的に、子供たちはだらだらしているように
ママには見えます。
じゃあ、奈美枝さんとお姉ちゃんはどうしたのか?
ギャンギャン言って聞くような子供じゃありません。
パパはスケジュール管理について、何度も
講釈をたれ、チャートをつけさせたり
計画表を作らせたりしていました。
で、どうなるか。
まぁ3日もすれば、そんなもの、簡単に破られ
ズレズレのスケジュールになります。
パパは激怒しますけど、土台、無理だと
私は見ていました。
大人の世界ではPDCAサイクルができますが
子供は、時間割引、というバイアスが強く働きます。
PDCAサイクルとは
Plan(計画)→ Do(実行)→
Check(評価)→ Act(改善)の 4段階で
効率よくスケジュールをこなして
成果を上げていくというもの。
時間割引とは、経済用語で
あと1ヶ月我慢すればより多く
お小遣いがもらえるとわかっていても、
今もらえる100円に飛びついてしまう。
子供には、こうした、時間割引が強く
働きます。
つまり、ダラダラしているのは
うちの子がダメなんではなくて
子供の習性として、
目先の誘惑には弱い、ただそれだけなのです。
なぜにダラダラするのか?
だって、疲れているんだもん。
仕方ないです。
私たちは、帰宅してきてからの姿しか
見ていないので、あーーーまた怠けてるって
思うけど、その何倍も、学校で
頑張ってきているんです。
Q:いつ、緩んだらいいんですか?
私が、合格への秘訣をひとつ聞かれたら
塾に勉強はまかせて、家は
リラックスできる場にすること、これだと
思うくらい、家ではダラダラしていてOKだと
思っています。
家にも先生がいたら、疲れちゃう。
ママはママでいてほしいよね。
宿題やらないんです。
ではどうすればいいの?
宿題をやらないから困るという相談も
よくうけます。
そもそも、宿題って誰が決めたんでしたか?
先生ですよね。
本当の学びというのは、自分が主体的に学び、
それでも足りないことを帰宅してからやる
というスタイルが一番望ましい。
モンテッソーリはそういう理由で
宿題がありません。
自分で決めるので。
ところが、日本の教育のほとんどが
先生が決めた宿題をやらないと
いけないとなっている。
そりゃ、面白くないことが
沢山だと思いませんか?
宿題は全部やらないといけないの嘘。
宿題を決めたのも先生なら
宿題をどうやるかも
大人が決めているような・・・・
学びを定着させることが目的なら
2回書いてもいいわけです。
なのに、10回書くことがマスト・・・
10回も書いていたらそりゃ
嫌になるでしょう。
だれが決めたの?全部やらないといけないって。
また、大人ですよね。
宿題をやりたくないのは
宿題の内容もやり方も、大人が決めているから
主体的ではないという事情があるということ
子供達の目線に合わせて
その不条理に共感してあげる姿勢が
まずはとっても大事です。
時間管理ができないのはダメなのか?
ダラダラしている
宿題をやらない
これらの問題は、「時間管理」の
問題だったりします。
【時間管理への2段階】
①言われたことをやらなきゃいけないって思える
②思ってて、やれる
実は、時間管理はとてもハードルの高いことで
それを要求しているのです。
私は、お姉ちゃんから、教わりました。
そもそも、彼女は、言われたことを
やらなきゃいけないと、すんなり受け入れはしないと。
右から来たものを左に受け流す
そんなことは出来ない。
やるべきかいなか
自分でも判断したい
びっくりなくらい、大人とは価値観が違う
私とも違うというエピソードがあります。
入学式も終わり、
いよいよ新しい進学先の初めての保護者会。
私はドキドキ・ワクワクして
PTAも立候補するくらい、ノリノリで出席。
しかし、教室に移動した時、衝撃的な
ものが目に入りました。
初めての保護者会のクラスの壁に
提出物未提出の人の名前が張り出されている。
しかも、その中に、お姉ちゃん3回登場し
さらに、初日から未提出に
黄色反転で強調されてるし!!!
ひーーーーーー
クラスの保護者の方、どの人が
土田さん?って思っているわ~
ひーーーーー
でも、おねえちゃんっては
ガラス越しにのぞいて目があうと、
「テヘペロ」
なんという!!
パパはめちゃ怒っているけど
私は、これも、親子でも考えは違うことを
どこまで、受け入れるのか試しているんだなぁと
思いました。
お姉ちゃんは、とーーーーってもマイペース
イライラするかもしれないけど、自分の世界を
大事にしているし、自分のペースをよくわかっている
お姉ちゃんの進学先は春休みに膨大な宿題があり
それも、入学式には終えることができていません。
しかし、提出日には間に合わせた。
学校が始まっても、待った無しの宿題の多さ。
お姉ちゃんは、自分の中で
宿題はすべてやらなくてもいい
そう考えたわけです。
重要度の高いものから、時間を割いた
結果、初日から未提出になる日記が
発生しました。
パパは激怒するけど、これをギャグって
思えたらいいのに。
保護者が来るのわかってて貼っているんです。
とても重い問題なら張り紙なんてしません。
呼び出されています。
私は、「これで、歴史に残る有名人になったね!」と
笑い飛ばす。
ギャンギャンいったところで、
本人が、どう考えるか、
そこには影響を与えることはできない。
当人が、心動くほど
感じないと、行動は変わりません。
GWもお姉ちゃん曰く
「ちっともゴールデンじゃない量の宿題」が
出されていました。
そして、月曜日。間に合っていない・・・
宿題おわらないまま登校。
でも、帰宅すると、今日、宿題がでていた
教科の授業なくてセーフ!!
結局、火曜日の朝、学校でやって
間に合わせるという、見事な帳尻合わせ。
あはははは。
いいじゃん。お姉ちゃんらしくて。
だらだらしてるように見えるけど
本人が、いろいろ考えているし
失敗した経験の中でしか
成長することはできないんです。
帰宅後遊んでて、宿題やりはじめるのが
遅くなるから寝るのが遅くなる
自然な結末として、朝がとても辛い
別に、お仕置きしなくても、嫌味を言わなくても
わかっていますよ。
スケジュールは、親が親の思考で計画したら
実行されることなんてないです。
子供が、それを作る必要を感じて
試行錯誤は本人がしないと無理です。
おねえちゃんに学びました。
●すぐに完璧を求めない
少しずつ、ちいさな失敗を
重ねながら、学習して会得していけばいいのだ。
●同じところを見てますか?
子供の目線ではどうなのかに
どこまで関心をもてるのか。
まだまだ子供をコントロールしたい
気持ちがあるのでは?と問いかける。
どうでしたか?
宿題はやるべきだーーーというのは大人の考え。
子供の気持ちの折り合いのつけ方を
共感的に関わりながらすすめる。
時間管理はさらにハードルが高く
長いスパンで、経験的に学んでいく。
親は、大きな流れで、魚の目として
そして、俯瞰する鳥の目として
そして、子供の関心に興味を持つ、虫の目として
関わりたいものですね!
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