子供の嘘を責めると子供を犯罪者にします。

チビ助１０歳５年生

わかりやすーーい、嘘やごまかしを
するお年頃。

計算ドリルをやっていて
「やった、おわった
全部あってた」ばかり

まぁ、採点しない私も
ズボラなんですが、今朝、ふと
見てみたら、あれ？あれれれ？

問題には、

・・・・は、何Kgあるでしょう？

と、あるのに、チビ助は、「２０台」

回答集をみていて、１行づつ
ずれていることに、気がつきました。

そうです。答えを写していたのです。

そのまんま、伝えます。

私「ねぇねぇ、問題は何Kgなのに
　　２０台って答えてるよ。」

チ「えへへへへへ」

私「でしょーーーー。あははは
　　もーーーー。」

こんなところで、済ませます。

ここで、いけないことは
いけないことだ！と、激しく叱責しては
逆効果です。

嘘やごまかしにも
彼らなりに、目的があります。

よく見せたい
怒られたくない
早く遊びたい

イケないことはわかっているから
隠しているんです。

それなのに、
「どうして、こんなことするの！！」って
話しつづけることに、なにか、メリット
ありますか？

ないです。

疲れるし、子供もうんざりです。

さらに、叱責をする関係は
子供の行動に、実は
いろいろなポジティブな目的が
あるかもしれない、という
可能性を否定していることになる。

子供は、叱って、矯正しないと
いけない、弱くて、未熟な生き物なのだ。

という、メッセージを送ることになります。

少年犯罪を犯す子供たちに、必要なのは
実は、矯正ではなくて、

どんなポジティブな目的があったのか
という、彼ら自身に、関心を寄せること

彼らの、心に寄り添うことで
人と、信頼を作ることを学ぶことが
必要なのです。

叱責すれば、するほど、
わかってもらえない
いつも、ダメだしされる
信頼されない

という、想いがどんどん溜まり
子供は、ついには、犯罪行為まで
しないと、注目を得られない
自分を満たすことができないと思うに
至るわけです。

嘘やごまかしを責めるより

見抜いてますよ！
という気づきレベルにとめて

よく見せようと思わなくても
どうしたら、本当にうまくできるか
相談しようよ。

とか

いけないことはいけないから
そりゃ、怒るけど
怒っているけど、ギャーーギャー
言わないから、ビビらないで
白状してくれる方がうれしいなぁ

とか

そんな感じにしてはどうでしょうか？

おめこぼし

人のミスを叱責する人を育てるより

ミスをする不完全な生き物だからこそ
自らすすんで、人を許していける
そんな人を育てたくないですか？

あなたから、許しましょう。

ちなみに、我が家の定番は

てへぺろ

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