子離れできそうですか?卒母のコツ

graduation-802899_640

親子でバトル
夫婦で子育てのバトル

いずれも、子育ての目標が自分なりに
定まっていないから

正確には、言語化されていないから。

なんとなく、その場、その場の対応をしているだけ。
実は、私がそうでした。

子育て目標がないと、何よりこまるのが
子離れできない、という弊害。
子離れにむけて、どんなことが大事なのでしょうか。

子供は可愛いけど心配

生まて数ヶ月は睡眠不足で死にそうで
その後は、しばらく可愛い盛り

幼稚園や保育園時代は、宇宙人のような
意味不明な子供の言動に???

小学校に入ると、我が子の問題以外に
友達関係でのトラブルなども起きて
悩みが増えます。

さらに、高学年、中学生になると
勉強や進路の不安

こうしてみると、いかに、毎日
その場だけの、場当たり的な対応を
していることか。

場当たり的な対応は、ルーレットみたいなもの。

うまくいくか、失敗するかなんて
賭けみたい。

ジェットコースターのような日々になります。

安定しないので、いつも環境や
自分を責め、落ち込む。

つまり、あなた自身が、場当たり的ということは
あなた自身が、主体的ではない!ということです。

子供は可愛いけど、いつまでも
心配で心配でしかたない対象ということの弊害は
あなた自身の主体性を失わせているということ。

子育ての目標を考えてみましょう。

どんな親でも、子供の幸せを願います。

では、ふわふわした、抽象的なことで終わらず
具体的に、あなたが思う、幸せな状況とは
どういう状況でしょうか?

大学に行くこと?
結婚すること?

私と主人は、この子育て目標について
激論を交わしてきました。
ちょうど、お姉ちゃんが転校したい!と
言い出した時、岐路に立って、言語化しました。

そりゃあ、大学に行って欲しい。

なんのために?

結婚してほしい。

なんのために?

子育て目標で大事なのは、この
「なんのために?」の部分です。

大学に行かせることが子育て目標だと思う
というのは、課題がちがう。

大学に行くか、どうか、判断するのは
子供自身です。

行かせる資力があるかどうかは親の課題。

子供自身が、
○○のために、大学に進学したい

という、○○という目標を自ら設定できるように関わるのが
子育ての目標ということです。

○○のために、どんな道があるのか
考えたり、相談にのること。

大学や、就職はあくまでも「目標」
つまり、手段です。

○○のため、という目的があれば
手段が違っても、別の手段にトライすれば
いいだけです。

手段に悩まず、目的を熟考することが
とても、大事なんです。

各世代のママに共通すること

私は、高度経済成長期に
7割が専業主婦だった時代、高学歴を目指した
「教育ママ」に育てられています。

その後は、「仲よし親子」という、反抗期がない
そんな子供がうまれました。

次には、子供の方が経済的に低い時代になり
「パラサイトシングル」という、経済的に自立できない
子供たちがでてきて
今は、「毒親」という過剰に子供に干渉してしまう
そんな親が出現。

時代、時代で、見えてくること
共通することがありませんか?

確かに、現代は、親の方が子供より豊かな生活を
獲得しているため、子供にかまいたくなる
心配したくなる。

いつまでも、子供に構いたい

でも、どうでしょう。

精神的自立と経済的自立は
親が介入して、獲得できるのでしょうか?

子育ての目標が
精神的自立と経済的自立とさえ、私には
思えます。

大学に行くのも、行かないのも
それで、自分が経済的自立ができるのか
精神的に自立するのか、という目標に正対するのか。
そこが重要では?

子供の役に立ちたい

飯がくえる大人にする

はなまる学習会の高濱正伸先生の
ポリシーです。

ところが、今の、ママたちは
子供がたよりないばかりに、いつまでも
介入する。子離れができないママになっている。

こうしているのは、親の方に問題があるんです。

親自身が、「役に立ちたい」という気持ちから
卒業できないのです。

構いたいと潜在的に思っているので
子供の自立を阻害する言動を、知らない間に
とっているのです。

あなたから、まず自立です。

あなたの承認欲求は、16歳過ぎたら、
対象を変えましょう。

アドラー心理学の提唱する
幸福な人の条件とは
 ①自己受容
 ②他者信頼
 ③貢献感

役に立ちたいという思い自体は
悪くないんですよ。

むしろ、人が幸せに生きるために
非常に重要なことです。

が、対象をどこにおくか、そこを
見定める勇気が必要です。

卒啄同時

(卵の中の雛が中から殻をつつくと同時に
親鳥もコツコツして、雛が出やすくする。)

子供が思春期を通して、親離れという
サインを出してきたら
あーーー役に立ちたいという
親としての役割は終わったわ。

卒業だわ。

これを、「卒母」というと
漫画家の西原さんはいいます。

思春期を過ぎたら、ライフステージ的には
熟年期に入りますから、両親の介護や
自分たち夫婦の課題と向き合う時間です。

自分の封印してきた、やりたいことに
挑戦したり、夫婦で向き合ったり
親の介護をしたり、

子供以外に、「役に立つ」場面はいくらでも
あります。

承認欲求は努力の対価として
欲しいものですよね。

でも、過剰になっていないか
課題がごっちゃになっていないか。
時々、踏みとどまって考えましょう。

ママが子育て以外に、「役に立つ」
社会に貢献できる手伝いをチームでしています。

何をするのか、コンセプトを私が。
動画にしたり、マークを作るのを翠さんが
HPに葵さんがしてくれます。

3人の目、意見があるので
濃い内容になり、満足度もあがります。
ぜひ、ご相談くださいね!

ご案内

アドラー心理学勇気づけELM講座

7月7、12、14日@新宿
10時から13時@新宿

7月31日、8月4日、7日
13時から16時@町田

8月21日、23日、25日
13時から16時@町田

  ★ELM講座のお客様の声はこちら

アドラー心理学勇気づけ
ELMトレーナー養成講座

リクエスト受け付け中
10時から14時@新宿

  ★トレーナー養成講座のお客様の声

魔法の質問キッズインストラクター
養成講座

9月開催予定
リクエスト受付中

  ★お客様の声はこちら

アドラー式質問法で驚くほど人生が楽になり
自信が溢れ出す21日間のワーク

◎体験会:7月13日、18日、19日
10時から12時@新宿
体験会のお客様の声はこちら

◎本講座:
10時から14時
本講座のお客様の声はこちら

もう悩まない!
愛されブログの書き方講座

7月5日(水)@新宿

和室でゆるゆる子育てシェア会

7月10日(月)@町田

LINE@にスタンプカードがあります。
イベント参加ごとに1個
3個スタンプを集めると
60分無料でコンサル受けられます!