ライフスタイル診断
岡田たか子さん（タラちゃん）に
やってもらったーーー
ライフスタイル診断とは、というか
アドラー心理学では、生まれてから
１０歳ぐらいまでに、大方のその人の
「性格」みたいなものが形成されるとしていて
「性格」だと変えられないイメージがあるので
アドラー心理学では、
こうした傾向は変えられるという意味を出すため、
「ライフスタイル」と呼んでいます。
どうして、そのライフスタイルを
タラちゃんに診てもらったのかというと
私は、こう見えて、人付き合いが
上手ではありません。
余計な事を言ったり、したりで
ものすごく関係が悪化することも
多く、人と深く関わるのは
避けてしまいがち。
さらに、失敗するとくよくよと
いつまでも悩み、落ち込むという
打たれ弱さ。
今のところ、持ち前の
バイタリティや社交性の高さで
乗り越えていますが
ライフスタイルを紐解けば
その性格傾向のルーツがわかるかなと思い、
タラちゃんにお願いしました。
生い立ち
両親の愛情、祖父母からの愛情を
たっぷり受けて、育った、第一子長女の私。
弟とは８歳年が離れているので
幼少期は、ほぼ、一人っ子。
人生見てみると、最近まで、色濃く
「母の存在」が見えてきます。
そうだった！！
母は私に何かを教えると、スポンジが
水を含むように吸収して行くのが面白くて
いろんなことを教え出しました。
特に、英語
英語ができるようになると、それを
すごく褒めてくれる母。
そうか！！勉強すると、認めて
もらえるんだ。
そのまま中学へ。
薄々、気がついていたけど
そりゃーー思春期。
遊びたい気持ちがあって当然です。
ところが、母は、「正義感の塊」
１５歳の時に、友達と遊んでいたら
母は、交友関係に口出ししてきて
そこから、私の学校生活は
友達がいない時代になります。
友達関係で、何かを学ぶことより
受験勉強だけやってれば、認めてもらえる。
友達にも、学校の先生にも
見離されたと思っていた高校時代
勉強することだけが、私の
アイデンティティーを保つ方法でした。
死ぬ気で勉強しました。
でも、誰も、私がどれだけできるのか
知りません。
願書をどこに出すのかの調査票に
早慶を書いたら、学校から呼び出し。
「早慶なんて、あなたには無理。
受験料をドブに捨てるの？」
頭きて、また勉強。
努力が実って慶応へ。
私の中で、努力して、死ぬ気になれば
人が認めてくれる結果を出せる。
という、価値観が出来上がります。
ところが、大変。
私は高校時代に豊かな友達関係を経験していません。
大学入って、そのまんまの
精神レベルで交流したから大変。
慶応1年時代からの友達が
私のことを「波平」と呼ぶのは
私が自虐から、そう呼んでと言いふらしていたからです。
自虐でしか付き合えず
勉強以外に取り柄がないと思っていた大学時代。
ところが、慶応は私の何倍も
勉強もできて魅力がある人が溢れています。
私は、唯一の特技、唯一の認めて
もらえる「勉強」これを失ってしまうのです。
法学部の勉強では叶わない。
となれば・・・・
塾に通い、宅建、行政書士を取り
今度は、理系に転向しての
大学受験をすることに。
そうです。
私は受験勉強が特技。
再び、大学受験をすることで
私はまた自分のアイデンティティーを
勝ち取るのです。
というように、私は、周囲から認めて
もらいたい、と強く願い
そのために、受験勉強をすることという
価値観で生きてきたのです。
努力すること
必死になれば、受験勉強はなんとかなる。
それが私の持論でした。
この独りよがりの、がむしゃらな
よく言えば努力家。
転換期
挫折がきます。
それは、チビ助。
努力しても、できないことがある。
どういうこと？？？？？？
なんで？
なんで？なんで出来ないの？
IQは高いのですが
ゆっくりペースのチビ助の誕生で、
今までのがむしゃらに努力することが
素晴らしく努力すれば結果がついてくるという
私の価値観が、ガラガラと音を立てて
崩れて行くのでした。
お姉ちゃんがいる
モンテッソーリの小学校の入学試験で
落ちた時は、ショックすぎて、私は３ヶ月以上
泣いてばかりでした。
公立小1年生になっても、見返してやるーって
どこかの私立の編入を考えたりしてました。
そんなことしても、できないことは
できないんですよ。
チビ助は診断は出ていませんが
検査の結果、特不得意凸凹があり、困難を
本人が感じている状態にあると。
発達障害グレーゾーンは、努力と工夫で
困難さは薄まりますが、「治る」ということは
ないので、ずっとお付き合いして
行くことなのです。
私の人生を覆す、一大事件です。
努力しても、叶わないこともある。
えーーーーーーー！！！！
努力が足りないんじゃないの？？
怠けているんじゃないの？？？？？
いいえ、それが、発達障害です・・・・
がーーーーーーーーーーーん。
そんなチビ助が、中学受験するんです。
お姉ちゃんの時は、呑気に1月もバンバン
仕事してましたが、今年はダメ。
もう、心配で心配で、どうにかなりそう。
12月の模擬試験。
ほぼ、まともな事を書いていたのかも
しれないけど、読んでもらえず
「読めません！」「読めません！」
理解力がないわけではなく、それは
平均以上。
ただ、書字が困難なので
結果が出ない・・・・・
勉強がアイデンティティーだった
私の元に、学習に障害が
あるかもしれない息子の誕生
努力の量と結果が比例しない彼だけに
私の流儀が使えないので、歯がゆいったら
ないのです。
でもね、でも
それが私の転換期。
私流が使えない分、彼流を探すほかなく
お姉ちゃんの時のように放任ではなく一緒にやる
これが逆にできるようになりました。
彼が覚えるためにはどうしたらいいのか？
彼が、理解するためには、説明をどのように
したらいいのか？
少しでも、読んでもらえるように
書くにはどうしたらいいの？
考えるようになったのです。
お姉ちゃんの時は、直感でじゃんじゃん
言えて、それに、見事に正対してくれていたのが
あらららららら。
彼に伝わるように、変換しないと、伝わらない。
言葉と言葉の間
文と文の間
ここがめちゃ必要なんですよ。
チビすけのお陰で、言葉を選ぶようになり
独善的だった態度から
相談する態度に私は変化して
大人になっていきました。笑
ライフスタイル診断
ゲッターでドライバーな私です。
他者評価が欲しくて、努力を惜しまないという
価値観の人。
今でも、「ありのまま」
という表現を聞くと、「怠けている」
と、感じてしまい
より高くを目指して努力すべき
と、考えてしまいます。
幸い、人生の転機として
チビ助が、私の元にやってきて
無条件に可愛い。
お姉ちゃんみたいに、できない
でも、一生懸命で、素直で
コツコツしている姿は可愛い。
結果はもちろん欲しいけど
こんなに頑張れること、それ自体が
息子の希望につながると思えています。
今の中学受験は
彼の特性にあった試験ではないので
結果は伴わないかもしれないけど
ひたむきに頑張る姿
結果に至らなくても、私
たくさん、たくさん、褒めてあげられる！！
以前の私なら、努力が足りないって
結果が全て、合格と不合格しかない！！って
言いのけていました。
でも、今は、そんなことしなくても
結果が伴わないかもしれないけど、
それは、「今は」であって
この努力は決して無駄じゃないって
もしも、パソコンスキルが身について
パソコンで回答できるようになったら
彼の成果は相当なはずです。
そんな風に試験勉強だけが
アイデンティティだった私が
ライフスタイルを変化させて
行ったのです。
ライフスタイル
１０歳までの育ちで、大方の価値観が
出来上がりますが
それに、ん？？？っていうときは
ちゃんと、「気づき」が用意されているものです。
そこを人生の転換期にできるかは
あなたの「受容力」
がーーーーーーん。で終わらず
受け止めて、受け入れて
しなやかに、方向転換して
そのさきの人生にワクワクして
楽しめるようになりましょう！！！
タラちゃん。ありがとうございました。
お知らせ
●アドラー心理学勇気づけELM講座
１月１６、２３、３０日（水）＠湘南台
１０時から１３時
2月１４日、２１日、２８日（木）＠湘南台
10時から13時
★ELM講座のお客様の声はこちら
●アドラー心理学勇気づけ
ELMトレーナー養成講座
２０１９年２月予定
●魔法の質問イラストカード
使い手養成講座
●魔法の質問イラストカードセッション
45分 ３０００円
リクエストください。
スカイプでもお受けしています。
2019年1月16日
新百合ヶ丘２１ホールにて
イベント開催
こちらはイベント特価で
３０分１０００円です。
①１４時から１４時３０分
②１４時３０分から１５時
③１５時から１５時３０分
④１５時３０分から１６時
⑤１６時から１６時３０分
⑥１６時３０分から１７時
２月７日（木曜）予定
●魔法の質問キッズインストラクター
養成講座
１０時から１４時
●アドラー式質問法で驚くほど人生が楽になり
自信が溢れ出す２１日間のワーク
◎体験会：
１２月１２、１９日＠新宿
１０時から１２時
体験会のお客様の声はこちら
◎本講座：
本講座のお客様の声はこちら
LINE＠にスタンプカードがあります。
イベント参加ごとに１個
３個スタンプを集めると
６０分無料でコンサル受けられます！
土田 奈美枝