帰宅してからダラダラする子供はどうしたらいいの?

2985039_s

帰宅してからダラダラしてて、
いつまでたっても何も始めてくれなくて
試験勉強はしないの?って心配で・・・・

というお悩み。

そんなこと、我が家でも日常でしたよ。
で、どうしているのか書きました。

一番大事なことはなんだっけ?

子供に対して、一番大事なことは、
「共感」すること。

やきもきしているのは誰ですか?

私、そう、ママです。
なんでか・・・
それは、ママのセオリーとは違うから。

ママの計画では、
帰宅したら、夕飯までに2時間くらいあるから
あれと、あれが勉強できるはず!!

でもね、それは、ママの計画。
つまり、ママ目線。

まずは、

相手の目線に立ってみる

中学生の一日ってどんなでしょうか?
結構、大変ですよね。勉強も人間関係も。

勉強は待った無しで、どんどん進むし
一度、寝ちゃったりして、出遅れちゃうと
もう取り返せないまま、どんどん月日が
たってしまって・・・・

人間関係も、スマホがある現代。
友達や自分のSNS投稿で、明日の友人関係に
影響が出るくらい、毎日、結構、気をつけて
気を配って。

コロナもあって、親御さんの経済状況が
みんな一様ではなくて、離婚もあったりで
友達関係でもそう言った気遣いをして。

そして、授業も、毎回、面白くてたまらない
なんてことはなく、睡魔との戦いをしたり。

部活の上下関係もえげつないし
先生との関係も内申点に響くので
結構気を使う。

と、本当に、大変な1日を送っていると思います。

あなたは、そんな子供たちの
今日、どんな頑張りをしてきたか、
共感しようとしていましたか?

目に見えない子供たちの日中を想像して
すごいなーって考えられましたか?

帰宅してきて、ダラダラしたいの、
当たり前ですよね。

私たちも、買い物から帰って
すぐに何か出来ない時
ありませんか?

ちょっと休憩してから。。。。なんて。

ダラダラしている時、脳みそは実は色んなことを考えています。
怠けているのではなく、次に備えています。
なので、一定の休憩は必要です。

サボっているようで、脳は動いていますから
私たちも、休憩すれば
夕飯作ったり、家事を取り掛かるでしょ。

子供だって休憩は必要。

働いてるママによくあるのは

子供への共感はあるものの
自分のことを喋りたくて仕方ない

自分が大変だったことを理解してほしい
共感してほしい。

そんな状態で
ママの話が、子供の話より先だと
どうなるか・・・

ま、これは我が家なんですが
ドン引きされます。

さらに、自分のことを話したいがために
子供の話を、話し半分に聞いていて
ドジかられる・・・なんてことも。

つまり、みーーーーんな、誰もが
わかってほしいと思っています。

理解されたがっている。

そこで、最近、私が気がついたことは
私の仕事上の話は、仕事で決着つけて
そこで評価が出ているのだから
帰宅後に持ち込まない。

子供たちは、そんなこと知らなくても
ちゃんと、私が仕事でやれていることは
知っていますから。

子供の方が、いつも、よき私の
理解者なんですから。

子供のことをなんとかしたいと思うのなら
子供の行動を変えられないけれど
私たちが、どう向き合うかは変えられます。

子供への共感なくして、子供に
勉強してほしいだの、なんだのというのは
「操作」ですから。

自分の話したい衝動を抑え
子供たちの日常に思いを巡らせ
子供の話に耳を傾けましょう。

ノウハウを知りたいの!

しかし、高校受験を控えているので、何にもしない日が
続くのは、困りますよね。

子供が帰宅してもなかなか勉強になかなか入らない
助けて奈美枝さん!!

というご質問があり
少ない成功体験ですが
息子や娘がうまく行ったノウハウを
お伝えすることは可能です。

しかしね、それじゃ解決しないんです。

なぜなら、まだまだ、ママが
操作する視点で子供を見ているから
子供がいつまでも動かないからです。

やらない
怠けている
もうだめだ

こうやって見られていて、あなたは
仕事したいと思いますか?

ママの視点を変えないと
つまりは、ママのマインドを変えないとです。

共感なく、ノウハウだけ皆さんに
いくら教えても、絶対、うまくいきません。

計画を一緒に立てるとか
相談相手になるとか
色々、ノウハウはあります。

ありますが、これらが「操作」にならず
子供が受け入れ、伴走となるには

一にも二にも
子供への共感、尊敬、信頼

私には見えてないけど、雨でも
暑くても、寒くても通学
お疲れ様。

周りがみんな寝ちゃうような授業でも
自分の未来のため、自分のため
授業聞いてて偉いなぁ。

勉強大変なのに、美意識高くて
お手入れちゃんとしててすごいなlあ。

いつも私や家族のこと思いやって
何かしらお土産探してて
優しいなぁ。

受験のために、お休みしている
友達関係から誘いが来ても、よく
堪えているなぁ。

疲れているだろうに、塾
行って偉いなぁ。すごいなぁ。

塾、ありがとうって私のこと
思いやってくれて嬉しいなぁ。

お弁当、美味しかったって
言ってくれるの嬉しいなぁ。

夕飯作るの手伝ってくれて
楽しくて、助かるし、嬉しいなぁ。

好きなアイドルの好きなポイントが
実力があることと同時に
思いやりにあふれた人柄ってところが
たまらなく素敵だなぁ。

などなど、こうして言語化して
いくつか表現できるようになることの方が
大事です。

子供たちは、自分で考えて行動していけます。

待てない私たちのせいで
反発したり、遠回りしています。

子供たちに必要なのは
次の道しるべではなく、子供に
目線を合わせて共感できること
共感することから、操作ではなく
ともに歩く姿勢を取れることです。

もちろん、お互い、時々、うまく
出来ないこともあります。

仕事で疲れていて
つい愚痴を先にこぼしちゃうこともあるし
子供だって思春期で、思った以上に
きつい事を言ってしまうこともある。

でも、そこは、お互いに
許し許し合いながら、相互に理解し合い
目標の達成に向けて
つまり、幸せな未来に向けて、前進して
行きましょう。

おしらせ

アドラー心理学の勇気づけを学んで
親子のコミュニケーションのコツを知りませんか?

なかなか申し込みは勇気がいると思いますが
日程が合わない方は気軽に相談してください。
調整しましょう。

ズームが不安という方も、視聴のURLを送付します。
それをクリックするとオンライン開始できるので
意外と簡単です。

不安なこと、相談したいことはライン公式でも
伺いますのでお気軽に。

アドラー心理学勇気づけELM講座
事前に振り込みを確認した方に
テキストを郵送します。
前日までに、参加用のURLをおしらせします。
時間になりましたら、テキストを手元に
参加ください。

講座の詳細はこちら。

お申し込みはこちら

LINE公式はこちら