勉強しないんですけど、どうしたらいいですか?

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子供の学習を応援するって
どんな風にしていますか?

今日は「子供のやる気を引き出す
魔法の質問」でした。

その中で、子供の学習をどう応援するのか
そんなことが話題になったので書きます。

子供は子供なりに

「いつやるの?」

「まだやらないの?」

「これ終わった?」

こんな風に、質問の形をしているけど
ほぼほぼ、親の、「これくらいやってほしい!!」
というコントロールの
隠れたリクエストしちゃったりしますよね?

親は、経験から、そして俯瞰できるので

親は全体像を見て、今、これくらいやらないと
間に合わないだの計画を勝手に進めます。

そう、勝手に。

子供には子供の考えがあるのです。
やっていないように見えても。

親は、子供に頼まれてもいないのに
勝手に計画しています。

でも、子供も子供なりに計画があるものです。

今日は、ゲームはこのステージまでいきたいな
明日はあいつとサッカーするんだ

ところが、お母さんはいつも、勉強のことを
考えていて、まるで何も毎日予定がないみたいに
考えている。

そんでもって、勉強の方が偉いみたいに
なんでやらないんだって怒っている

そんな風に感じています。

ママが今日はクリーニング屋さんに行こうって
計画していたのに、旦那さんに
「お前、まだクリーニング屋に行ってないのか?」って
言われたら、カチーーーんと来ますよね?

子供だって、同じです。

まずは、子供の計画を聴きましょう。

そして、親の価値観で優先順位を決めないで
ください。

遊びも勉強も、どちらが大事かは子供が
決めることです。

なかなかやらない・・・・

あとでーーー

わかってるーーーー

そんな風に、乗り気じゃないように感じると
イライラしますよね?

でも、ガミガミ言ったところで
結果はあまり変わらないのではないでしょうか?

乗り気が感じられない
そんな時は、下記の問題が隠れています。

見るべきポイントは

●どこかにつまづきはないか?

●学習内容に難しさを感じている

●機嫌が迫っていて無理と感じる

●全体量がわかっていなくて漠然としている。

●今日、何をすべきかがわかっていない。

これらを、子供と会話しながら
確認していきましょう。

「明日、遊ぶんだったら、今日は
これ、やっておいたほうがいいと思うけどどう?」

「これを一人で勉強するとして、難しいとか
無理とかって思う部分はある?」

「お手伝いが必要?それとも何か問題集とか
参考書とかが必要?」

「では、今日は、明日に備えて、これとこれを
やるとして、残り2時間だけど、大丈夫?」

「2時間じゃ二つは無理だーーー」

「まぁ、そうだよね。

時間内で進めるところまで進める?
それとも、時間で終わりそうな別のものにする?」

というように、まだまだ計画性が未熟な子供に
少し支援というお手伝いを入れて、
あくまでも話し合いながら、本人が決める方向で
進めるのがポイントです。

そして、ここが大事なのですが
親が思う理想的な
計画通りには子供はいかないものだということを
受け止めましょう。

小さくていい
一歩を踏み出すこと

一歩踏み出して、成功体験を積むこと

これが非常に重要なので
全部をこなせた、計画通りに動いた
というのは、できなくていいのです。

お目こぼし

あーーー今日は寝ちゃってるよーー

そんな日もあるでしょう。
起こしたところで、あんまり進まないでしょう。

もうそんな日は、お目こぼし。

今日はたっぷり寝て、また明日頑張ればいい。

気持ち的には、昨日寝ていた分、今日は2倍
頑張ってほしいけど、量が2倍になったと
なったら、どうですか?

無理ーーーって思って、またやるのが
億劫になりますよね?

今日は今日で、すぐに実現可能な量に設定して
スモールステップで成功体験をすることが大事です。

お姉ちゃんみたいに、ダイエットは明日から。
楽しいこと優先、そんなタイプの子供には
とにかく、取り掛かったことを勇気付け。

小さくていいので、一歩踏み出すこと。

全然やらない・・・・

お目こぼしばっかりで、毎日
全然やらないよーーー

という場合、お姉ちゃんの経験から言えるのは

●その範囲が難しい
●量が多いと諦めている

この二つのケースが多いです。

例えば、お姉ちゃん次に受ける英検は2級なので
2級の問題集をさせようとしていますが
全然やらない。

それは、英検なんてどーでもいいとか
勉強する気がないとかでもないの。

準2級に受かったのが奇跡みたいなものだと
本人が思っていて、この範囲もあやふやなのに
2級なんてできるわけがないと感じているから。

そこで、解決策は、レベルを下げる。

親的には、2級を次、受けるので、2級の学習
受かったら、その先、というように
トントン拍子を計画するものですが

無理ーーーって思って、何も進めないより
1つレベルを下げて、安心してできるようになって
それから挑戦しても、全然、結果として遅くないのです。

モンテッソーリ幼稚園の時に、この考え方を
散々チビ助で学びました。

うまくできないと、イライラして泣いちゃうチビ助。

先生は、そんな時、困難さのレベルを下げたお仕事を
提示していきます。

再び、やり方をしっているものに戻るけど
心ゆくまで繰り返せると、心に自信もついて
そして、体もレベルに達して、次の段階に進めるのです。

なので、学習も同じです。

難しいと何も手をつけないでいるより
自分のわかる!!っていう感覚を大事に
レベルを下げる

これが大事。

量が多いと諦めている

これも、欲張りな親の私の娘
お姉ちゃんに起こりがちなことです。

私は自分の高校3年生くらいの
めちゃ受験勉強していた時の絶好調の
成功体験しか思い出せません。

すると、今のグダグダしているお姉ちゃんの
勉強の質と量が物足りなくてたまらない。

でも、そう言って比較して嘆いているより
少しでいいから、始めた方がはるかにいいですよね?

どうせ、もっとやれ!って言っても
対してやらないんですから。

だから、彼女が達成できそうな量を
相談して決めること。

これが大事なんです。

私にとって、それが少ないと思っても
それは、日々の学習の中で、本人が自覚するべき
ことです。

本人が「あーー1回書いただけじゃテストで
落ちるーーー」、つて経験すれば
いずれ、何回か書こうとするでしょう。

私がするのは、水飲み場に連れてくることなので。

こんだけでいいよ、って少ない方が
彼女はやり始めやすいの。

少なくてもいい
いつか調子が乗ってきたら、やる日がくる。

そのためにも、何もやらない日を作らないくらいの
気持ちで、少しでいいからやる。

それを応援する。

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今日は、「子供のやる気を引き出す魔法のしつもん」

楽しかったーーーー。いっぱい笑って、汗だく。

みんな良いお母さんなんだよなぁ。

みなさんとっても素直で、失敗談も素直に
教えてくださって。

素直な方は成長するって言いますものね。

きっと、今日から、笑顔の多い
そして、会話の多いお母さんになるでしょう。

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いよいよ受験シーズンですね。

子供の力を信じて、私たちの見守るパワーを
信じて、祈ってまいりましょう!!

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