ママになって働く理由

働く

再就職の形態が問題

今や、大学進学率は50%を越えています。
せっかく大学に進学して、就職活動して
就職したのに、40代の雇用はどうなっているのか

私が、20代の頃に描いた未来予想図と私は全然
違いました。
慶應と北里と二つも大学出て、人の「生命」に
関わる仕事で、職責をと責務を感じる日々の
はずでした。

ところが、妊娠で環境は変化します。
今みたいに、「マタハラ」なんて
言葉もないので、平気で給料は減らされ、
「時短」なんてものもないので、保育園を探す
しかし、元の給料が高いので、保育料は8万円越え。
保育料のために、働く、それも、すごく惨めな気分で。

もともと、早期教育とか、幼児教育に
興味があったので、産休明けに仕事をやめます。
そして、個人事業主になったのは、今から2年前。
長いことブランクがありました。

女性の就業率のグラフ

女性の就業率は20代後半でピークを迎えたあと30代で低下。
その後40代で再び上昇しています。

アルファベットの「M」に似たカーブを描くため
「M字型就業形態」と呼ばれています。

しかし正規雇用の就業率を見ると40代での
再上昇の傾向は見られません。

非正規労働者として労働市場に戻ってきてる方が多い
ということを示しているのです。
パートやアルバイトとして戻っている・・・

フルタイムの時、月に何十万か稼いでいた
能力がありながら、産後は、時給1000円。

こんな女性を私、最近、とても多く見てきました。

これには、制度や環境の問題、そして、本人の気持ちの
問題があると思います。

制度の問題

日本は、女性の管理職が少ないと言います。

それには、「統計的差別」が働いていると
考える説があります。

女性はどうしても子どもを産んだときに
子育ての負担というのが、女性の方が多くなる。
そうすると、両立が厳しくて、仕事を辞める人がいる。

結局、男性と女性というグループの中でいろんな人が
いるんだけど、そのグループの平均的な特性を統計的に
使って会社の側は、「誰に管理職になるための
トレーニングを与えるか」というのを、
判断してしまっているので差別がおこる。
が、会社にしてみれば合理的な判断とも言える。

こういう統計学的差別を解消するのは
なかなか難しい中、ノルウエーが
画期的な対策を取り入れた

クオーター制度

「クオータ制度」とは、割り当てのこと

女性を一定の職に一定の割合就けなければいけない
という制度を、2005年、ノルウェーは
企業の取締役における男女の数を
法律上義務づけました。

例えば取締役が10名以上の場合性別が
偏らないよう男女ともに4割以上いなければ
いけないと定めたのです。

すごい制度ですが、これはある程度、女性の雇用が
安定してきた社会で有効なので
日本はまだ未熟かもしれません。

でも、こうした、えいやーーっていう制度が
後押ししてくれたら最高ですね。

あなたのメンタルの問題

「イクメン」そんな言葉があっても、私の周囲で
見ていると、まだまだ、女性がほとんどの家事を
しているケースが多いように思います。

本当に一瞬の時間なんですが、そこをどう乗り越えるか
ここで、変革を起こせれば、その先、安泰です。
子供が10歳になれば、親は世話から解放されます。
家事のみになると、分担がしやすいはずです。

なにせ今は家電もあるし、クリーニングもある。
家にこもってやらないといけないことなんて
あまりないのでは?

では、どうやって、旦那さんに家事をさせるのか?

どれだけ言っても、あなた自身の考え方を変えないと
このノウハウは生きませんよ!!
どういうことか?

あなたは、家事をしないと価値がないのではなく
家事をしなくても、存在そもので愛される価値がある。
自分で、そこに誇りを持つこと。

「お茶」

「靴下は?」

って、顎で使われて、へいこら、やっていては
彼らが悪いのではなく、そうさせている「あなた」に
問題があるのです。

「お茶!」じゃなくて、せめて
「お茶が欲しいなぁ、いい?」でしょ。
「靴下!」じゃなくて
「自分で片付けなきゃいけなかったよ。
ごめん、靴下どこか知ってる?」でしょ。

あなたが、自分に自信がないので、自分の価値を
自分で低く見積もっているので、
「家事」をしないと・・正確には家事というより
「自分でもできるのに、あなたが余分にしている世話」を
しないと、自分の存在価値が危うくなると思っているのです。

 

旦那さんが自分を下に見ているのでも
お子さんが自分を下に見ているのでもない
そうさせているのは、あなた自身があなたを
そう思っているから!!

家事を整理して、家族とチームのように
暮らし、時給1000円の仕事から離脱して
自分らしく働きたくないですか?

非正規雇用で戻る
でも、パートではなく個人事業主として
フリーランスで働けたらいいですよね。

自分に価値がある、自分にも
夢がある、自分の時間を自分に使っても
いいんだ。
まずは、そう思うことから。

環境の問題・・・家事

「比較優位」

家事分担とは、かつて自分自身でやっていた
料理なり掃除の家事の一部を
パートナーにやってもらうことですよね?

冷静に考えてみれば、子育てを別にして
家事は、男女関係なくできる内容なはずです。

独身で一人暮らしの頃は、すべて自分でやって
いたはずですよね。
それが、知らず知らずに、家事の分担が
女性になっている。

ですから、上記、原点をチラつかせながら
うまく家事分担を交渉していきます。

あなたに少しでも後ろめたいとか
罪悪感とか、自分の価値が低いとか
そういう思いがあると、交渉が難航
しますので、今一度、自分の心を整えて!

目的は
お互いがハッピーになるために
家事を分担する

比較優位は、家事を全部並べてみて
苦手なことまで頑張らせるより
比較的できている方を中心に手伝ってもらうと
うまくいく、というもの。

ご飯作るのはイマイチでも、洗濯物を
たたんだり、干したりはまぁ許容範囲。
であれば、この部分を先にやってもらう。
という感じ。

苦手なことまでさせるので
お互いに軋轢がうまれ、喧嘩が絶えなく
なるのです。

 

旦那さんとこの交渉が出来るようにならないと
罪悪感とか、自己肯定感が低くて
結局、精神的自立するということから
遠ざかります。

ママになって働く理由は
なし崩し的に、家事分担が増えて
負担、不満が増えてきたことをリセットして
自分らしく働くための、基盤作りをする
そこにあります。

一人で暮らしていたのとちがい
家族というユニットができたことで
新しい価値観が入り、自分で多様性を
感じやすくなっているはずです。

今こそ、思い込みを外して
新しい世界の扉を開きましょう!!

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