アイツが失敗したらいいのに 他人の失敗

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部活を頑張っているお子さん
なかなかレギュラーになれない・・・・

思い悩んでいる姿を見ているのが辛い

毎日、すごく努力しているのを知っている。
頑張っているのに、なかなかレギュラーになれない。

帰宅すると、部屋に引きこもり、無口な我が子。

そして、、、、

レギュラーで輝く友人

部活中もキラキラと、部活後も弾ける笑顔
毎日、なんだかイキイキとしていて・・・・

あーーーあの友人が怪我でもすればいいのに

そしたら私がレギュラーになれるのにな・・・・

 

そう考えてしまう・・・・

 

受験勉強中、同じ志望校

あーー友人が落ちればいいのに
そしたら俺が受かるのにな・・・・

 

そう考えてしまう・・・・

裏にある一つ目の心理

アドラー心理学勇気づけを学び出すと、
子供達はそんな考えを持たなくなります。

なぜなら、誰かの失敗を期待するという心理は
変えられない他人の人生について思いあぐねているけれど

アドラー心理学勇気づけは、変える努力と意識を
向けるのは、自分、としているからです。

相手は変えられないけれど、自分の考え方は変えられる。

見方を変えてみましょう。

裏にある第二の心理

相手が失敗すればいいのに・・・・

そう考えてしまう根本には、友人と自分を比較して
自分が劣っていると感じて、友人を妬ましく思う心理があります。

友人と自分を比較する

してどうするの?

相手はあなたのことなんか、なんとも思っていないかもしれませんよ。

 

誰かと比べたところで、何か得られますか?

妬みや嫉妬の感情や、自己嫌悪のようなマイナスな感情になるだけ
じゃないですか?

比べるべきは、過去の自分と今日の自分。

ライバルは昨日の自分です。

自分の理想のゴールを描いたなら、自分の中で
どれだけ成長しているか、達成しているのか
比べるべきは、過去の自分。

そして、乗り越えて、新しい自分に日々なるのです。

裏にある第3の心理

妬んでしまうときの、その行動の目的はなんでしょう?

それは自分の努力なり、子供の努力なりを認めてほしい
という承認欲求。

世の中、第三者がいつも、あなたの思うように
承認してくれるわけではありません。
なかなかどうして、社会は理不尽なこともあります。

でも、そんなとき、一番大事なのは、家族からの
承認と尊敬ではないでしょうか。

学校は残念ながら合格させてくれなかったかもしれないが
日々の努力は、よーーーく知っているよ
本当によく頑張った
この努力は必ず、身になり、あなたの支えとなるよ

そう信じて言葉にしてくれることではないのでしょうか?

一緒に相手が地獄に落ちればいいのに、、、って願うことでは
ないです。
相手を恨んだり、妬んだりしている、つまり矢印が相手になっている
うちは、運命は好転しません。

相手が失敗するかどうかより
自分が最高のパフォーマンスができるかどうか

興味の本体はそこにないとね。

常日頃、自分の努力や成長を家族から認めてもらえない
そんな日々を送っていると、こうした場面でついつい
相手の失敗を期待してしまいます。

目的が承認欲求を満たすこと

になっているのです。

しかし、その子なりの成長や努力を認めていると
こうした場面でも自分は、自分と
自分の自己実現のために、何をすればいいのか
という思考にシフトできます。

目的が自己実現

なのです。

 

そのために、日々、親子で勇気づけをして行きましょうね。

おしらせ

アドラー心理学の勇気づけを学んで
なぜ勇気づけが必要で、どうしたらいいのか
理解を深めませんか?

アドラー心理学勇気づけELM講座

2022年7月2日、9日、23日(土)
9:30〜13:00
ZOOM開催

事前に振り込みを確認した方に
テキストを郵送します。
前日までに、参加用のURLをおしらせします。

時間になりましたら、テキストを手元に
参加ください。

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