ガリ勉や嫌なのは知っています。
でも、勉強はできてほしいと、密かに
保護者が思っているのも知っています。
さらに、運動やスポーツができると
充実していて、学生らしいとか
推薦にいいとか、保護者が思うのも
知っています。
でも、芸術は?
芸術性において、打ち込めることが
あるかないかは、あまり意識されていないと
思います。
主要5教科
主要5教科ってなんだ?
主要以外はいらないのか・・・・
なんとも失礼な発想ですよね。
ところが、ごめん。
私が、まさに、学生時代
主要5教科以外、全く興味がないという
ひどい、ひどい、学生でした。
受験に受かること
これが、私の中で最重要になり
家庭科?なにそれ、いらねーーー
みたいな、ひどい考えの生徒でした。
そんな私ですが、子供を持って
逆に、世界が広がり、学びの多様性に
興味を抱くようになってから
すんなりと、芸術部門の教育的効果を
受け入れることができました。
欧米では?
例えば、ヤングアメリカンズ。
これも、かつて、アメリカで、特に
貧困層を中心に、若者が荒れまくった時
アメリカ政府は、学力向上が若者を
救うと考えて、芸術部門の時間数を減らし
主要教科を増やすという政策にでました。
これに対して、ヤングアメリカンズを
生み出した団体は、芸術こそ
子供たちの自己肯定感を上げて、自信と
やる気を引き出すので、真の価値があると
アウトリーチ、つまり出張授業というかたちで
全米を歌やダンスで一体になるという
活動を始めたんです。
そして、プレゼンテーション番組TEDで
殿堂入りした視聴回数なのが
イギリスのケン・ロビンソン卿
彼は、まさに、芸術活動こそ
子供たちの学力を上げ、進学率や就職率も
上げたという、実績を打ち出しました。
その功績から、ナイトの称号まで
与えられるほど。
アメリカもイギリスも、芸術活動の
重要性を強く認識しているのです。
では、日本は?
私のように、まだまだ、主要5教科が
最重要と考えている傾向が強いように思います。
試験成績に直結するかどうか、
これが判断基準になっていて
子供たちが、生きていく上で、幸せか
生きていく上で必要な力は何か
これが考えれているのか。
なぜ、芸術教育?
ケンロビンソンは、なぜ、芸術教育なのか
それは、発想力、想像力を養うからと。
これからの時代は、仕事を生み出していく
時代。問題を解決する以上に、問題を
見つけ出していける想像力が求められている。
それは、芸術教育の場面で、じっくりと
自分と向き合う中で培われていくと思います。
今日は、日本でGDV教育と言って
芸術教育の中で、子供たちの強い意志
夢を描く力をそだて、社会に貢献する
人材を育成しようという、太田恵美子先生の
講演会でした。
お姉ちゃんの中学で生徒と保護者向けに
様々な方の講演会が聴けるのです。
太田先生の活動の面白いところ。
美術の先生で、美術の時間なのに
子供たちは、先生の問いかけから
一心不乱に、自分の夢を研究し始めること。
絵の書き方など、そういう時間ではなくて
スケッチブックには、何ページにも渡って
自分研究。
こんな仕事をしてみたい
その仕事は、どんなのか
他にやっているひとは、どんなのか。
どうして、それがいいのか。
先生の問いかけから、どんどん調べて
文字いっぱいでうまる、スケッチブック
そこから、最後に、ようやく絵にする
みてください。ある子供は、マザーテレサ。
彼女は、マザーテレサの研究から
自分は将来、看護師になり、マザーのように
慈しみで人を救いたいと思ったのです。
ある子は、手塚治虫。
小さい命に思いをかけられる
命を大事にしている漫画家。
私たち大人の仕事は、「質問」
私たち大人の仕事は、主要5教科の
学び以上に、子供たちに問いかけ
夢や志をじっくり考えられるように
時間や環境を整えることではないでしょうか?
お子さんは、どんなお子さんでしょうか?
何に興味がありますか?
どんなことをしている時
楽しそうですか?
将来は、どんな夢がありますか?
子供の「今」に関心を寄せて。
10代の子供たちは、自分が自分で
わからない時が多々有る時期です。
大人の私たちでさえそうですよね。
そんな時は、じっくり自分と向き合い
それを引き出してくれる時間と
パートナーが必要です。
一緒に本を読んで、感想を言い合うのも
いいでしょう。
映画で、感想を言い合うのもいいでしょう。
レールをひいたり、先回りしたり
期待を押し付けるのではなく
問いかける
子供に関心を寄せて、へーーそう思うだね。
どうして?と、質問して、自分への理解を
深めていくのです。
お姉ちゃん12歳は、目立つし、激しいので
色々と、面倒をかけてくれます。
それはそれで、こちらも疲れますが
でも、その度に、お姉ちゃんとじっくり
話ができるので、私にとっては、いい機会に
なっています。
なんとなく生きていると、自分のことが
わからないまま大学生になっちゃったり
自分のことがわからず不安なままという事が
よくあると思います。
10代は、面倒を起こしながらでも
自分と向き合い、ぶつかり、理想の
自分に向かっていく時期。
子供たちの試行錯誤を応援しましょう。
そっと質問で心を沿わせていきましょう。
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