ダ・ヴィンチ
まるで、ちびすけのようだし
発達凸凹のようで、さらに
モンテッソーリやアドラーと
共通する事が多くて
この興奮をうまく言葉にできるのか。
注意力が散漫なのではない
ダ・ヴィンチは、たった十数点しか絵画を
残していないんです。
なぜっていうのが、たまらないんですが
途中が多い。
髪の毛を書こうと思ったら
その濃淡や生え方が気になり
顎に手を添えようと思うと
骨格や筋肉が気になりと
自分の頭の中で無制限に興味が
湧き出して、無制限に広がって
しまうため、完成という収束を
迎えられない作品が数多くあったということ。
なんか、ほっとして、嬉しかった。
ちびすけは、途中が多くて
それが私のイライラポイント。
世の中の人は、注意欠陥障害と呼び
集中が続かない
気持ちが逸れる
などとして、服薬すると、その雑音が
なくなり、集中できるようになると
薬を飲ませてまで、なんとかしようと
しています。
途中
わすれもの
これは、とっても大きな悩みです。
でも、見方を変えれば、脳は怠けているのではなく
むしろ活発で、いろいろ、考えているということ。
ちびすけは、次々と着眼できる
発想のるつぼかもしれないのです。
モンテッソーリ教育が大好きだった
お姉ちゃん。モンテッソーリの
魅力を尋ねると、
制限なく自分の学びたいことを
とことん追求してもいいというところ。
例えば、教科の壁もなく
それは、理科ね、それは社会ねと
言われることなく、どんどん広げて
よいところ。
そう、答えていました。
まぁ、広がりすぎて、何を発表したいのか
よく見失っていたあたり、
ダ・ヴィンチに似ていますね。
きっと、本来の学び
真なる学習者というのは
探究心をもとに、どんどん
広げていける人なんだと思います。
ダ・ヴィンチ展のおかげで
チビ助の欠点は、思い込みだと
きがつけ
お姉ちゃんの本来の願いを
思い出せました。
自然の美しさ
ダ・ヴィンチがこだわった理由は
自然物のその美しさに魅了されたから
だと、思いました。
自然、この世にある、人間、宇宙
すべて、なんと美しいのだと。
でも、本当に、そう思いませんか?
蝶の美しさ、その形やしぐさの不思議。
夕焼けの美しさ
木々の重なり
世界は美しいものであふれています。
モンテッソーリでは、色板といって
とても美しい色のグラデーションを
感覚的に学びます。
そして、美しい色を再現しようと
子供たちは絵の具を駆使します。
美しいものをみて
そのまま観察し、そして
表現しています。
これはお姉ちゃんの「鰤」
4歳の作品
目のところの血液まで
よく表現されています。
生命への畏敬
シュバイツァー博士の言葉どおり
いのちとは、本当に
素晴らしいもの。
ダ・ヴィンチは、その美しいものを
すべて表現しようと試みたのだと
思います。
光学の研究に夢中になるのも
人体解剖をするのも
人間を含めた「宇宙」そのものを
いかに、観察し、模倣するか。
彼の動機 WHY が明確に表現されていると
思ったのが、ダ・ヴィンチの有名な
飛行機の研究。
幼い頃から、空を飛ぶ鳥に魅せられ
それを模倣しようと、解剖したり
工作したり繰り返してきました。
ついに、鳥そっくりの羽を考案した時
人間が装着したら、全長で12メートル必要だと
わかります。
そこから、さらに、グライダータイプを考案して
さらに、ここからプロペラタイプが
より現実的だと、自分で、結論づけたその時
ダ・ヴィンチの飛行機への興味は
消えたようにさえ、感じました。
もはや、美しい鳥のようなはばたきでは
人類は飛べない・・・・
そうわかったら、興味を失ったのです。
鳥が、あの美しい体で
空を自由に飛ぶ姿は、神の偉業と思えて
なりませんね。
本当に、素晴らしいと思います。
ダ・ヴィンチは、そうした自然への
畏敬の念をつねに持っていたのだと思います。
「宇宙」の中のわたしたち
ダ・ヴィンチは自然界が4大元素で
できているように、人間も
同じ4大元素から作られたと
考えていました。
実は、モンテッソーリとアドラーは
同じ年生まれで医師。
どちらも、とても似ているのが
アドラーは、共同体感覚を目指すとしていて
その共同体とは、宇宙をもふくむとしています。
そして、モンテッソーリも
子供の教育の根幹をなすのは
コズミック教育、宇宙教育として
宇宙の一員であることから
仲間を慈しむこと、自然への尊敬を大事に
しています。
まるで、学問など、すべては
この、神の前の平等とも言える
大いなる自然に集約される
そんな気がしてならないのでした。
私たちは、あるがままを観察し
その中の、美しさに感動する
そういう生き方が、求められている
そう感じました。
社会ではどうの、使える使えない
そういう見方をする前に
あるがままの、子供をそのまま
観察してみようではありませんか。
何を見て
何を思い
何を感じているの?
子供の成績やIQよりも
子供の内面への、関心を
より高めていくことが、結果
子供たちの発想を育てると思いました。
社会に適合できないと焦らなくても
あれを今、覚えさせないとと
焦らなくても、子供たちの
発達を、しっかり観察して
旬を見極めていけば、ちゃんと
育つのです。
自然の流れを無視しても
いいことは、あまりないのです
神様の作り上げる世界は、完全
そんな感じがとてもした
レオナルド・ダ・ヴィンチ展
みなとみらいでやっています。
ぜひ。
ご案内
●イライラしないお片づけ
勇気づけのお片づけ講座
9月27日(水)
10時から12時@町田109
講師:丸山郁美さん
9月12日、19日、26日@新宿
10時〜13時
10月4、11、18日の全3回@町田
11月6、20、27日の全3回
●アドラー心理学勇気づけ
ELMトレーナー養成講座
リクエスト受け付け中
10時から14時@新宿
●魔法の質問キッズインストラクター
養成講座
10月2、23、30、11月13日の予定
●アドラー式質問法で驚くほど人生が楽になり
自信が溢れ出す21日間のワーク
◎体験会:9月8、11、13、14日
いずれかの
10時から12時@新宿
体験会のお客様の声はこちら
◎本講座:
9月29、10月6、13日予定
10時から14時
本講座のお客様の声はこちら
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9月20日 10時から@町田
体験会は
9月6、7日
①10時から10時45分
②11時から11時45分
イベント参加ごとに1個
3個スタンプを集めると
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