「勉強しなさい」より大事な姿勢

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「勉強しなさい」

これが、一番、効果がない上に
親子関係をギクシャクする

アドラー心理学を学ぶと、
「課題の分離」という言葉が
呪縛のように押し寄せてきます。

課題の分離とは、
その人が自分で克服しないと
いけない個人の課題に
別の人が土足で踏み込むような
ことは、御節介であり
トラブルのもと。という考え方。

しかし、この「課題の分離」を
勉強にあてはめると、ある
ジレンマに陥ります。

体操着を家に置いてきたら
困るのは、子供。
子供の課題。
だから、親は体操着を
届けない。

こういう、事柄では
「課題の分離」は想定しやすい。

でも、勉強では?

勉強と「課題の分離」

勉強するかしないかは
その子の課題だから
勉強を見守りたい。

見守りたいけど、ほっておいたら、
勉強しないし

という、ジレンマに陥ります。

宿題を忘れたら届けないという
レベルのことは
『課題の分離』で解決できますが
日々の学習となると
『課題の分離』では解決できない
親のジレンマがあるのです。

私の考えは?

軌道に乗るまでは、伴走しようよ

これが、私の考え方。

いきなり、自転車渡して、
自転車こぐのはあなたの課題。
どうぞってその場を離れますか?

乗れるまで、何度も練習に付き合いますよね?

勉強だって、やり方がわからないの

日々、新しい学びがあり、どんどん、増える。
一度で、勉強の仕方がわかることもない。

7歳は7歳の、勉強のやり方があり
わからないことがある。

13歳は13歳
みんなそれぞれに、わからないことがある。

軌道にのるまで、伴走しようよ。

 

罰でおどすのか?

私「もうーーーまた勉強もしないで動画!!
 勉強しなさいよ。」

娘「ママは勉強しなさいって言わない約束じゃないの?」

むかーーーーー悶々

だからと言って、このままでいいのか?
パパと年末に三人でした約束

期末で過半数に入らなければ、
学校辞める

お姉ちゃんがお金かける
価値がない!と思いたくなるような
「不適切」な行動をとったため
作られた約束。

確かに、アドラー心理学では
みんなが合意して作られた
結末は、教育的効果があると
「論理的結末」で学ぶとしています。

でもさ、

そんなにみんな適切な「論理的結末」を
提案できます?

私は無理。

罰の領域になってしまいがち。

それぐらい、危ういものなのに
アドラー心理学を学んだから
これは、「論理的結末」だから
正しいことだと、結末を
味あわせることは、いいの???

私が、もんもんとしているのは
このまま、お姉ちゃんに
何も言わないでいて

中途半端に、過半数ぎりぎりで
通過しても

過半数に達しなくて、学校を
やめるということになっても

どちらも、全く、本来の目的を
達成させていないからです。

お姉ちゃんが、主体的に
学び出すことが目的。

その目安が、過半数だった。

課題の分離だからと、放置し
論理的結末だと、結果を
受け止めさせる

これ、ちがうなぁと思うのです。

 

適切な論理的結末を提案できない
そもそも、課題の分離で
わける必要のない事柄である
この2点から、

罰になりがちな関わりを
勉強に関してはやめるべきかなと
思います。

 

アドラー心理学は、共同体感覚を
目指し、信頼と尊敬と共感を軸に
ともに協力しあうものです。

課題の分離の考え方は
おせっかいからのトラブルを
減らすための考え方であり

未熟な私のような親が、子供
人生を左右する決断を
するためのものではありません。

大事なことは、それくらい
子供のことを必死で考えていること
あなたの力になりたいのだということを
お互いに聴き合うこと。

どんなジャッジをしていくかじゃない。

子供たち、勉強をしないといけないこと
そんなこと、百百承知です。

どうやって、やったらいいのか
わからない。

中身も、やりかたも、わからない

自転車だけ渡すような、横暴なことを
するのではなく

子供と向き合って、その子は
どこが、わからないのか
まずは、そこを聴きましょう。

お姉ちゃんを例に、
たとえば、数学に関しては、
不等式の内容がわからないから
進まない・・・・

中身を把握することをまず協力する。

英語は、合格点とれるけど
どうやったら
点数が上がるのかがわからない。

なので、単語帳を渡す。

そして、これだけでは、また
やれないので、どんな
サポートが欲しいか聞く。

自分でできると答える時もある

それで、やってみて
自分では全然単語覚えれないことが
判明する。

そこで、さらに、どんな
サポートが必要か聞いて

予定表にページを書き込むことを提案する。

というように、具体的に

伴走してあげることが、
私は、必要だと思っています。

課題の分離だから、ノータッチと
できるのは、大学受験レベルでは
ないでしょうか?

ちびすけ11歳なら
やるべき問題集のリストを
日々、リストアップしておきます。

各教科、何からやるは
本人が決められます。

問題を解いて、どう感じたのかは、
本人に分析させる。

余裕、難しいなどなど・・・・

そして、どうしたらいい?と
次の目標を聞いて
次の単元に進んで、とか
もう一回やるとか、本人が考える

そして、本人が決めたからと
そこで、放置せず
ちびすけは、時間管理が
出来ないので、翌日の予定を見て
やるべき勉強のリストを
書き出す。

その繰りかえしをしています。

ここでポイントは
課題の分離と突き放すのが酷だからと
いって、ガミガミ、「勉強しろ」と
抽象的なことを言うのでもなく

これやれ、あれやれ
これもやらないと、と
口出しするのでもない。

バランスが肝心ということ。

子供が主体的に
自分で学ぶことが目的なので
子供が選択し、決断できるよう
こちらは、サポートするに
とどめるということです。

「課題の分離」
「論理的結末」

これは、とても私的には
難しいので、簡単に
ベストな提案をできない。

だからこそ、お互いに
どんな思いなのか、親子で
よく、聴き合うこと、
相談し合うこと。

これが大事だと思いますよ!!

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