子供は親の鏡
どんな風にそれを感じるのでしょうか
活かせばいいのでしょうか。
私の看護師新人時代
私自身が、スピードマニアです。
看護師の学生だった頃、同級生と数人で
同じ病棟で実習します。
そんな学生の分際で、すでに
同期の一人のスローテンポな同期にイライラして
同期の仕事を奪ってやっていました。
今は、そんな風に考えないのですが
新人時代は、とにかく
スピード!!導線!!効率!!
そう言われているように感じていましたし
あなたがボーーっとしているその1秒で
患者さんがお亡くなりになることだってある。
そう言われてきました。
なので、
グズは大嫌い
効率化こそ、大事なこと。
時は金なり
こんな価値観ががっつりついてしまいました。
子育ての挫折
そんな私に、長女、お姉ちゃん誕生。
反応のいいお姉ちゃん。
私の動きの推測、空気を読んだりも
2歳ながらにすごかったので
何の違和感もなく、私の時間管理の中
子育てが進みました。
そんな中、お姉ちゃん2歳のとき
チビすけが誕生し、お姉ちゃんは
モンテッソーリの幼稚園に通うようになります。
ここで、私の挫折が始まります。
チビ助くん。
育てるのが大変で、特に、トントン拍子に
進まない発達段階にイライラの連続。
その矛先を、お姉ちゃんに向けてしまい
第一子へ八つ当たりから、チビ助が誕生して
しばらく、お姉ちゃんのことが愛せなくなった事も
ありました。
お姉ちゃんは、モンテッソーリ教育の中で
どんどん発達していきます。
ところが、それに、私がアップデートされない。
特に、出来なかったことが
子供の時間の流れ・スピードに沿う事。
要は「待つ」事。
これが出来ないので、お姉ちゃんの行動になって
現れて、モンテッソーリ幼稚園の先生に
呼ばれてご注意を受ける事もしばしば。
チビ助が、年少さん、お姉ちゃんが年長さんになって
同じクラスになった時、始めて、
モンテッソーリ教育のいう、「待つ」が
わかり始めました。
それくらい、私には、「待つ」ことを
実践することが、難しかった。
こうして、次は、こうして
その間に、こうして・・・
頭の中は、次々の思考が進みますが
チビ助にそれを求めると、大パニック。
頭を床に打ち付けるように
泣き叫んでいました。
顔色を読んでくれるお姉ちゃんは
私の前ではパニックを起こしませんが
お教室内で、「小さな私」状態を発揮します。
お教室の中で、お仕事を次々
やりたいので、「ご予約」を考えついて
しまったのです。
先生方、もうびっくりして
私、お呼び出し・・・・
「待つ」ことが重要だと気がついて
そこから、実践し続けるのは
とても、とても、覚悟がいるのです。
知っている?やれている?
私の子育ての最初の挫折は
「待つ」が出来ないこと、でした。
今まで、自分でコントロールしてきたので
先が自分は見通せた事も、子供に任せるから
ママは不安で仕方ありません。
自分がやったほうが早いなぁ・・・
そんな気持ちを抑えるのは大変です。
私は自分の反省から言っています。
知っていることと、やっている事は違う。
実践者であり続ける事。
これはとっても根気がいるんです。
口出ししません、、、、と言うお母さんを
よく見ていると、子供がお母さんの顔色を
伺っていたり、お母さんに許可を求めにきたり
先生に何度も聴きに言ったり、、、なんて言う姿が
見受けられます。
つまり、今まで、
信じて任された経験が少ないため
誰かの指示で動いてきた
あるいは、何かをしたことを評価される
なになにして、あなたはいいこねーー
あの子は、なになにして悪い子ねーー
なんて経験していると
大人の評価が気になる行動になっていきます。
子供のこと、信じてますっていう割に
本当に実践できている人はなかなか少ないくらい
それくらい、子供を信じるとか
待つって、やれている人は少ないのです。
誰でもついついしちゃっていること
そこを、気がつけるのか、です。
自分が思っている以上に、知らない間に
ついつい手出し口出ししちゃっている事ってあるんです。
そして、何より、謙虚である事。。。。。
って、私が言うな!って言う感じなんですけど
モンテッソーリ幼稚園時代、私は、
「はい、手出し口出ししません」って宣言しているくせに
家では、ドリルは毎日やろうね
絵本は一日10冊読もうね・・・など
私の都合のルールがいくつもあり
それに従ってもらっていましたから・・・・
あ、当然、裏でそんなことしていても
子供の行動に現れて出るので
観察の鋭いモンテッソーリの先生方には
すぐに見抜かれ、またお叱りを受けたものです。
だからこそ、謙虚であれ。
意外と、わかっていても
やれていないことがあるんだ、と言うこと。
やれてる?やれてない?
知っていることと、やれている事の
間には乖離があり
その差に気がつくコツが鏡の法則というわけ。
飲み込みの悪いチビ助にイライラした私は
あれ????
私を苦しめようとして、間違っているわけじゃないものね。
あ!私が、まだ、あなたのペースでいいんだよって
心底思っていないのが、投影されたんだな。
そんな風に、気づきに変えます。
野放し、手放しではないよ、私は。
適切な支援をしていきますが
モンテッソーリ教育の言うところの
『過不足なく』
必要以上のお手伝いはしないように
常に、フィードバックしながら。
ここはお手伝いいるかな?
ここは、一人でもうできるね。
そんな感じで確認はしながら
あーーイライラしちゃったのは
相手に、自分の欠けている部分を
見ちゃったからだなぁ・・・と反省。
スローな生き方だって価値がある!
実は、チビ助、本当にすごいんですけど
神様に、生まれ持って、その使命のために
生まれてきたんだなぁと思うくらい
発達の状態を知る心理検査で
面白い結果が出ているんです。
私も旦那さんも、結果を聞いて
めちゃ納得して、唸りました。
時間制限なく、製作させると
非常に完成度が高いものを生み出す力のあるチビ助
一度、10分で作ってね!みたいな
時間制限が加わると、途端に、年齢より
低い完成度になってしまうのです。
すごいでしょ。
生まれ持って、彼は世の中に
時間制限のない世界だって
素晴らしいんだ!!!って
知らせに来たと思えてなりません。
なんでも、早ければいい、早期に合格
早期に達成がいいと思われがちですが
そうじゃないと、彼が教えてくれているんです。
彼の今いる環境は、そう言う意味では
適していないのかもしれません。
普通の中学ですから、テストや宿題があり
ノルマと達成度が評価されちゃうわけですから。
で、チビ助に、フリースクールや
支援級を薦めた事もあるのですが
本人が、ここで頑張りたいと。
自分の憧れている、なりたい職業への道を
考えたときに、時間制限がある世界で
どうにかしていかないといけないと思っているから
だそうです。
本人が、頑張れる間は、今の環境で
それでも、彼がパニックにならないような
言葉がけ、していきたいです。
具体的にしている事は
成績が良くないと、退学させるとか
成績が良くなったら、何かを買ってあげる
こう言う、声かけはNGということです。
彼が試験という時間制限のある状況下で
良いパフォーマンスが出せないことを
考慮して、結果を出しにしないことをしています。
「試験に向けて、君がどれだけ努力しているかを
ちゃんと先生も私もわかっているから
試験でいい点取れないかもれないと、諦めるのではなく
思う存分、学習を継続しようね!」
そんな声かけをしています。
グズも、のろまも
みんなそれでいいのです。
そこに、価値があるのです。
そこが欠けていると思っている間は
それは、自分の問題ということ。
チビ助自体は何も変わらないの。
私の問題。
私の中のスピードマニアが頭をもたげたって
ことです。
あーー自分の欠けている部分を
教えてくれたーーー
ありがとーーー
で、また前進しましょう。
謙虚にそのメッセージを受け止め
子供の育ちを
「待ち」ましょう。
今日は、魔法の質問イラストカードの
使い手養成講座でした。
その練習で、私が引いたこのカード。
私には、「育む」「見守る」という
メッセージを感じて鳥肌。
子供の自身の育ちを
じっくり見守りましょう。
時々、忘れちゃっても
それを知らせるメッセージを
感じれるようになりましょう。
そして、メッセージを感じたら
否定するのではなく謙虚に受け止めましょう。
大丈夫
子供は、その子の選んだ道で
幸せになれるのです。
見守る楽しさを一緒に味わいましょう。
★★ スカイプでアドラー★★
遠隔地とも気軽にできるのが
スカイプというツール。
パソコンにアプリを入れて
IDを教えてください。
指定の時間10分前に
練習のため、合図をします。
動作確認できたら、いざ講座スタート。
Skypeでアドラー
11月1、8、15日(金)
10時から13時
Skype パソコン版を使用
テキストをご自宅に送付する関係上
10月25日金曜日20時までに
お申し込みください。
アドラー心理学
勇気づけELM講座
町田講座11月開催
2019年11月12、19、26日(火)
10時から13時の全3回
土曜日講座@新宿
2019年10月12、19日
10時から15時の2回
魔法の質問イラストカード
やらなきゃいけないことが
たくさんあって、身動き取れない時
答えはでかかっているけど
決めかねている時
子供や夫とうまくいっていないなぁと
感じる時
私は、この可愛いカードを引いてみるんです。
「答えは、きっとあなたの中にある。」
それが実感できるんです。
私が知りたかったことはこれか!
そうか、これをしよう!って
問題解決が早くなり、行動にも
移しやすいので、自分の中の満足感もすごい。
可愛いイラストのカード
そして、私からの質問
その先に、あなたの求めている答えが
見つかるはずです。
なんとも面白い体験
してみませんか?
これはお店で、売っていないので
ぜひ、この使い手養成講座に参加して
ゲットしてくださいね。
2019年10月8日
10時から14時@町田
オンライン商品
2013年まで、私は離婚しようと
考えている人でした。
そんな私が、旦那さんと二人三脚で子育て
できるようになった、コツを
動画のレッスンにしました。
奈美枝流、旦那さんの
取扱説明書などは必見ですよ。
笑えます。
レッスンすることで、質問の魅力
アドラー心理学の考え方の魅力
これらにも気がついて頂けるかと
思います。
夫婦関係をアドラー心理学
勇気づけの見地から実践して
改善した私ならではのレッスンです。