就学時健診が怖いお母さんへ

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発達障害かも・・・・

そう思っているママにとって、就学時健診は
ちょっとした恐怖です。

じっと並べるかなぁ?
大人しくお話聞けるかなぁ?
ちゃんと受け答えしてくれるかな?

そう、不安がいくつも去来します。

そんなママに、自分の体験から
お話します。

就学時健診と乳幼児健診

就学時健診に至るまで、診療を勧められて
いないということは、発達障害の中でも
グレーゾーンという可能性が高いです。

私は、発達障害の子どもを対象とした
放課後デイサービスのお手伝いをしていて
保護者の方と定期的に面談していました。

お母様達に、私とチビすけの
「発達障害かもストーリー」をお話ししても
反応が薄く、ふーーーん、という感じ。

なんでかな?と思って
考えてみれば、
放課後デイを利用される方の多くは
幼児期に発達障害と診断されています。

とっくに、「発達障害かも?」という悩み
苦しむ時期は過ぎ、クリアしているのです。
だから、私のストーリーは
へーーー、って感じだったんです。

つまり、就学時健診まで、引っかからないけど
お母さんは、なんとなく、気がついている
凸凹があり、そこを指摘されるのでは?と
不安なのが、就学時健診が不安なお母さんであり

幼児期に診断されるがっつり発達障害とは
異なるということ。

グレーゾーンならでは

グレーゾーンとは、知的な障害を伴うことが
少なく、一見、日常をこなせる感じで
埋もれがちなレベル感。

ここが曲者なのです。

「あーー先生の話、聞いてないわーー」って
思ったとしても、低学年の男子なんて
そんなものよね、というレベルで済むのか否か。

どうも、お友達と揉めちゃうなぁ
って思っても、子供は喧嘩しながら
成長するのよね、で済ませられるレベルか否か。

そういう、非常に、微妙・・・・
そんな状態です。

となると、どうすればいいのでしょうか。

私は、考え方として、
発達凸凹があったとして、どこを
支援したらいいのか、共有できた方が
この子供の個性が生かせるのかも?と
考えて、前向きに、検査を捉えられたら?と
思います。

そういう私は・・・・

もしや、もしや・・・と不安なら
検査受けたら?って、書いていますけど
私は、実に半年近く検査受けるまでに
葛藤していました。

チビ助はモンテッソーリ教育の幼稚園に
2歳から通っていて、その頃から、好きなことは
繰り返し、夢中になる子供でした。

ですから、地球の歴史、生命の歴史など
好きなことは、ものすごく詳しくて、大人
顔負けでした。

ところが、先生からは、夢見がちですね
と言われるような、スローに見えることが
いくつかあり、みんなのレベルに
到達していない分野もありました。

それが理由で、お姉ちゃんも通っている
モンテッソーリ教育の小学校の入試に
落ちてしまいます。

ところが、私
当時は、息子に問題があるとは思わず
学校を恨んだり、自分を責めたり・・・
どこかの私立に編入できないか
そんなことばっかり考えていました。

モンテッソーリ教育には、放課後
通うことで、チビすけの知的好奇心を
満たすことになり、落ち着きを取り戻しました。

ところが、小学2年生になると、担任が
産休に入ったりして、子供にとつてストレスの
かかる状況になり、喧嘩が増えました。

さらに、大きなきっかけは宿題。

1年生の頃よりぐっと増える漢字の量
それを繰り返し書かせる宿題に、何時間も
かかるので、毎日大変。
苦痛なことを、させるこっちも苦痛で。

おかしいなぁ、こんな宿題なんて
パパってできないかなぁ?

そう思い、薄々と、もしや、もしやと思い始め
ました。さらに、私立の編入のため
私とドリルをしようとタイマーなんて持ったら
もう大変。全然、覚えていない
同じ間違いを何度もする。
私のイライラはマックスになりました。

授業参観に行けば、ぐちゃぐちゃの
机やロッカー
汚い字の掲示物。

もしや、もしや・・・・・・・

私一人だったら、多分、もしやもしやで
そのままにしていたと思います。

私の努力で、もっと教育すれば
なんとかなると、やり込んでいたかもしれません。

どうしてか。

手帳が交付されるほど、がっつりな障害具合では
ないからです。

グレーゾーンは、そこまでがっつりじゃないから
自分の方から、積極的に自覚して
積極的に支援の方法を考えていかない限り

お母さんは、見たいものを見るので
子供が障害かもなんてことを、見ようとは
しないでしょう。

私の場合、たまたま
PTA会長時代、学級崩壊をしている
きっかけに発達障害のお子さんが
関係しているように見受けられて
専門家を地元にお呼びして、勉強会を
開いたのがきっかけでした。

人ごとの勉強会に繰り返し主催し
参加しているうちに、我が子が
当てはまることに気がついて。

そんな機会でもないと、なかなか
検査にたどり着かないのかも

覚悟に至るまでも大変

薄々、もしやと思っていたことが
どうやら発達障害に当てはまりそうだって
なった時からが、もう、苦悩の日々

当時の私にとって検査を受けるというのは
なんていうか、最後通告のような
そんな気がして。

私が検査して、障害ってなったら
どうするの?
お先真っ暗じゃないの?
私のせいで、、、そんなことしていいの?

あーーーこの症状は気のせいに違いない
きっと、明日はなんともないわ。
今日は、調子が悪かっただけよ。

・・・・そんなことをぐるぐる考えて
検査を受ける、その気持ちになかなか
なれませんでした。

就学時健診が怖いママも似た心境なのでは
ないでしょうか?

ここで指摘されたら、人生が終わる。

そんな風に思って、怖いんですよね?

ものすごくわかります。

アドラー心理学の講座をしながら、往復の電車の中は
涙が止まらない日々でした。

私一人では、勇気が出なかったけど
アドラー心理学の仲間が、ただただ
黙ってそんな私を受け止めてくれて
散々泣いて、泣いて、これはポジティブな
アクションだ!と震える手で、検査機関に電話したのです。

今、就学時健診が怖くて心配ですよね。

でも、一つ言えるのは、一人では
乗り越えるのは大変だから、
そんな怖い気持ちを、誰かとシェアしましょう。

私でもいいですよ。

シェアして、吐き出しましょう。

苦しいのは一人じゃない
あなただけじゃない。

私も同じように苦しかった。

大丈夫、あなたには私と同様に
仲間がいる。
私が仲間になります。

大丈夫、仲間がいるよ。

で、どうだったの?

検査を受けるまで、苦悩したくせに
検査を受けたらどうなったのかというと
当の本人は、検査機関の
先生たちのことが気に入って

「ここに通いたい!」と言い出して
先生も私も笑ってしまいました。

悶々とする私より、子供の方が
素直に、あるいは、直感的に
ここなら自分が成長できると感じていたのでしょうか
私以上に貪欲に良くなりたいと
熱望していましたね。

検査を受けるまでは、もしやもしやと
あーでもない、こーでもないと思っていましたが
検査でははっきり数字で出ます。

私が気になっていたことが
具体的になって、あら?スッキリした??

そうか、ここが苦手なのか
ここは得意なのか。

それがはっきりわかるので
そこからの関わり方が世界が変わるほどに変わりました。

検査を受けていなければ、今のチビすけはないです

グレーゾーンは、繰り返しになりますが
知的な遅滞伴わないことが多いので
意識しない限り、埋もれてしまい
社会になって、例えば、アルバイトを
すぐ辞めてしまうとか、職場で
同僚と揉めてしまうとか

あるいは、不登校になってしまうとか
そうなるまで、気がつかれないこともあり
そうなっても、気がついてもらえず
問題のある人、という括りになって
しまうこともあるということです。

なので、勇気は入ります
勇気は入りますが、検査を受けること

あるいは、健診で引っかかって
検査を受けることになること

これは、ネガティブなことではなく、
子供と自分のために、必要なステップと
考えられるといいなぁと思います。

どう変わったのか

検査を受けて、何が変わるの?

子供自身、グレーゾーンだろうと
脳の神経発達が未分化である以上
劇的な「改善」みたいのはあまりないです。

要は、周囲が変わるのです。

チビすけが落し物をするのは日常茶飯事なので
落とした時、一人でも探せるように
探し方のヒントを提示したりします。

無くさないために、次はどうする?

という魔法の質問を毎回聞きます。

私ではなく、彼が実践することが
大事なので、彼自身が考えたり
納得した方法であることが大事なので、
後出しジャンケンです。

こうしたら?というのは極力最後。

一年遅れでもいいくらい。

まずは、彼自身が考えることを
お手伝いしています。

もしも、グレーだとわかっていなければ
そんなことに時間をさくというのが
効率が悪いと感じて、ギャーギャー怒りながら
私が落し物を探しに行っていたと思います。

でも、グレーだとわかったので
一人で解決するのは難しい場面があるということを
本人にも自覚してもらい
上手に人を頼りながら
人に助けてもらいながら、クリアしていく方法を
本人が身につけていくのを目標にできたのです。

こういうところあるよね。
確かに、欠点みたいに感じて辛いよね
でも、こうやって、知ることで
逆に、ここを気をつければ
もっと友達と仲良くなれるって考えれば?

というように、自覚を促し
さらに、ポジティブな未来を見せる

そんな関わりができるようになったのです。

今でも、山ほど、えーーーっていうことは
してきます。

でも、グレーだという自覚があるので
時間をおいて、冷静になってもらえば
あーーやっちゃったね、次から
もっと早めにヘルプ出してね、とか

あーー今日、やっちゃったねぇ
でも次からは、もっと早く水に
流せるといいよねーーーー

みたいに、話せるようになったのです。

それもこれも、息子も、私も
自覚したから

そのための、検査を受けたからです。

就学時健診は、恐れるものではなく
むしろここで見つかれば、子供との関係を
さらに見つめることができる!とか

今、知れてよかったとか
そんな風に、前向きに捉えて欲しいのです。

チビ助は、中学に入って、再び検査を受けました。
チビ助のことをもっとよく知りたいから受けました。

子育てを頑張ると、時々
自分の物差しで推し量ってしまったり
ママのやり方で、計画もしてしまったりする。

それを反省するいい機会になっています。

あーーー私とはこんなに違うんだって
知れるからね。

半年近く、泣いて悶々としていた私が
いうのも何なんですが、

検査はスタートライン。

そんなに恐れることはないですよ!

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