相模原障害者施設殺傷事件　あなたの中にある差別

自分の中にある差別や偏見と向き合う

あなたにも、あなたの中にも、ありませんか？

どきっとしたのは、相模原障害者施設殺傷事件。

被告の優生思想にゾッとしましたが、同時に、
自分の中にある、優劣を感じたり、優劣をつけたがる
そんな価値観にも、ゾッとしました。

私が大好きなバリバラという障害者バラエティ番組

こちらに、被告の考えに共感したという手紙が１００通も
届いたといいます。

生産性のない、低い人は、社会に不要という考えに
共感する人が、他にもいる・・・・・

ゾッとするけど、どきっとした。

【質問：生産性が低い人は、
存在しなくていい？】

土日もなく、必死で働いたお金から
稼げば稼ぐほど、高く税金は取られます。

その税金で、生産性が低い人は養ってもらっている。
と、考えた時、それでも、いいって言えますか？

たとえば、配偶者が過労死したり、
体を壊してしまったりしたら、その税金が、税金を納めていない
人に使われているということに、納得がいくでしょうか。

綺麗事では、すまない感情が、この問題にはあると
思います。

かつての私は、グズや無知は罪だと思う考えの持ち主。

バイト先でも同じ時給で、グズがいると
イライラすることがありました。

まぁ、この歪んだ考えを、子育てを通して
直していけたのですが、もしも、あのまま・・・・

生産性があるかないかで、存在価値は決まらない

生産性があるかどうか、ではなく
かけがえのなさは、誰にでも、どんな人にも
あるから。

生産性が低いと思うのは、物事の１点だけを
見ている。

たとえば、ALS患者さん
脳みそは冴えさえのまま、全身の筋肉がどんどん衰えて
自力で呼吸できなくなり、意思疎通など、限られてくる
そんな難病の患者さんは、いらないのか？

家族にしてみれば、何ができても、できなくても
そこにいてほしい、いるだけで嬉しいという
すでに役割を果たしている。

確かに税金や、その他公共サービスもあるが
患者さんには、多くの手が関わるということは
お金も巡っている。
つまり、経済の一端を担っているのです。

生産性だけで、判断するのは
どうなのかな？

自分の中にある、差別や偏見

本当はある。みんなにあるのかも。

そこ、自分でしっかり向き合うこと！

厄介なのは、意見を持たない人

私がさらに、問題にしたいのは、
こうした出来事に対して、
是でも非でもない、日和見的な立場の人。

いいも、悪いも、個人の意見なので
全部正解なんですよ。
なのに、どちらでもない・・・

これって、周囲にながされやすいという
迎合性をしめしています

例えば、

転校生を受け入れる場合で考えると

心の中で、あの転校生、イメージいい、悪いよねの２つに分かれ
行動は、話そう、話さないの二つに分類される

イメージが悪いから話さないという差別主義

イメージいいから話すという進歩主義

これと違って

嫌いだけど話すかなぁ・・・・という偽善者

イメージはいいけど、周りの意見を見て決めようかなあという
日和見主義者

こちらが、問題なんです。

心と行動を一致させるために、アクションをしてほしい

嫌いなひとと付き合わなくてもいいじゃない
迎合する必要ないですよ。

でも、好きかどうか、よく自分で決められなくて
周囲の意見に飲まれる。

これが残念。

しかし、私たちは往々にして、多数派の意見に
飲まれやすいのです。

多数派の意見にのまれやすいという習性を理解し
そして、どうすれば、いいのかを考えてみましょう。

どうすれば、多数派にながされない？

想像力、共感力が、溝を埋めていく！！
知らないことから偏見が生まれる

まずは、知る

自分とは違うなぁという人とどんどん
接すること。

この人は、どんな生活をしているんだろうと
関心を寄せてみる

そして、質問してみる。

そうして、どんどん、理解を深めていくことは大事。

自分の中にある、偏見や差別
これをなんとなく、蓋をするのでも、
日和見的、偽善的に、対処するのではなく

その、ネガティヴな考えと
葛藤したり、議論したりすることも大事。

議論を活発にするためには
きゃーー批判されているとか、怒られたとか
ぐちぐち、見当違いな反応しないように
自分をしっかりと持ちましょうね。

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