子供を叱っては落ち込む前に、知っていてほしい3つの視点

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子供って悪いことするんですよ。
した時は、ちゃんと叱らないといけない。
叱ると言っても、感情的にいかっては
だめですよね。

以前にもお伝えしましたが、
「怒っているよ」と怒らず伝えるようにしています。

さて、アドラー実践中の我が家。
夫婦で対応が分かれました。

その事例から、子供を叱る時の3つの視点を
お話しします。

アドラー心理学の「目的論」ではどうか

今朝、チビ助が、「昨日、おねえちゃん
ゲームしてて、塾に遅刻したんだよ」と
ちくってしまい、事件発生。

口止めの有効期限が朝になり切れちゃったんでしょうね。

これに対して、旦那さんは、怒鳴ったり
罰を与えたりはしません。

アドラー心理学の「目的論」でアプローチ
してきました。

「ママがいないと、塾に行けないなんて
塾に行く目的が、「ママに怒られないため」に
なっているからじゃないのか?
だとしたら、もう、自分のしたいこと
したらいいんだぞ、塾、やめていいんだぞ」

これを聞いて、お姉ちゃん、悔し涙が
こぼれます。
私も、理解できた。その悔しさが。

岩井俊憲先生が、先日の対談で、
なんでもかんでも「目的論」に警鐘を鳴らして
いらっしゃいました。

対談では、浅田真央ちゃんを例に、
「浅田真央ちゃんがジャンプをミスする目的を
議論している人がいるけど、なんでもかんでも
目的論にするのはおかしい。
常習的にミスをしているというのなら、その目的を
考える意味はあるけどね」と。

今回のお姉ちゃんの件も、お姉ちゃんの気持ちと
ずれていますよね。
ですから、目的論を使うのは、あまりよくありません。

視点1つ目。なんでもかんでも目的論にしない。

当たり前にできていることこそ見て!

お姉ちゃんが悔しそうにしているのをみて
私も、目的論はこの場合違うと思いました。

これは、誘惑に負けたという話。

誘惑に勝てるようになるには、どうしたらいいのか
そこを、一緒に考えてあげる方がいいと考えました。

だれでも、いい循環にいる時は、なんでも
うまく回せますよね。
その、いい循環に入るにはどうしたらいいのでしょう。

それが、「勇気づけ」です。

具体的に、今回のケースでは、「出来ていることに
フォーカスしよう!」をしました。

トラブルが起きると、とかく、そのミスに目がいきます

人は、欠けていることに目がいく習性があるからです。

でも、実は、人の行動のほとんどは、適切な行動を
しているといいます。
ですから、今回は、お姉ちゃんのできていることを
言語化してみました。

「パパはああいうけど、悔しいよね。
パパはパパなりに、真剣なんだけど、それには
二つ理由があって、あなたに対する愛情と
ママを傷つけないでほしいという気持ちと二つ
ちゃんとあってだからね」

と、まず、念押し。

「塾をやめたいわけでもないんだよね?」
「もちろん」

「つい、ゲームで遅刻!って情けなくて
腹がたったけど、でも、あなたが、正しい判断を
これから、できるようになればいい。
いま、しまったーー、ばかだったーーって
思ったこの気持ちをわすれなさんな」

「さて、ママも反省している。誘惑にまける
状態になっているのは、あなたが不安だからだよね。
こんなことで塾辞めるのはいや。
だって、考えてもみてよ。
人生で経験したことないくらい勉強している
それなのに、ママのためになんて言われたら
悔しくてやってられないよね。

誘惑に負けたことばかり、非難するのではなく
あなたが、日々、こんなに頑張っているという
やれていること、をちゃんと褒めてあげたいなぁ」

本当は、自分の意思で、たくさん勉強している。
友達の遊びの誘いも、おそらく、たくさん
断っている。

いっぱい、できている、やれていることがあるのに
ゲームで遅刻をとりあげて、塾をやめるというのは
ちょっと結果が甚大過ぎます。

やれていることに、目をむけて、ほめていくことで
不安が和らぎ、満たされ、
いざ、誘惑の場面で、自分の本心に問いかける
余裕が持てるというものです。

さっそく、先ほど、帰宅したお姉ちゃん。
今日、何を頑張ったか、教えてくれましたよ。

視点2 出来ていることを見

最後の決め手はこれです

怒ったり、叱ったり、日常でありますよね。

でも、そのままの気分で私は1日を
過ごしたくないのです。

1日、1日を丁寧に暮らしたいのです。

ですから、怒ってしまって、こちらも悶々
こどもはシュンとなっていたら、、、、、、
さぁ、ユーモアの出番です。

笑いをとりましょう。

今朝はどうしたかというと

「今日から、ちゃんとあなたの頑張りを
表彰しちゃうぞーーーーって

ママって、めちゃいいママじゃない??ね?ね?」

「もーーーーママったら、ナルシストなんだから」
ゲラゲラ

とまぁ、笑って終了できるわけです。

視点3 ユーモア感覚を忘れない

 

子供を叱るとき、この3つの視点があると
追い詰めないですみますよ。

そして、お互いに気持ち良くできます。

 

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