子供の発達段階で10歳が大きな節目
10歳までは、ママのお手伝いがかなり
必要ですが、10歳も過ぎると、一人でほぼ
できるようになります。
すると心理面でも大きく成長して
変わってきます。
つまり、10歳以下の反抗期は、10歳以上とは
また少し異なるものなのです。
10歳以下の子供の反抗期を今日は
考えていきましょう。
反抗するのはなぜ?
あーーめんどくさい、なんなの!
ってスムーズにいかない日々にイライラしますよね。
10歳までの子供の反抗ってなぜでしょう?
その目的は?
ママの関心が欲しいから。
ママに見ていて欲しい
理解して欲しいと切望しています。
でも、ママとしては、これはこうやってやる
これはこう言うもの、と言うセオリーがあります。
そのセオリーに照らして、脱線していることや
どうでいいと感じること、要領が悪いと感じることは
イライラの対象となり
「反抗している」と映るのです。
つまり・・・・
子供の目的は、ママを困らせるためじゃないんです!
そこが一番大事。
なんでこのタイミング??
なんでそれ!
嫌がらせか???
ってイライラしちゃうけど、子供達は
ママを困らせたくて反抗しているのではく
ママ見てーーー
ママ聞いてーー
って思うっているだけなんです。
なので、いらっときたら、深呼吸。
私を困らせたくてしているわけじゃないんだな
と、つぶやきましょう。
宇宙人ですから
とはいえ、ママのセオリーに照らすと
子供たちの言動は、どれもトンチンカン
そうなんですよ、まるで宇宙人
なので、ついつい思います。
無理です!あんな言動に
「そうだよね」なんて思えません!!って。
そう思うのはね、ちょっと誤解しているから。
子供が求めているのは、同情ではないんです。
自分たちの言動、思考を「理解」してくれることを
求めているのです。
共感はするけど、同情しなくてもいい。
わかりますか、違い。
相手が感じていることを理解することをしても
同じように感じなくてもいいということ。
ばっかじゃないの!って思うことでも
7歳の子供だったとしたら、、、、、、
確かに興味惹かれるよね。。。。。
と、理解できる。
そう言うことです。
ママが、ママの立場で、同じ気持ちになれなくても
いいんです。ママが子供の立場で、子供の気持ちを
想像して、なるほど、理解できるわね
そう、思えることが必要ということです。
反抗するきっかけは?
反抗するのは、
関心を寄せてもらえていないから
共感してもらえないから、でしたね。
そのきっかけになるのは
普段からの親子の関係で、上下関係が
強いと起こりやすいです。
普段から、共感的に関わることで
上下ではなく、信頼関係が築けますが
そうなっていないので
俺のことわかってくれないな、と感じると
反抗する!となります。
ですから、普段から、上下関係を避けましょう。
上下関係のわかりやすい形は
指示、命令
だめ
こうしなさい
これが子供の反感を買い
反抗のきっかけになります。
指示、命令を避けて、共感的に
関わっていきましょう。
指示、命令を避けるってどうやって?
指示命令は、子供を信頼していないので
子供に任せたら心配、と思っているから。
これもできない
ここを伝えておかないと、大変なことになる
と、先回りしたい気持ちが
指示命令になっていきます。
なので、やり方がわかっていないな
と感じるのなら、先にお手本を示してみる。
初めてのことは、一度経験させてみる
など、「知らないだけ」とこちらがわも
覚悟して、見守るくらいの姿勢が必要です。
最初からうまくできないし
言われて問題を回避するより、失敗した方が
学べることも多いでしょう。
命令も、ママのスケジュールの都合で
子供が動いているわけではありません。
子供自身にもご都合がありますから
子供の意見を聞く姿勢が必要です。
これしたほうがいいと思うけど
いつがいいと思う?
など、命令するより、提案する形です。
そして、指示命令をさせながら、子供と
「相談」することが日々、とても大事。
反抗するのは、コミュニケーション不足から。
お互いの思いを話しながら
相談していきましょう。
宇宙人ですから、びっくりポンなことを
しますけど、笑い飛ばせるユーモア感覚で
接してあげて。
まとめ
10歳までの反抗は目的がある
ママを困らせたいのではなく
自分の考えを知って欲しいから。
共感的に関わる
指示命令を減らして、提案、相談の
関係にしていく
やってみましょう!!
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