とにかく、一刻も早く
不登校、いきしぶりを
治したい!と思ってるお母さんへ
子供を動かすのは容易ではありません。
それよりも、まずあなたから変わりましょう。
誰の人生?
そもそも、誰の人生のことを悩んでいるの?
子供の人生は、子供のものです。
あなたの思うようになんてなりません。
まずは、ゴール設定を見直しましょう。
無言でも、大学行ってナンボみたいなこと
言ってませんか?
テレビの有名人とかでも、この人は大学出ていないから
ダメだとか、酷評していませんか?
大学行くかどうか、それは、子供自身が決めることです。
なのに、大学行かない人はクズだ
という価値観を押し付けていては
子供は自由な選択ができません。
どうなりたい?
どんな大人になりたい?
まずは、最高にうまく言った理想の自分を
描くことから。
「はーーー?漫画家?
そんなの無理よーー
それじゃあご飯食べられないわーーー」
というのを、一切やめましょう。
理想を持たなければ、日常は途端に惰性になります。
なんでも叶えられるとして、まず理想を描く
それに対して、親はダメ出ししない。
ダメ出し減らす
もう、なんでこうなの?
あーーーどうしてこうなっちゃうかなぁ・・・
なんて、日常的に言っていませんか?
お子さん的には、
日常的に小さなダメ出しが続いているということですよ。
子供は親を完璧だと思う傾向にあります。
完璧な人に、「きちんとしなさい」的に
言われると、それはもう有無を言わせず、そうなんだと
自分で自分に言い聞かせていきます。
「きちんと」なママの子供は、ダメな自分が見えると
ダメな自分が許せないし、他人のミスにも厳しくなります。
不登校、行きしぶりのお子さんをお持ちのママは
意識していないくらい、ナチュラルに
ダメ出ししているかもしれません。
「きちんと」の無言の圧に疲れちゃったよーーという
サインであることがあるからです。
ダメ出しをするのはなるべく減らして
その代わり、1つのダメ出しに対して3倍は
褒めてみましょう。
そうすると、ダメ出しのダメージを減らせますし
ママは良い出しの達人になりますし
3倍の良いところを探すために、子供の良いところを
よく観察するようになります。
頑張っていることを見てもらえる感覚は
子供の何よりの栄養です。
今は、通えなくて、子供の心の滋養に繋がりますので
ダメ出し減らす、3対1の法則
これをやってみましょう。
パパの悪口
不登校の原因はこれといってはっきりしませんが
少なくとも、家庭環境が子供の滋養の場ではなかった
可能性があります。
本来は、学校で緊張して疲れて帰ってきて
それを家庭で、愛情を受けて癒していく場です。
が、そんな時に、ママがパパの悪口を言っていたら?
あの人、こんなだからダメなのよねーーなんて
聞いたら、子供はどう思うでしょうか?
夫婦関係のこじれは、喧嘩として表面化しなくても
ぐちや悪口などの水面下でも、十分に子供の心に
影響します。
子供に学校に行かせる前に、まず、家庭の基本
夫婦関係を改善しましょう。
親が取る行動から子供は学びます。
影で悪口を言う大人をみて、子供は
何を学ぶでしょうか?
自分のことも、みんなに陰口叩かれているのかも?
なんて思って、恐怖で学校に行けなくなりますよね。
アドラー心理学勇気づけの基本的に必要とされる態度は
信頼です。
あなたの方から、家族を信頼していきましょう。
私も旦那のことを離婚したいくらいに嫌いでしたが
エイヤーーーで、嘘でもいいから、目を合わせて
毎日、何かしらのギャグを言ったりして
二人で笑いあう様にしていますよ。
共感してみよう
子供自身の意図があり、必要があり、行かない
それをこちらの意向に合わせること自体
無理があります。
子供の目線を合わせ、子供と同じ気持ちにを
理解する、つまり共感することをしていきましょう。
お姉ちゃんが、どうして、私が提案することに
反対と賛成を、コロコロ、繰り返し変えるのか
理解できずにいました。
本心から拒否しているのではないことは感じていたので
先日、別の切り口で、提案してみました。
そしたら、「私、それ行けそうだ!やる!」だって。
えーーー。何か言うと、「いやだ」となり
説得すると「まぁ。。。。やる」
でも、また言うと、「やるなんて言っていない」
この繰り返しでしたが
違う提案をして、それがハードルが低い感じなのが
わかったら、「やる!」って
つまり、私がお姉ちゃんの目線になりきれていなかったと言う
わけ。
提案そのものを否定しているのではないけど
お姉ちゃんは、自分で自分の実力が分かっている上に
彼女は、がむしゃらに努力するタイプじゃないから
ハードルの高そうな提案は、容易には賛成できないのでした。
あーーハードルの高低の問題だったのねーーー
提案の可否ではないのねーーー
私の様に、コミュニケーションをとっていても
これですよ。
なかなか、子供の目線を知るのは、難しいのです。
ゆっくりね
ママは焦る、焦る。待った無しだ。
どうしよう、遅れちゃう。どうしよう、レールから
外れちゃう。
でも、焦ったところで、子供を変えることはできません。
ママが信頼と良い出しと共感をするようになって
じわじわと、変化し出し、目に見えて変わるのに3ヶ月
ガラッと変わるのに3年かかるでしょう。
そもそも、焦ってしまう時点で、ママの考えたゴールで
ママの考えたレールから外れるから、焦るのです。
遠回りしても、それもその子の人生です。
そして、その時間に無駄はないはずです。
あなたとの関係を見直し、自分を見直し
不安と立ち向かうためには、時間が必要です。
今まで、安心できなかった、ママとの関係が
少しづつ変化して、安心できる
あるがままを出しても、ママに呆れられないと
わかってくると、自然に、自分の進むべき道が
見えてきます。
時間はかかるかもしれない。
でも、長い人生の中で、その時間はとてもプレシャスです。
うちの娘も、未だ、トンネルから抜け出せずに
いますが、中学3年間使っても、そんなものかなぁと
大きく構えています。
焦らないで。委ねて。
あなたはあなたがやれることをしたらいいのです。
それさえ、今、できていないので
息しぶりなどにつながっている可能性があるのですから
まずは、あなたから、信頼、共感、良い出し
していきましょう!!
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