なんでうちの子だけ
なんでうちの子だけ、こんなに
言うこと聞かないの?
NHK朝の連ドラ今朝のセリフ。
3人のママと1人の女性の4人で
子供服事業を立ち上げるお話。
3人の中の一人の息子くんが、
やんちゃだと保育園の入園を断られ、
仕事場につれてきては、いたずらに手を焼き。
その子のママは子育てに悩み
お仕事を休んでしまいます。
それを聞いた、年配の女中さんの
言葉がしみる・・・・
「手がかかる子供はいます。
どこにでも、います。
そんな子供には、何倍も
手をかけてあげればいいのです。
誰が親だとかでなくて
みんなで育てるんです。」
ママ。一人で抱えて、悩まないで
みんなで育てよう!
このメッセージを伝えたくて
ブログを書きます。
言うことを聞かない子供を
とりまく環境編
言うことを聞かない
これには、いくつかの解釈ができます。
その中で、私は、もしや発達障害
あるいはグレーゾーンかも?と
思えることがあります。
⑴かつての奈美枝編
PTA会長をしていた時、各学年の
話を聞くと、各教室に数名は、
発達障害のグレーゾーン診断は
受けていないが、困りごとがありそうな
子供がいたりします。
困りごとというのが、これまた千差万別。
立ち回る子
発語のない子
つきまとってくる子
色々。
そして、先生の対応の仕方も勉強された方
そうでない方などの差など、
安定した対応ではなかったりしていました。
それを見ている私。
私も、実は3年前まで、何も
知りませんでした。
学級崩壊や、クラスの揉め事を
引き起こしているのは
発達障害の子供らしい。
そんな情報から、超上から目線で
アドラー仲間の野口セツ子さんに
発達障害のレクチャーを受け始めたのでした。
超上から目線。かつ、他人事。
そんな状態の私でしたが、発達障害の知識が
入ると、あれ?自分の子供がそうかも?と
思うようになったのでした。
⑵ 現場編
クラスで立ち回る子供がいると
他の保護者がざわめき立ち、
「あの子、きっと愛情不足なんだわ。
愛情が足りないから、先生の注目を
うけたがっているんだわ」
そんな会話が伝播していく。。。。
これが、現場でした。
実際に、現場で起きている反応です。
でも、⑴も⑵も事実は違うかも。
発達障害ではなく、単に問題行動を
起こして、先生の注目を得ようと
している子供かもしれません。
仮に、そうだとしても、親の愛情と
相関関係にあるとは言えないはずです。
そして、もしも発達障害やグレーゾーン
だとしたら、間違いなく、親の
愛情の深さは関係ありません。
発達障害で知っておくべき
大事な知識
発達障害は、ママの育て方や愛情不足で
なる障害ではありません。
先天的な脳の障害と今は、言われています。
<知識>
発達障害の症状は、
先天的な脳機能障害が原因となって生じる。
その詳細なメカニズムや、なぜその
脳機能障害が引き起こされるのかは
はっきりとは解明されてはいません。
ママの育て方や、しつけのせい
愛情不足で起こるわけではありません。
ママのせいだと、今も苦しんでいる人
いるのかなぁ。
全然、ちがうんだけどなぁ。
ママが自分を責めることは、子供が
もっとも望んでいないことです。
ママが、子供のことで泣くのも
望んでいないことです。
責めたり、悲観しないで
前を見よう!
私が元気に活動できているわけ
障害というと悪い気がして、
ママの躾の問題みたいに
犯人探しがしたくなりますよね。
でも、私がチビ助のことをブログで
書けるのは、隠さないといけない
負い目に感じないといけないものだと
思っていないからです。
だれでも、人と違うことや、特徴がある
困りごとがいくつかあり
その困り具合が、平均より深い
そんなイメージだからです。
だれのせいか、に時間を使うより
どうしたら、どんな工夫をしたら
有意義な時間をすごせるのか。
こちらにシフトしたいんです。
発達障害かどうか、診断をうけるかどうか
これは、私の中ではそんなに
大事ではないんです。
私はいつでも、問題解決型思考
問題を掘り起こして、原因を追求する思考
ではないんです。
診断があるかないかより、個別に
その子は、何に困っているのか
どうすれば、困りごとが工夫で軽減されるのか
そこにしか興味がないんです。
大事なマインドは問題解決型思考ね!!
手がかかる
だから?
彼のために工夫しよう!とすることで
私は、積極的に子供を観察したり
関わりました。
質問の頻度もあがり、質問自体の
スキルもあがりました。
子供との心の距離、信頼は増すばかり。
◎ダメだし
◎自分のレールやものさし
◎指導
これらをNGにして、チビ助が描くゴールに
チビ助が挑み、チビ助が助けてくださいと
言ってきたら、初めてアイディアを提案する
気がつきました?
この工夫、このスキルって、
どんな子供にも、大事なスキルですよね?
そうなんです。
最初は、チビ助のため、特別感あるかも
しれませんが、彼のために工夫することは
みんなのためになることだったりするのです。
原因追及よりも、問題解決未来思考へ
面倒より工夫を楽しむことへ
うちの子だけ言うことを聞かない
のではなく、私たちが、子供の
見方が浅いのです。
子供が困っている
言うことを聞かないのは
子供に困りごとがあるから。
困りごとを工夫して、解消していく。
どうして、どうして、、と悩むより
どうやったら、困りごとを
減らせるかなぁと、工夫を楽しむのが
子育てのコツです。
今日は、千葉からお越しの方と
アドラー心理学勇気づけELM講座。
ご相談内容に合わせて、進める章を
1・2・3・10章で進めました。
きっと、良い出し視点で個人面談に
臨むことができると思います。
来週も楽しみです。
ご案内
【平日クラス】
12月7、14、21日(水)
10時から13時@新宿
【土曜日クラス】
1月14日、21日(土)
10時から16時@新宿
(平日より費用が別に2980円かかります)
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本講座 1月31日、2月7日、14日 火曜3回
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12月20日(火)11時から@町田
ずばり疑問を解決していきますよ!
町田のカフェお一人3000円
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1月19日 作成編
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いずれも10時から13時。
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ピギーさんの楽しい講座です。
お一人3000円/回