子供を残して死ねない

手紙、死生学

小林麻央さんのブログ
祈る思いで読んでしまいます。

実は、私、高校生の時にキューブラロスの
「死ぬ瞬間」という本を読んで、看護師を目指しました。
この本は、がん患者の終末期の様子を
記したものです。キューブラロス自身も
がんで闘病していました。

慶応大に入って法学部だったのに
夢は諦められず、上智のデーケン神父さまと
海外のホスピスを視察しました。

その経験から、「死」について、タブーにせず
話せることは大事だなと思い、
去年、死生学のワークショップを
数回開催しました。

「死」については、まだまだダブーな日本
そんななか、麻央ちゃんのブログは
大きな意味があると思います。

患者さんの心の動きがよくわかる
抗がん剤への思い
検査への思い
そして、、、、子供への思い

これが一番、一番、辛い

私もなんども入院を勧められても
絶対に拒むのは、子供と離れたくないから。
この母の気合いは、病気を克服する大きな
原動力。

麻央ちゃんのお子さんたち、まだ幼い
かわいい盛りです。近くにいれない日々
どれだけ辛いでしょう

今年は、私も友人を亡くしました。
とてもとても悲しい出来事でした。

私は、死生学のワークショップでもお伝え
しているんですが、お葬式の前後だけ
気にかける・・・それではなく、むしろ
しばらくたってから、声をかけられる
そんな人になってほしいのです。

誰かと合同でなくても、もういい大人でしょ。
自分でできることを、自分の判断で
自分で行動する。

その一つが、私は手紙です。

死別の流れを、ワークショップでも
お伝えしているのですが、予期していても
大事な人の死後は、想像を超える
感情に襲われます。

そんな時に、否定をせず、ただ共感して
くれる、安心と信頼できるだれかがそばに
いると感じられたら・・・・

私の言動を批判する人もいます。失敗もする。
どれが正しいか、判断は難しいこともある。でも
大事なことは、どれがいい悪い、正しい間違っている
ということではなく、

どんな気持ちで、どんな目的でしようとしたのか

目的論と、気持ちにフォーカスすることでは?
あなたとは、違う方法をとるかもしれない
だからと言って、その人が間違っているかどうかは
別の話。

あなたとは違う方法だけど、ご遺族を思う気持ちは
とても素直で、その気持ちに対して行動をおこせることも
素敵なこと。

だれかをおもう気持ちを共感して
そこを尊重しましょう。

「死」がまだタブーであり、子育て世代で
死があまり身近ではないと、価値観がわかれる場面です。

なにをしたらいいのか、どうすればいいのか
正解はない

でも、思う気持ちを大事に、そこを伝えていくこと
それは、すべきことです。

結構、めんどうで、先のばしにしがちな「手紙」
でも、だからこそ、書いた時も、もらった時も
感じるものは大きいのです。

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ポストカードを購入して、大好きな人たちに
メッセージを送りたいと楽しみにしています。

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