不登校で悩む母親にしてもらいたいこと

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不登校のように
思いもかけないことが起こると
どうしていいのか、わからなくなり
手当たり次第に本を読んだり
ネット検索したり。

夫婦で話し合いのはずが、大げんかの繰り返しになり
子育ての話のはずが
夫婦関係がもう、めちゃくちゃな感じで・・・

そんな時、アドラー心理学勇気づけでは
どうやって考え、対処すればいいのでしょうか。

私は不登校の体験はないのですが
数々の受講者様のお話から、理解できたこと
そして考えたことを書きます。
そのため、遭遇したケースに偏りがあるし
私自身の感じたことですので、めちゃ私見です。

私が毒親?

子供が不登校になったりすると
自分の子育てが間違っていたのかと
自分を責めます。

「そんなことないよ」って言って欲しいのに
旦那さんにまで、暗に
お前のせいだ、、、くらいに責められているように
感じてしまい、ママは孤独で、寂しく
誰にも苦しみを理解してもらえない、と悩みます。

でも

落ち着いて、落ち着いて。

子供が不登校になったら、あなたが
毒親だったということではありません。

誰だって、子育てをする以上
夢や希望があります。

夢を抱くことは自然ですし、悪いことではありません

ただ、時に、それが、子ども自身が目指すものと
ずれているかもしれないよっていう時

時として、子供がそれを親に知らせるかのように
不登校のような形になって現れているのだ、と私は考えています。

親だもの、こうあって欲しいなぁ
例えば、部活で汗を流し
私は試合の応援に行って、一緒に
泣いたり笑ったりしたいなぁ。。。。とか

大学生になって、夜通し仲間と飲み明かして
朝帰りしてきた子供に、しれーーと
美味しそうな朝食を出すとかしたいなぁ・・・とか。

そんな些細なことですが夢があったって
いいでしょう。

だけど、それは、私の胸の中に留めておくこと。

子供は、どんどん、私の描いたのと
違う道を進んでいくものです。

だから、親の私の方は、子供の夢に関心を寄せて
いつも、アップデートしておくくらいの心構えが
必要なんでしょうね。

押し付けようとすると、反発するのは
ごくごく自然です。

アドラー心理学では反抗期はないと言われているのは
それです。

反抗しないといけないのは、そうさせているなにかがあるから。
わざわざ反抗しないといけないのはなぜ?

と考えます。

夢を親が描くのはいいけれど、
それを子供自身に押し付けた時、自立を目指す子供は
それを反抗とか、反発という態度で、拒否します。

反抗期、というほど、長い時間、そのような
状態にしておくのは、親が、自分の
「押しつけ」に気がついていない、子供が
自立しようとしていることに気がついていない証

反発してきたら、「おおおお、ついに自立だな」と
我が身を引き締め、大人として、接するときがきたと
覚悟しましょう。

思い描いた道と違ったとしても
反抗、反発の態度が見られたとしても

それは、あなたが夢を描いたことが悪かった訳ではない。

自立のタイミングということです。

こじれさせているもの

一度、学校に行けなくなると
こじれていきます。

親は焦り、子供も焦り。

焦っても、勉強はどんどん進んでいるだろうし
友達関係も進んでいるだろうし
もう戻れない・・・・

ますます、焦る。

世の中では、不登校は認められているとか
登校を無理強いしてはいけないとか言うけれど
母親として、うわべではごまかしきれない
「やっぱり学校に行って欲しい」という気持ちも
くすぶっている。。でも言えない。。。。。

そして、こういう問題がある時
露呈してくるのが、父親とのコミュニケーションの問題。

日々のやり取りは、母親と子供であって、父親は
滅多に会話に参加していない。

さらに、夫婦の会話もそんなに親密ではなくて・・・・

そんな脆弱なコミュニケーションの中で
不登校という結果に対して、あれこれ
言ってくるのは父親。

母子のストーリーを知りもしないで、
あれこれ偉そうに語る。

ムカつく。悲しい。孤独。

そして、母子はまた追い詰められる・・・・

ということは、こじれさせているのは
親子間、夫婦間の「ミスコミュニケーション」

コミュニケーションの仕方が適切でない。
コミュニケーションの量そのものも足りていない。

ここが、こじれさせていることなのではないでしょうか?

それぞれが、自分の思惑ばかりを話していては
話は平行線です。

相手の心の声に、耳を傾ける。

自分の話したいことは、一旦、脇に置いて
まずは、相手がどんな思いで
今、話しているのか、興味を持ってみる。

どんな思い?

どんな考え?

その考えが出てくる背景は?

まずは、そこからやってみましょう。

まずは何すればいいの?

答えなんて出なくていいんです。
正解なんてないんです。
誰にもどれがいいかわかりません。

そんなことより、今、どんな気持ちなのか
不安、焦り、なんでも、聴き合うこと。

それを話せなくなっているのは、
言えば、馬鹿にされるとか、否定されるとか
今までのコミュニケーションの下手さからのツケ。

なので、何を言っても否定しないよ、っていう
スタンスを約束しあい

ただただ聴く

そうか、不安なんだね。

だけでいいんです。

そのさきの対応策を言って欲しいのではない。

十分にすべきなのは、そうなんだという
共感する時間です。

話半分に、じゃあ病院行こうかとか
じゃあテニスでも習おうかとかではなく
まずは、相手の心を聴こうすること。

ついつい、対応策を繰り出したくなって
しまいがちですが、それよりも
まず、信頼関係を築きなおす覚悟で

相手の耳になり、目になり、心になって
聴いてみる

これが何より大事だと思います。

不登校解決の目標は

 

目標は、登校ではない

目標は、親子が信頼し、十分にコミュニケーションが
取れること
夫婦もコミュニケーションが取れること

目的は、成功ではない

目的は、親も子も、それぞれに
幸せな人生を送るため、です。

どんな道がふさわしいかとか
何が正解かとか、どうでもいいんです。

それは、愛と信頼が再び戻ってきたら
自然と見えてきます。

まずは、相手の立場に立って
とことん聴いてみよう!

きっと、その過程で、心と心の交流が生まれ
肩の力が抜けて、笑顔が戻ると思います。

ぜひ、トライしてみてくださいね。

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