子供同士の喧嘩で親が介入しないほうがいい理由

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子供同士が喧嘩して
まぁ、負けた時が多いと思いますが
不満をぶちまけますよね。

あいつにぶたれた!
あいつに、ゲーム壊された
あいつに、カード隠された!

時には、その腹いせに
自分の子も報復行動に出て
手が出た
泣き喚いた
・・・なんてことが起きて
お母さんに連絡が入って発覚

なんてこともあります。

我が家もたくさん経験してきました。
固定電話が鳴るたび、ドキッと
しています。

さて、こんな時
親はどうしたらいいでしょうか?

間違った対応

喧嘩になったと聞いて
冷静に、原因を分析して

ゲームが悪い
友達が悪い

ということに行き着く。

そもそも、ゲームなんてするから
喧嘩するんだ

そんな友達、付き合わなければ
喧嘩にならない

ふむふむ。
なんとなく、理解できます。

さて、これを聞いて
当の子供は、どんな気持ちでしょうか。

僕を守ってくれている!とは
思えず、逆に、罰を与えられたような
感覚ではないでしょうか。

ゲームしたいのに
友達とは遊びたいのに
なんで?なんで?って。

トラブルが起きた時、原因を考えるのは
確かに、解釈するのには都合がいいのですが
問題の解決には、実は遠いのです。

ゲームをなくすなんて対応
子供が歓迎するわけがないから
そんな親や大人に信頼しなくなります。

原因を取り去ろうとしてくれているけど
子供は、信頼をしなくなり
相談するのをためらうように
なってしまうのです。

考え方はアドラー

さて、ではどうすると
いいのでしょうか?

私はアドラー心理学勇気づけで
この問題に取り組んで4年です。

原因を取り去るより
効果的だったことをお伝えします。

それは、「目的」を考える。です。

喧嘩になった原因ではなく目的を
考えるのです。

ゲーム機を壊した友達は
あなたのお子さんと同じくらい
ゲームが好きなはずです。

同じくらいゲームが大事だから
それを壊せば、きっと
悔しがる。それも考えれば
わかること。

つまり、壊すのは、悪いことと
知りつつ、そこまでして
成し遂げたい思いがある。

君と遊びたいよ
君と仲良くできたら嬉しいよ

そんな目的があるのです。

目的はあるのに、それを
成し遂げるために、ベストな
手段を選べなかった。

そういうことなのです。

ベターな対応

子供は悔しくて、興奮して
言いたい放題、暴れ放題かもしれません。

そんな時は、反応に反応しない

落ち着いたら、話を聞くよ

怒らなくても、伝えられるよ

こういう言葉を繰り返し
低く控えめな声で繰り返し
クールダウンを目指します。

時には、場所を変えたり
時間をもっと置いたり。

落ち着いて、「目的」を
思い出せるように母子ともに
クールダウン。

そこから、まずは
ひたすら、子供の気持ちに
共感します。

そうか、悔しいよね

ムカつくよね

という、共感を徹底的にします。

実は、子供が求めているのは
ゲーム禁止や友達禁止という
対策ではなくて、

気持ちを受け止めてくれること

子供たちは、全身で
親の愛情を求めてきているのです。

対策よりも、共感

ジャッジしない

共感しながら、落ち着いたら
フォーカスチェンジをします。

どうしても、視点が
自分が被害者という方向に
なり、親も、うちの子が
被害者という視点になり
本質を見失います。

あの子は良くないから
付き合わないほうがいいよね

もうあのことはゲームするの
やめたら?

という、めちゃ親主観の
アドバイスをしがちです。

ところが、子供は、子供の世界で
様々に揉まれながら
親が知らない、大人が知らない
日々の人間関係で、色々
考えています。

それを、氷山の一角で判断して
あれこれ言うのは、
余計なお世話というもの。

ジャッジされた側になってみて
子供の喧嘩の果てに
土田さんちは、終わっているから
付き合わないほうがいいって
判断されてたら・・・・

悔しいでしょ。
自分の目で確かめてよ!
って、思うでしょ?

子供の世界のことに
むやみに、大人がジャッジしない

視点を変える

ジャッジをはさまず、共感して
それを、伝える方法を
子供に教えていきます。

被害者という視点から
元々の「目的」に視点を
移すのです。

私だったら・・・・

「そもそも、この喧嘩
なんために、なったんだっけ?

一緒に遊びたいんだよね。
君も、友達も、
遊びたいんだよね。

だったら、まず、
気持ちを伝えようよ。
そして、考えよう。

ママだったら、どういうか
知りたい?

ゲーム機壊されて
めちゃムカついたよ。まじ
怒っているんだよ。

本当は、みんなでゲームしたい
お前も、ゲームしたいんだろ。

だったらさ、壊さないでほしい。
壊さないでも、困っていること
教えてくれればいいじゃん。

みんなでゲームやるルールを
考えようよ!

こんな風に、提案してみれば?」

・・・と、視点を変えた
目的を意識して、目的にフィットする
手段を、みんなで考える
こんなアイデアを提案していますよ。

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この方法で、今まで、数々の
子供同士のトラブルを
解決してきました。

放課後デイサービスでも毎日
子供同士て、ゲームを巡って喧嘩します。
でも、子供同士で、回避する方法を
考え出していきます。

だって、ゲームしたいから。

こんなルールを
子供達で作って対策していますよ。

あの子は悪いこ
ゲームは禁止

という原因追求で安直な対策を
出すのではなく
気持ちと目的に沿った行動を
共に考える

そんな勇気づけのお付き合い
したいですよね。

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