子供にいらっとして、許せなくなったら

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許せないよね!

子供たちは、時々、びっくりすることをするし
親としては、困ることをすることもしばしば

その度に、血が逆流しそうになりますよね!

そんなとき、どうしていますか?

 

先月、子供たちの小学校で保護者で意見を
交換するワークがあり、グループの中で
「叱るときは叱ります!」
という回答が結構ありました。

 

私、自分がそうだったんですが
あとから、これは、叱っているの!
子供のために、叱っているの!
正しいことなの!!

そう、後から、言い訳のように
自問自答していました。

でも、正直、かなり感情的に「いかっていた」
と思います。。。。
「いかる」「おこる」でした・・・

怒るのと叱るのって、線引きは難しく
まして、トラブルの最中では
そんな判断さえ厳しいでしょう。

奈美枝さんはどうするの?

アドラー心理学勇気づけ講座の中で
人の行動の不適切と思われる行動は、全体の
たった5%と習います。

私はこの5%に該当しないことには
叱ると怒るの線引きができない未熟なママなので
叱るも、怒るもしない、と、3年前、決めました。

え?では、どうするの?

怒っていることを、いからず
「まま、怒っているよ」と伝える。

それだけです。

キャーキャー言わなくても、あれこれ
偉そうに指導しなくても、伝えたいことは
私が、「怒っている」「ムカついてるぞ!」
「ショックなんだぞ!」という気持ち。

 

「あーーしまった」と十分伝わります。
感情的に怒ると、キャーキャーうるさいことに
子供の意識は向かい、内容は、残念ながら
入ってません。

理屈で説教したとしても、子供は
「話長いなぁ・・・うわ、もう面倒だから
次はばれないようにしよう」
と、思うのが関の山。

あなたの講釈に感謝するなんてことはありません。

自己満足なんですよ。
感情的にいかるのも、説教するのも。

効果的なのは、感情に訴えること。

子供にとってきつーーいのは
ママを傷つけてしまった
悲しませてしまったということ。

だから、怒らなくても
「とっても悲しいよ」だけで、十分なのです。

次のステップは?

さぁ、次のステップ。
気持ちを伝えたら、質問でHOW
引き出しましょう。

どうすれば、防げた?

どうすれば、よかった?

 

ここでは、なるべく、子供が自分の言葉で
話せるように、魔法の質問のルールを思い出して
口出しはおさえて、任せてみます。

 

例えば、お姉ちゃん。結構前に、自分で決めた、
ゲームしないというルールがありました。
土曜日レストランでの暇つぶしに
1日解禁しました。1日のはずなのに、調子に乗り
日曜日も朝からゲーム。
そのために、支度が不十分で、塾の時間に。
定期はみつからない、携帯は線路におとす
お弁当は忘れ、塾の新しい場所もわからず・・と
すごいことになりました。

めちゃ、怒っているけど。
なんで、怒っているかわかる?

ルールをやぶっても平気と
ママを軽く見られた感じがしてすごく
寂しいからよ。

 

そうか。。。そうだよね。。。
バカだなぁわたし。。。つい、つい。
あぁ、ごめんなさい。

では、次から、どうするの?

もうゲームやらない。

本当に?

・・・・5分は。5分ならいい?
やる前に、タイマーセットしてってちゃんと
言うから。

いいよ。じゃぁ休憩に5分はする
ということで、それ以外、我慢しましょう。

 

子供自身が、自分なりにルールを考えて
私と子供がそれに納得することが大事。

オプションだけど重要なこと

さぁ、さらに次のステップというか、
オプション。

ほぼ、もれなく、子供たちは、約束を
やぶります。
別に、私を苦しめたいという明確な意図ではなく
誘惑に負けるのです。

本来、アドラー心理学勇気づけでは
「論理的結末を体験させる」として
罰を与えるのではなく、約束をやぶったときの
取り決めもしておいて、破られたら毅然と
それを実行して、学ばさせる、としています。

 

ところが、私。その取り決めをうまく
設定できないので、結果が重大な可能性が
多々あります。

トラブル時なので、特に、気持ちが興奮しているから
ゲームやったら、塾やめるとか
行き過ぎた、結末を用意してしまいがち

行為と結果のバランスがとれていれば
論理的結末は素晴らしいものだと思います。

私が、適切な結末を用意できないので
どうするのか

お目こぼし

何度も、何度も、許します。

その度に、話し合いながら
このままじゃ、本当にひどいこと
罰で言いそうになっちゃうよ。
自分で、考えて行動できるといいね。

と、許し、信じ、裏切られ
これをぐるぐるしています。

そりゃ、裏切られて、ブチ切れそうになります
許せない!!と思いたくなります。

でも、お母さんでしょ。
許しちゃうのよ。

許して、お母さんが尻拭いをするのでは
ないのであれば、子供自身が、ちゃんと
また、考えて、次に向かえるのであれば
許しましょうよ。

失敗を許してくれる

次を一緒に考えてくれる

なんどもチャンスをくれる

それが、お母さんじゃないですか?

 

家に裁判官も、刑事もいらないんです。
成長をしていける、安全な巣箱
安心基地が欲しいのです。

岩井美弥子さんの、「お目こぼし」の
お話は、ユーモアたっぷりでした。
私も、そんなユーモアに変えれる
懐の深いお母さんになりたいな。

カモメオフ会

今日は、カモメオフ会

魔法の質問家の高坂翔輔さんから、学んだ
魔法の質問仲間で、しかも、アドラー心理学の
勇気づけリーダーの3人
岡田孝子さん、岡本麻里恵さんでランチ会を開催。

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高坂翔輔さんが、「かもめ食堂」という映画の
大ファンで、教え子のグループを
「チームかもめ」にしたことから、
今日の集まりをカモメオフ会にしました。

アドラーと質問の相性のよさがよく分かる
そんなランチでした。

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今日のランチでも、「お目こぼし」
大受けで、ぐぐった程。

多めにみて、さらにユーモアも交えて。

ニコニコ母さんになるぞ!

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★奈美枝のオリジナル講座
『アドラー式質問法で驚くほど人生が楽になり
自信が溢れ出す21日間のワーク』
体験会は、こちらをごらんください。

10月31(月)11月7(月)

本講座:11月21日、12月5日
12月19日

「プロフィールを書こう!」
キラリとひかるプロフィールを
書くワークショップ
10月31、11月7日(月)
こちらの下の方をごらんください。

★アドラー心理学勇気づけELM講座
11月15、22、29日(火)

魔法の質問キッズインストラクター
養成講座については、こちらをごらんください。
10月12日、26日、11月9日、16日

魔法の質問カードマスター養成講座。
11月30日水曜日@新宿で

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★11月11日
ピギーさんの「チラシの作り方講座」
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