母親が病気に

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健康には自信があった私。
実は、お姉ちゃんを産んだ後、原因不明の
難治性肺疾患になり、入院。

そこから、今に至るまで、複数回の再発。

母親が子育て期間に病気になるとどうなるか、
入院するとどうなるか。とてもよくわかります。

3歳のお姉ちゃんに、救急車の呼び方を覚えさえたり
酸素吸入の仕方を教えたりしたなぁ・・・

 

私が病気になって学びました。

実は健康で元気でいられる時期って短いのかもって。
まるで問題なしっていう人はそんなに多くないのかもって。

授乳期間に入院したことで、ノイローゼになりそうでしたが
私のこだわりの母乳育児を応援してくれた家族に感謝です。

この、こだわりが強すぎて、人に甘えることが出来ない
子育てが、私が受診する機会を遅らせてしまいました。

寛解しても、また再発。これで、うちのめされ
意気がっても、強がっても、所詮は私は弱いんだなぁ
甘え上手になれってことだなぁと思い知ったのです。

毎回の再発に慣れっことはいえ、再発するとショックです。
私の場合、高容量のステロイドが著効するのですが
副作用がいやで、なかなか受診したくないのです。

すると、今ではお姉ちゃんが、「大丈夫だから
もう薬飲んだほうがいいよ」「大丈夫だよ、ママ
綺麗だよ」って励ましてくれて。

病気になるということは、役割の転換期

今までの何かしてあげることで役割を満たしていた
時期から、一転。だれかのお世話になる。
だれかの貢献感を養う役割に転換。

私が走れなくなるので、子供達はゆっくり歩くし
喧嘩しないようにしたり、お手伝いしてくれます。

私は、目にはみえない苦しみや悲しみを抱える人の
ことをとても考えるようになります。

病気になって得たものが 沢山あるという事です。

 

障害者は消えてしまえ!という殺傷事件がありました。
私は、この人の障害の定義ってなに?って思いました。

生まれた時から障害者をさすの?
自分はぜったい、障害を負わないと言い切れるの?

そんな疑問が湧きました。
私は、いつかステロイドの副作用で様々な障害を
負うと予想しています。

事故や病気のせいで、中途で視力を失ったり
難聴になる、下肢をうしなう。
そういうことはごく普通にあります。

認知症になる、鬱になる。
精神的にも障害がでることもあります。

では、こうした人は排除に値するのでしょうか?

いいえ。ちがいますよね。
私は、自分が病気になって、ああ、健康でいられる時は
全く気がつかなかったけど、健康でいるほうが短いのかも

そして、健康でいることに価値をおくよりも、生活を
どう楽しむのかに価値を置いたほうがいいなぁと
気がつく事ができました。

どれだけ気をつけようと、幸せだろうと、ある日
病気や事故はやってくる。

その時に、健康至上の思考をしていると、立ち直れません。
失ったものは確かにある。でも、どう楽しく生きるのか
選択肢はまだある!と、「自分らしく生きる」に
シフトできれば、どうでしょう。

今、お姉ちゃんとユニバーサルデザインについて
ディスカッションするために、お互いに準備しています。

障害の程度で区別しなければ、障害を持っている人は
もしかしたら、マイノリティーではないのかも
しれませんよ。

障害がある人を保護しすぎて逆差別したり
排他したりするのではなく、同じ人間として
心をよせて、「共感」しあい、お互いが
どう「自分らしく生きる」事ができるのか
協力しあえればいいですよね。

貢献感

私はアドラーに出会って、この言葉の深さを
再確認しました。

だから、私の仕事のビジョンは、まさに
貢献感のある仕事がしたい、させたい!!

だれかのために、自分のために、幸せになろう!!
そのために、精神的に自立していこう!!

これが私のビジョン。この私のビジョンから生まれた
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私と一緒に、いっぱい考えて、いっぱい話して
どんどん前に進みましょう!!

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(江戸東京博物館で、天秤をどう肩にかけるかわからないチビスケを手伝うお姉ちゃん)

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(千両箱ならなんとか、、)

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