勉強のできる子供にする簡単な方法

勉強、子供

頭がいい、悪い
ガリ勉かどうか

そういう議論ではなく、勉強のできる子は
どうするとなるのか。というお話。

学校の勉強がすべてではないとか
受験なんて間違っているとか議論はあるでしょう。

今回は、そうは言っても、いざ、
例えば、「建築家になりたい!」と
思った時に、あーーーもっと数学勉強しておけばよかった
大学に行かないと資格試験は厳しいのに、学力が足りず
進学できない・・・

そういう、本当にやりたいことが見えた時に
準備したのでは間に合わない
これに備える姿勢作りです。

文系といわず、ほぼ、どの学部でも
英語は非常に重要な科目です。

しかも、積み上げ型の教科。
つまり、前回の範囲の理解がないと
次の理解がはいらないというもの。

そして、私立文系においては、英語の
配点比重が非常に高い。
つまりものすごい激戦区です。

それはそれは、長い期間、英語を
学んできたり、長期間の海外体験が
あったりと、小手先で対応できる
レベルではないということです。

中学受験をしないから、関係ない
のではなく、実は、この小学生時代から
大学受験への道は始まっているのです。

英語をやるということを推奨しているのでは
ありません。実は小学生時代にこれをしておく
ことが、勉強のできる子供にする方法なのです。

勉強のできる子供にするには

①学習習慣をつける
②好きなことをみつける
③親子で相談する関係を築く

この3つを確立できればいいのです。

 

①学習習慣とはどのようなことでしょうか?

データからは、夜、何時間もやる一夜漬けより
1日30分を毎日やる方が、効果的だといわれています。

それに、子供が何時間も、集中するのは無理です。

我が家はチビ助4年生は15分刻み
お姉ちゃん6年生は45分刻み

なにをして、どう組み合わせるのかは子供たちが
決めます。
私は、情報を与えます。

たとえば、2日後に算数のテストがあるよ。
今日は5時までプールだよ。とか。

プールがあるから疲れちゃうから何もしない

のではなく、そんな日でも、「少しでもやる習慣」
これがとっても大事です。

ここでもう一つ大事なのは、親に言われてやるのは
だれでも嫌です。
でも、時間の概念がまだあまい子供。
ですから、私は、情報を与えて、自分で
考えて、決めることをさせています。

「今日、6時から8時まで2時間あるけど
どう使う?あ!今週の土曜日おでかけだから
あまり土曜日は勉強できないよ」

これで十分。なのです。

毎日確実に学ぶ習慣をつける
これがとっても大事なのです。

それを、裏付ける衝撃的なデータがあります。
先日、お姉ちゃんの塾で配られたグラフ。

image

ある高校生6人の3年間の成績推移をグラフにしています。

ここで、驚いたのは、同じ受験の合格者なのに、5月のテストの
段階で、偏差値にして40から70の差が開いているということ。

これはなにを物語るのかというと、合格した日から、何もしなく
なってしまった子供と、学習習慣を崩さなかった子供の差が2ヶ月で
ついてしまい、それがそのまま3年間変化することなくゴールまで
行ってしまう可能性があるということ。

学習習慣をつくる、崩さない。
これがいかに重要かが見えてきます。

 

②好きなことをみつける

だれでも、なのためにこんな勉強が必要なの?って
思ったことあると思います。

私はその時に、子供たちに話すのは
ノーベル賞をとるような人は、めちゃ天才とかではなく
実は、ものすごく、地道に「基礎研究」をしてきた
人達なんだよ。「基礎」をおろそかにして
発明にたどり着ける人はいないんだよ。と。

こんな仕事してみたい!とか、これをしている時は
時間を忘れちゃう。それが、学びの継続には
大事なガソリンです。

お姉ちゃんは、鳥が好き
低学年の頃は、この「好き」に私は従い
関心を示して、お姉ちゃんの
「鳥が好き」をどんどん応援しました。

高学年に入ると、研究所を何度も
見学訪問して、さらに、職員の人の
バックグラウンドを聴取していました。

そして、将来、なんとか大学の何学部に
入るといいみたいだ、と見当をつけます。
すると、そのために、どんなルートがあるのか
私に相談してきます。

(これが、3つ目の「相談できる関係」に
大事なことですが、日頃から、子供の発言を
否定しないで、関心をしめすことをしてこないと
相談してくれません。)

話を戻して、お姉ちゃんから相談されて
中学受験する、高校受験する、専門学校など
解説をしました。

お姉ちゃんは、6年間の学びを選択
だから、今、成績こそ全然ですが
頑張って勉強を毎日しているわけです。

自分の「好き」を仕事にするために
本人が考える道を進む

これのどこが、将来いきるの?みたいな
また疑問がわいたら、
すかさず、「好き」なことを思い出して
「好き」なことをしている未来を想像して。

「好き」をもっていること
これが、とっても大事

勉強のできる子供に共通することは、
「好き」を持っているということです。

 

③相談できる関係

最終的に決めるのは子供
責任をとるのは子供
だから、私が口出しできることは
少ない。

ガミガミ説教したことは全然残らない
でも、本人が、自分であちゃーと感じたり
嬉しいって感じたりしたことはとっても
行動に変化をあたえます。

ですから、叱るのではなく、相談しに来るように
信頼を築き、子供が今、がつーーんと揺さぶられたいのか
るんるんと揺さぶられたいのか判断して
子供の気持ちに共感して関わること

私「ちびすけにちょっかい出すって、なんでだと思う?」

姉「うーーーん。ママはどう思うの?」

私「ママだったら、落ち着かない腹いせかな。」

姉「あ、それだ、私も。」

私「落ちかない腹いせするって、本来のお姉ちゃん
らしくないと思うよ。本当はよく気がつく
いいお姉ちゃんじゃない。解決する方法が
あると思う?」

姉「・・・(なきそうになりながら)ある。
勉強すればいいんだ・・・終わらないって
焦ってたから、いじめちゃった・・」

私「そうだね。大丈夫
今日、また少しやれば、確実に成長!
みんなその頑張り応援しているから
今日は今日の満足で、がんばろう!」

勉強のできる子というのは、こうして
勉強がうまくいかない時に相談できる子です。

勉強できるのではなく、勉強できる子

自分で試行錯誤したり、相談できるという
「勉強」ができることは、学力以上に重要な
「忍耐力」「協調性」という「非認知力」が高い
子供というわけです。

 

勉強のできる子になって
将来、なりたい自分になる

そのために、できること。
今から始めましょう。

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