ママができる、家庭で出来る、子供のキャリア教育

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キャリアは職業なのか?

キャリア教育って聞いて、どんなこと
思いますか?

職業訓練?

確かに、フィンランドは、中学入ると
職業を意識させ、高校から分化していったりしますから
職業を意識するのは悪くないと思います。

キャリア教育は、職業教育とはちがい
子供が、生涯にわたって生きて行くための
生きる力を、ともに考え、応援していくねらいです。

キャリア教育とは、職業的スキルを身につけ
職業的自立をするのではなく
働くことを通じて、社会と通じて、自分の役割をはたし
社会に、貢献していくことを、支えるものです。

つまり、どんなスキルが必要か、どんな資格をとろうか
どんな大学がいいか、という、方法や選択肢ではなく

「あなたは、どんなことで、社会に貢献していけるかな?」

 

夢とお金の関係

お姉ちゃん現在12歳が、小学校1年生で
キッザニアという職業体験ができる
アミューズメント施設に行った時、まず
私に、こう聞きました。

「ママ、この中で、一番、稼げるのはどれ?」

「ここにない仕事かもね」

 

子供でさえ、稼げるのかどうなのか、
非常に関心がつよいのです。

 

チビ助は、
「1000万円の給料がもらえる人と
300万円ののお給料って何が違うの?」と
2年生くらいで、聞いてきました。

漠然としていた、夢と稼げるかが
結びつきはじめるのが、小学生時代なのでしょう。

中学に入ると、いよいよ
経済学的に、「冷却期間」と言われる時期に入ります。

無限の可能性がある!!!って思っていたけど
どうやら、そんなに言うほど足が速くないし
うーーん、このまま、選手はむりそうだ・・・・

など、冷却して、現実的になる期間になります。

 

稼げる・・・は、大事ですが、ママの今思う、
稼げるかどうか、ではなく、これがしたい!!
で、これで、どう稼ごう?という関わりにしてください。

だって、今、ママが浮かぶ職業は
10年後には無くなっているかもしれないし、
そもそも、就職することがゴールではない選択を
するかもしれないでしょ。

 

アスリートになる!でもいいんです。
なんのためにアスリートになるの?
アスリートになって、どう社会に貢献できるの?
アスリートで稼ぐために、何ができる?

こうした、質問と関わりこそ
家庭でできる、キャリア教育だと
思います。

 

稼げる力を身につけさせたいなら
掃除、洗濯、炊事
いつまで、ママがやるんですか?

ママは家事をするためにいないです。

それくらい・・・の気持ちが
子供のキャリア教育を阻害しているということを
お忘れなく。

 

家庭でできること 1つ目

それは、モンテッソーリでもあり、アドラーでもある。

子供を下に見て、指示、指導するのではなく
共感的にかかわり、子供の興味に関心を寄せていくこと。

そうだよねぇと言いながら、指示の多いママがいるのですが
夏休みの自由研究、一つとっても
キットを買って用意するのは、子供をバカにしています。

子供の興味関心をバカにしない。
めんどくさがらない。

私は夏休みは、子供と向き合う大好きな時間でしたよ。

子供は自分で学ぶ力があり、失敗する権利もあります。

ママがいちいち、一喜一憂しないことです。

家庭でできること 2つ目

よき質問家になる

自分の話たい衝動をおさえ、
子供の話に、へーーーどうして、そう思うの?
それがあると、何がいいの?
どうして、したいの?
などなど、子供の関心に関心をよせるからこそ
浮かんでくる、純粋な質問をできるようになること。

あなたの質問で、子供の夢はより
具体的になり、みずから、自律的に
能動的に動けるようになります。

まぁ、これ、いわゆる
アクティブ・ラーニングってことにも
なるんでしょうね。

なんでも、横文字にして、そんな気に
なっている風潮が嫌なんですけど。。。

 

3月に、テレビで放送された、お姉ちゃん12歳の
将来の夢。(坂上忍の好きか嫌いかいう時間・高学歴ママ)

受験当日の朝5時に、初対面のおじさんに
熱く夢を語っていましたね。

ある日突然、あれが言えたわけではありません。

小さい頃から、家庭でできることを日々取り組んできているので
あそこまで、夢が見えているのです。

座談会で美味しい 麹のケークサレ いただいちゃった。

座談会で美味しい
麹のケークサレ
いただいちゃった。

 

職業体験や、インタビューでのアプローチ

今日の座談会での質問でインタビューって
大変なのに、子供はけろっとしているという
お悩みが。

私からしたら、大変だと思うのはママの主観で
ママの別の課題。
インタビューをするのは子供自身なので
ママがどう思うかは、余計。

むしろ、子供がどうして、その人に
インタビューしたいのか、その気持ちや
考えに関心があります。

ここで、すべきことは、へーーーこんな仕事があるんだ
という浅い気づきではないと、私は思っています。

私が今までしてきたインタビューも全てこれに
基づいていますが、その人のストーリーが大事

どうして、この仕事をしようと思ったのか
きっかけは?
出会いは?
前はどうだったの?

ヒーローズ・ジャーニーそのものが
どんな人にもあるはず。

職業を選び、決めて行く時は
まさに、心が動いた時。

インタビューすべきは、その人のストーリー

子供たちは、その人のストーリーに触れ
自分のストーリーに思いを馳せる。

自分は今、どの段階だろう
自分の天命はなんだろう

自伝を読むといいように、インタビューすることで
その人のストーリーに触れることができ
自分のなかの「これがしたい」という
内的動機を育てるきっかけになります。

キャリア教育の真髄はここ!!

アドラー心理学の目指すところと同じ

誰かと協力して、信頼して、貢献していく。

そして、魔法の質問の目指すところと同じ

言われてするのではなく、自分が
これがしたいから、これをする
という、思考になること

ママでもできること、いっぱいあります
むしろ、家庭での取り組みの方が
オーダーメイドで素晴らしいと思います。

この夏、始めましょう!!

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今日は、小学校で
「なりたい自分になる魔法の質問」を
お届けしてきました。

1年生のかわいい夢
背が高くなりたい

そのために、今できることはなんですか?
の問いに
いっぱいねて、いっぱい食べて
いっぱいあそびます。

だって、かわいいいーーーー。
言われてするより、自分で決めたいよね。

これが、主体的な取り組み方で
キャリア教育の基盤となるんですよ。

ご案内

あっという間に読書感想文が
かけちゃう魔法の質問
8月26日(土)
10時から12時@町田

アドラー心理学勇気づけELM講座

7月7、12、14日@新宿
10時から13時@新宿

7月31日、8月4日、7日
13時から16時@町田

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