子供がいじめにあったら

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子供がいじめにあってる

そう気がついた時、胸が張り裂けそうだし
なみだも出るし、怒りもこみ上げてきます。

冷静ではいられませんよね。

1学期の間は、流してきたのですが
どうやら、それが良い方向にはいかなかったようです。

主犯格は、いじめをエスカレートさせて
いきました。

仲間外れにする
近寄ってきたら、罵倒する

「死ね」「消えろ」を毎日。

近頃は、LINEがあるので
影でいくらでも、結託して
仲間外れにできます。

「ブロックします」
「だれもグループにいれるの賛成して
ないし・・・」

(お姉ちゃんは、さすがです。
「あなたが私を嫌う根拠は?」と
たずねる勇敢さ!!

そして、それらやりとりを
スクショで記録するという。
さすが!!お姉ちゃん)

 

いじめる理由を探る?

では、娘に非があるのか?

だんなは、娘にも刺激する
悪い点があるみたいだといいます。

これは、NG発言だと思います。

娘は、他のクラスとは、仲良くて
先輩とも仲良し
休みごとにハグしたり、ひとりぼっちな
お姉ちゃんとお弁当を食べてくれたりします。

いじめられても仕方がない悪い点なんて
あるわけがないんです。

 

いじめに理由なんてないんです。

いじめる理由を探すと
原因追求になり、それって親とか環境とか
変えられない過去のことだったり。

本人がこれからどうしていったらいいのか
という前向きな考えにはなかなか辿りつけない。

いじめる理由探しは短ければ
短いほどいい。

ただ、私はアドラー心理学を学んでいます。
そして、いじめは、小学校時代もありました。

その時から、娘に、何度もお願いされるのが

大事にしないで
おおげさにしないで

騒がれると、自分が恥ずかしいし
ちくったとなると、仕返しがあるのでは?と
怖くなるのです。

 

ここから、順番を追って、落ち着かせていきます。
味方だと伝える
勇気をたたえる
頑張りをみとめる
相手に知らせる事は悪い事ではないと伝える

さぁ、アドレリアン・ママの出番ですよ!!

いじめにも「目的論」で。

 

私「よく話してくれたね。
  今日まで、一人で、よく頑張ったね。
  もう、今日からは、一人じゃないよ。

  どうしてほしい?」

娘「おおごとにしてほしくないけど
  主犯のAは、まじ、ほんとムカつく」

私「いじめに理由なんてない
  たぶん、ねたみとか嫉妬とかで
  きっかけは、些細なことかもしれない。

  でも、だからといって、人をいじめて
  いいことにはならないの。

  どんな素晴らしい理由があったからといって
  超えてはいけない一線があるの。

  だから、それは、担任の先生が
  知っておく必要もあるし、Aの親御さんも
  知っておく必要があると思う。

  先生はプロだから、お姉ちゃんがちくったと
  矛先がお姉ちゃんにむくような
  愚かな話し方はしないと思うので
  信じて、話すのがいいと思う。

  親御さんは、最初は、驚いて、否定するだろうし
  Aだって、最初は、自分を守るために
  否定すると思う。

  でも、私は、どんなことがあっても
  あなたの事を信じているから
  安心してね。

  先生には、なんとかしてくださいって
  言いに行くのではなく、相談する形に
  しようと思うけど、どう?」

こんな風に話し合いました。

 

いじめには「理由」がない

いじめには、「目的」がある。

 

私「覚えている?小学校の時の
  いじめの時、ママがどう言ったか。」

娘「なんとなく。たしか、いいわるいじゃなくて
  目的とかで考えてとかだったような」

私「そうだね。どんな理由がっても
  いじめて良いことにはならないし
  いけないと、わかっててしているよね。

  そんなAには、目的があると思う。
  お姉ちゃんに勝ちたい。
  自分がほめられたい
  など、目的がある。

  目的に対して、適切な手段をとれるように
  相談できたらいいなぁと思う。

  お姉ちゃんに勝ちたいのなら
  相手を罵倒するのは逆効果
  人間の徳として、悪くいった方が
  徳を落とす

  褒められたい、注目をえたいので
  しているのなら、クラスの雰囲気を
  よくするような
  活動を自らするなど、みんながハッピーになる
  手段で、目的を果たしたほうがいい。

  目的に対して、これは、
  みんながハッピーになる手段かな?と
  考えられるように、相談していくのが、
  小・中学生だと思う。

娘「目的で考えたら、なんか、むしろAの方が
  病んでるし。」

私「そうだね。もしかしたら、AのSOSなの
  かもしれないね」

 

小学校時代にいじめられた時のブログです。
同じように、対処しました。

 

目的論で対処すると、
感情の奴隷にならないで
すみます。

感情のままに考えてしまうと
いつまでも、我が子が犠牲者だという
被害者意識がぬけず、建設的な会話に
ならないのです。

本「ワンダー」からの学び

いじめは悪いことだけど
いじめをした子供はイコール悪い子とは
限らないということ。

ちょうど、読書感想文で
「ワンダー」「もうひとつのワンダー」を
読んでいたので、おねえちゃんとは
ワンダーの登場人物になぞらえて考えて
いきました。

 

そして、Aにも、きっとストーリーがあって
もしかしたら、いじめという
やってはいけないことをしてまで
自分を見てほしいという欲求があったのかも
しれないね、と考えました。

そして、良いか悪いかの議論では解決できないし
善悪を責める指導の仕方では、AとAのお母さんが
喧嘩したり叱られたりで、悲惨なことに
なりそうだね、と、娘は考えられるように
なりました。

児童書「ワンダー」の中で、私は、シャーロット
みたいだったと、伝えました。

シャーロットは、目の前でいじめがあっても
自分で止めることができず、むしろ
大多数の波にいつも流されていた。

私自身、大事な小学校からの親友が
高校時代、いじめにあっているとき
助けなかった・・・・・

自分の「不作為」に今更ながら
情けなく思いました。

 

ということは、おねえちゃんが、毎日
Aから教室で、「死ね」と言われ
グループトークで「だれもおまえのこと
好きじゃないし」とか言われていても
だまっていた、他のクラスメイトたちも
同罪だなぁと思うのです。

 

私はいまごろ、後悔しているけど
どうして、あの時、大事な
小学校からの友達を
守ることができなかったのか

自分の弱さに愕然としちゃいます。

ですから、こうした機会に
なにもしないことの、罪深さを
考えたらいいと思うのです。

「不作為」というのも、罪深いのです。

 

学校側は慎重に扱ってくれるようです。

私とお姉ちゃんとは、すっきり。
あとは、クラスメイトたちの反応が
気になりますが、前を向いていきます!!

 

お姉ちゃん。

勉強頑張って、成績で勝ってやる!!とさ。

 

大人は、たよっても大丈夫
安心基地でありたいね!!

話してくれてありがとう!!

これから、前をむいていこう!!!

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