大学行くの、行かないの問題
思春期真っ只中の高校生のお姉ちゃん
6月に帰国してきて、
大学受験に向かうかと思いきや
帰国して半年ですが、これがどうして
なかなか進みません
そんな中、興味深い事を言われました。
まぁ、簡単にいうと大学行くの行かないの問題です。
ぶっちゃけ発言
大学行かなきゃいけない
大学行きたい
この間には深い溝があるんだと。
と、お姉ちゃん。
それ聞いて、ちょいとカチンときちゃった
大人気ない私は
「大学に行けと強制は出来ないけど
なんか、残念に思う 」って言ったら
「それって十分、強制だ」と言われた
ま、なるほどな
でもさ、そうも言いたくもなるとは
思わないかい？
無理して行っていただかなくて 全然良いけれど
大学進学してる両親がいて
経済的にも学力的にも
大学進学ができる環境にあって
強制されるなら行かない ってのは、
そりゃ 残念だと思ってしまうわよ。
でしょーーー？
想像してみて
では、想像してみて
本人の気持ちはどんなものか。
目線を合わせて 限りなく彼女に合わせて想像してみると、、、
周囲の期待が痛い 嬉しいけど、痛い
一般入試で合格できる 学力ないから 焦る
でも、AOって言われても、 これ！って言う
さしてやりたい事 やってみたい事 ないんだよなぁ、、、
大学以外なら やりたい事はたーーくさんある
大好きで夢中なこと いっぱいある
大学生活という 未知なことに対して
行きたい！って そんな気持ち、なれん。
という感じなのかなぁ・・・・・・
たぶんすごく素朴な疑問
たぶん、本当に、本当に
素直で、素朴な疑問なんだと思う。
素直だなぁ
私の頃は、都内の私立の女子校にいた私は
100％大学に進学するレールの上にいて
なんの疑問もなく、大学には行くものだと
思っていました。
でもって、特に、何がやりたいとか
そんなことより、どこなら合格できるかで
選んでいて、例えば、青学は文学部と法学部
慶應に至っては、文学部と法学部と
総合政策と環境情報の４つも受験したほど。
何を学ぶかは入学してから知った感じでした・・・
だから、お姉ちゃんが苦悶している姿に
ヤキモキもするけれど、同時に
とっても素直で真面目だなぁと思うのです。
要領よく、レールに乗っかるのを
選ばずに、自分が情熱を注げるものを
探そうとする姿勢
これは、本当に見習わなければなぁ・・・・
親としてのアドバイスは
学校も行くものだと思っていたし
大学も行くものだと思っていた私
うちの子供２人に育てられて、
多様な生き方があると、教えられてきました。
兄弟で性格も違えば、「学習」スタイルも
異なりました。
それぞれに、私にメッセージを発しながら
あるがままをみて！！と育てられてきたように
思います。
何かを言っても、思春期ですから
「押しつけ」と受け取られ、返り血を浴びることに
なりかねないので、言葉を選びながら
でも、私ならどうする、、、、を伝えました。
アドバイスは２つ
１つ目
傲慢さを捨てて 謙虚になること
自分の置かれた環境など に感謝すること 。
親のことがいやでもいいし、反発してもいい 。
でも、感謝だけは しっかりしとくことが
その後の自分の人生を 豊かにしてくれる。
傲慢な人に人は集まらないよ。
２つ目
自信がなくて進めない
面白く無さそうだから進めない
人生、そんな場面は いくらでもあるよね。
どんな仕事でも、どんな学校でも
きっと、不安があるでしょう。
足がすくんだり やりたくないなぁって 思う時もあるでしょう。
困難に感じる選択の場面
それは チャンスなんだよ！！！
自分を成長させるチャンス。
嫌だ嫌だって 思うよりも
どうやったら楽しく出来るかな？って 考えてみる
自信がないけど 一歩踏み出すことで
次が生まれる
明日が生まれる
どんな人にも最初の一歩は あったわけだからね。
この２つだけ。
あーーポジティブなんだね。とお姉ちゃん。
ええそうよ。謙虚なポジティブ
目指してますし、実践してるつもり。
大学行く行かない問題
答えはきっと心の中にもうあるね！！
どんな道を選んでも、きっと幸せになれると
信じているよ。
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土田 奈美枝