ついつい? 子供にガミガミにするママが、自己嫌悪から解放され楽になる黄金の法則

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だれだって、ガミガミしたくて、
言ってませんよね?

私だってそうです。

全く自覚なくて、モンテッソーリ幼稚園では
毎日のように「お母さん、手も口もどうか
出さないでください」と言われ、
なんのこと?と思っていました。

ついつい、「こぼれるよ」
「転ぶからね」「下をみて!」
などなど、言っていました。

今はわかる、余計なお節介だと。

でも当時は、無意識で言っていました。

この「ついつい」が次第にエスカレートして
「ガミガミ」になります。

「ついつい」も「ガミガミ」も
子供にとっては最悪。余計なお節介です。

にもかかわらず、言っては、ママは
自己嫌悪になるという・・・

今日は、そのサイクルを断つ方法を
お伝えしますね。

子供にガミガミ言わざるを得ないと
思っているのは嘘!!

法事の席で、美味しそうな懐石弁当が並んでいました。
中学生の娘に、私の知り合いは
「今日は少しにしておくのよ」
「上着は着たままにしなさい」
「具合が悪くなったらすぐに・」・・・

などなど、矢継ぎ早に、あれこれ指示しています。
自分は、口出しの多いお母さんという自覚は
全くありません。
子供の為に、良かれと思って、必要だから、
言っているつもり。

だれだって、こんな感じになっちゃうんです。

では、このママはどんな人なのでしょうか?

このママ。自分の兄弟関係は妹が一人。
実母は頼りなく、妹も頼りない。

小さい頃から、長女として一心に信頼を寄せ期待を
かけられて育ちました。

自分がしっかりしなければ。。。と
父親の臨終や葬儀の際、仕切る、仕切る。
異様な光景でした。

Q:なぜ、「ガミガミ」「ついつい」言ってしまうの?

ガミガミ、ついついの裏にあるのは、
対象が頼りない気がするから。

でも、本当に、頼りないのでしょうか?

頼りなく、しているのでは?

頼りなくしているのは、そうさせている
お互いの「共依存」関係にあるのです。

本当に能力がなくて頼りない人はあまりいなくて
「頼りない」としておくことで、助けてくれる人がいる

お姉ちゃんはお姉ちゃんで、頼りにされて、役割を得られ
感謝も尊敬もされるので、このポジションがたまらない。

お互い、自分の足で立つのではなく、
もたれかかって生きている

共に依存しあう関係

共依存関係

これは、お互いが持ちつ持たれつの時は
いいのですが、どちらかが多くなると
途端にバランスがくずれ、負担に思うようになります。

言わなきゃいけないのではなく、そうすることで
自分の弱さを隠しているんです。

共依存の関係のためにガミガミいっていたんだ!!

いちいち子供の言動に
振り回されなくなる一つの習慣

マズローの欲求の4つの階段を思い出してください。

自己実現という目標に向かい、衣食住を満足させ
そして、所属の欲求でしたね。

自分の足で立つために

自分が必要とされている、仲間がいる
味方がいるんだ!と感じることはとても大事なんです。

依存するのではなく、相談しながら、
これは「誰が」解決すべきことなのか、
「誰」の判断が必要なのか考える。

その習慣をつけることをお勧めします。

たとえば、先ほど、ちびすけが、プールのバスじゃなくて
お迎えがいい。。。的な発言をしました。

共依存関係にあると、ちびすけは、どんな事も
困っている風に話せば、なんだかんだ、ママがやってくれる

というスタンスで、話しているはずです。

そして、共依存関係だと、私は、「大変!」
「頼まれたんだから、きいてあげないと可哀想」と
子供の要求に応える事が仕事、という錯覚にあります。

では、いつもの奈美枝さんはどうしたかというと
バスに乗るって、いつのタイミングの?

というように、彼の中の問題の事実を探ろうとします
私が、私のメガネや憶測で、勝手に早合点しないためです。

私「行きのバス? 帰りのバス?学校の前からの帰り?」

チ「うーーーん。行きはいいの。帰り。」

私「なんで?」

チ「寒くてさ・・・・」

私「気持ちは分かるけど、スイミング始める時、自分で
  バスで往復するのを条件にしたよね?

チ「うん。わかってるよ・・・
  でも、雪かもって言うから。。。。。」

私「じゃあ、明日は、雪かもしれないから
  という事で特別にということだね?」

チ「そう。たぶん、テストで落ちるから、心も
  折れてそうなんだよ・・・」

私「わかったよ。雪ということより、もしかして
  テストで落ちた時のショックが不安なんじゃない?
  ママが待っている!と思ったら頑張れる?」

チ「うん!」

私「じゃあ、明日だけね!」

迎えに来て!と言われて、ホイホイ送迎しては
ダメです。

ケースごとに、これは誰の課題だろう?って考えるのです。
もし、単に寒いという理由だったら、迎えに行きません。

チビ助が、今、すごくプールをやめたくなってて
弱気な発言が多い日々のなか、頑張るために
手伝って欲しいというサインだったので
一回限りで迎えに行きました。

自分が頼りにされたいがために
行動しちゃダメですよ。

あなたが、自分の役割を維持するために
ずーーーっと、頼りにされたいために
いつまでも、子供を未熟にしたてているのですよ!

どこが、子供の成長を望んでいるんですか?

可哀想に、ママの所属の欲求のために
いつまでも、未熟にされている子供・・・・

<身につけるべき1つの習慣>

これは誰の課題だっけ?と
お節介かどうかを判断する。

それ!NG!!
無意識に子供を苦しめている
ママの思考と習慣

頼りにされたい、という思考の他に
「ガミガミ」「ついつい」には
ママの思考と習慣が影響しています。

それは、子供に必要かどうか、という判断よりも
自分の不安解消のため、指示をしている

子供を見守るというのは、信じて待つ
ということになりヒヤヒヤしますし、
なかなか辛くて辛抱のいることです。

その「待ち」ができないのはなぜか?

自分が耐えられないからです。
自分が弱いのです。

時として、みすみす、子供が失敗しそうでも
失敗を学ばさせるために、見守る必要も
あったりますが、それに耐えられない。

どうして、お母さん言ってくれなかったの!!
なんて、子供に言われたらもう、大変。

子供に嫌われちゃうわ。・・

「待ち」「見守り」ができず
「ついつい」「ガミガミ」している人は
人にどう思われるのかで、自分の行動が決まる人

これは、ママの「自信のなさ」がそうさせています。
自信がないから、不安で、自分の不安が、子供に
投影され、心配していないといけない気になる。

本当は、子供が心配な状態なのではなく
ママ自身が、不安な状態ということです。

解決するために・・・・

あなたが思うほど、あなたのことを
見ている人はいない
そして、他人は無責任です。

あなたにひどい評価を言ったとしても、
その後、あなたが落ち込んでいるからと
フォローしてくれることなんてありません。

人の言動は気にしないこと。

では、自信はどうしたら?

私はかつて、自信というのは、なにか偉業を
成し遂げたとか、成果を上げた人が
得られるのだと思っていました。

だから、いつまでも、自分に自信は持てなかった。
そうするとどうなるのか?

自分探しのループのような旅

私はこんなに頑張っている
褒めてくれるところはないか
慰めてくれるところはないか探していました。

Q:でも、「自信」という漢字はどう書きますか?

自らを信じる

何かをしたから信じるのではなく、
そのまま、あるがままで、信じるに値する。

私には、もうすでに、十分に価値があると考える。

ママが自分に自信がなくて、自分探しなんか
されていたら、子供がのびのびできる
わけがないじゃないですか。

私がそうでした。

自分に自信がないために、口癖が「どうせ・・・」
そしたら、見事に、子供の口癖も「どうせ・・・」

子供を苦しめているのは、ママの思考なんです!!

鏡の法則

ママが自分から不完全な自分をみとめて
それでも、大丈夫と信じること。

これをしていかないと、子供だけなんとか
しようとしても、ダメです。

鏡の法則で、ママの思考・習慣が
子供に投影されていきます。

私はそれに気がついて、3年前、口癖を強制的に
変えました。

まだまだ思考を変えるまでには時間がかかりましたが
形から、まず口癖を変えました。

そしたら、これ、ちょうど3年前の昨日
お姉ちゃんが、作ったクリスマスカードです。

この文面みてください。

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アドラー心理学を知る前は、お姉ちゃんも口癖は
「どうせ・・・」でした。

でも私が自分の口癖を変えて、たった3ヶ月
念仏のように唱えていた、フレーズを、自然に
お姉ちゃんが取り入れてくれていました。

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「自分を信じて」
「かなわない夢はない」
「夢はおおきく」

ね!!すごいでしょ。

遅いなんてことはないんです。
今から、まず、ママから思考を変えて
自分を信じるようにしていけば、
「ガミガミ」「ついつい」をしなくても
ちゃんと問題解決され、自己嫌悪というループから
解放されますよ!

4期が始まりました!

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