超現代っ子の娘が留学するわけとは

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お姉ちゃん15歳

留学することになりました。

最近、急に準備が始まり、
お姉ちゃん自身が投稿している
インスタに、反響があり

え?どこそれ。なんでそんなとこ?

などなど、痛いコメントもあるようで。

 

留学に対して、いろいろ思うところがあり
実は私自身、母から猛烈にプッシュされていましたが
私の母校は留学イコール退学という扱いだったので
ビビってしまい、行けずじまい。

それが結構、心残りで、子供達には
留学してほしいと思っていました。

そこで、お姉ちゃんが中学受験するとき、
留学するプログラムのある中高一貫校を選択。

お姉ちゃんもその気でした。

が、中学入るなり、年々学力が低下。。。。。

中学3年生の時にクラス替えがあり
留学クラスには、入れなかった・・・・

当然というほどの成績だったので
諦めていましたが、なんか目標を見失って
しまったようでした。

せめて、と思い、文科省のプログラムで
短期で留学をしたらどうかと持ちかけ
1ヶ月ほどの短期間のダンス留学する気持ちに
なってきたお姉ちゃん。

なってきたとはいえ、なかなか自分から
アグレッシブにはなれず、かなりお膳立てが
必要でした。

おそらく、行きたいような、これが望みじゃ
ないような半分半分の気持ちだったのでしょう。

なんとか中3の秋の文科省の説明会までは
参加してくれたお姉ちゃんでした。

そんな矢先に、慶應の友達が紹介してくれた
留学団体の説明会があるというので、私のみ参加。

その留学がすごくいい内容なので、
思春期のお姉ちゃんにどうやって
話せばいいのか、悩みました。

悩みましたが、そこもお姉ちゃんに
シンプルに伝えて、それくらい、良い内容だと
話したら、なんと、なななななんと

その留学試験に挑戦する!!と。

まじかーーーー

受験願書提出まで3週間しかない!!
ゲゲゲゲゲゲ。

慌てて担任の先生に報告。成績証明書や
許可書の申請をしました。

その時の話はまた後ほど。

書類と面談はパスしたお姉ちゃん。
英語の試験がどうしても合格しなくて
何回も受けることになりました。

おそらく、同期で留学される方は
とっくのむかしに全ての書類が提出できていると
思います。

お姉ちゃんはついこないだ・・・・・

そんな成績が芳しくないお姉ちゃんなのに
受け入れ校、ホームステイ先は速攻で決まります。

親バカですが、志望動機や
自己アピール英作文などが気に入られたのだと思います。

お姉ちゃん、そういうところ
持ってるんですよね。って親バカ。

 

さてさて、受け入れ先は、学年30人の小さい学校
町民人口192人というめちゃ田舎。

お姉ちゃんの普段通う東京の高校は一学年320人
つまり、お姉ちゃんにしたら、びっくりするほど
過疎な場所に行くわけです。

都会っ子のお姉ちゃん。
流石に絶句していましたが、そういう
田舎への留学だから
いいなぁと思ったのはお姉ちゃんなんです。

社交的で明るいと評判のお姉ちゃんですが
実はそんなにスタミナがあるわけでも
器用にこなすわけでもないの。

本人が、ロスやNYみたいな
繁華街に留学したら、生活が忙しくて
今でもいっぱいいっぱいなのに、絶対
無理だ、と言うのです。

田舎の方がいい
なるほど。。。。

そして、負け惜しみになるかもしれませんが
もし、自校の留学クラスにいたら
クラスメイト数名と同じ高校に留学するので
日本語で話しまくるだろうから
英語力の向上にも、精神的なたくましさにも
ならなかっただろうと言うのです。

さらに、お姉ちゃん
すごいよ。

学校側が用意してくれたプログラムに
受動的に参加するのと違って
今回の応募に向けたプロセスそのものが
よかったと。

つまり、ホストファミリーや
アメリカの高校が生徒を選ぶ際の材料である
自己アピール作文を作るためにしてきた

自分を必死で売り込んで
自分のしたいことを明確にしたり
自分という個性を見つめなおしたりという
プロセスが自分の成長には大きなものだったと
いうのですから、親バカですが
立派になったなぁと思いました。

お勉強ができる子、何か売りのある子
そんな子供だけじゃなく

15歳の中途半端な自分
宙ぶらりんな自分をリセットしたい
成長させたい!!っていうその
思いは素晴らしいと思うし、そういう子供にこそ
チャンスがあってもいいと思います。

 

留学には学校側が用意してくれるほか
私費留学といって、私立の学校に
親が学費やホームステイ費用を払って通わせるものが
あります。

お姉ちゃんはこれじゃないの。

交換留学生です。

交換留学とっても生徒を交換するのではなく
文化の交換という意味。

お姉ちゃんたちは、アメリカの公立高校に
通います。アメリカの税金で学ばさせていただくのです。
そう、アメリカ政府公認ということ。

そして、授業料がかからないだけじゃなくて
ホームステイの費用もなし。

なんと、無償でお姉ちゃんたちを住まわせ
ご飯を食べさせてくれるのです。

これがすごく気に入りました。

 

浪費家のお姉ちゃん。私費留学させたら
その傲慢さを改める機会はないでしょう。

でも、無償で自分の世話をしてくれるとなったら
そりゃもう必死でおうちのお手伝いを
するでしょうし、家族のルールを守ろうと
頑張るでしょう。

そこがまたいいのです。

無償で受け入れるっていうのには
背景にキリスト教のボランティア精神があることが
多いのだとか。

無神論のように生きている日本人にとって
毎週末、ファミリーと教会に通うというのも
重要な体験だと思います。

私費留学だと、こちら側がお金を払っているので
立場が上というのか、わがままを言ってしまいがち。

土日は自由でいたいとか、美味しいものを
食べさせてほしいとか、言ってしまうかもです。

でも、きっとお姉ちゃんは
週末もホストファミリーと行動を共にし、
お料理や片付けを手伝い、日々の団欒を大事に
するでしょう。

これが、お金で買う以上に、プライスレスな体験だと
思い、選択しました。

ここからは、私の覚悟の問題なのですが
子供たちがこうして頑張るのですから
私もしっかりとしないといけません。

今までのように、LINEでやり取りして
子供の様子を逐一監督していた日々は終了。

お母さんとは、ホストマザーのことを言う
と言うことなんだって。

なので、困ったことがあったら実母にではなく
ホストマザーにまず相談する。

えーーーーーーーーーー

今までいかに、自分が手塩にかけすぎていたか
感じています。

1日たりとも、行動を見えないのは耐えられない・・・

それが、多くて、1ヶ月に1回の連絡くらい・・・・
少なくとも着いてから2週間は連絡してはいけない・・・

そうだよね、ママさんを信頼してお預けするんだもんね・・・・

グエーーーーーーん。耐えられるかなぁ???

 

今まで、「うちの子供は自立しているので大丈夫」と
おっしゃる割に、食事は全部、お母さんが用意して
掃除も洗濯もお母さんがしている、そんなお友達を
多く見てきました。

でも、それは、私も同じこと。

なんだかんだ、手塩にかけて育てて
しまいました・・・

これは、私の卒母を試されているのだと
思うことにします。

コロナで見えてきたジェンダーな問題があってね
それは、ご飯を作るのはママの仕事って
決まっているわけじゃないでしょ!ってこと。

そんなこと、急に提案しても、家族はキョトンです。

自立を思うのなら、家族で協力してやるって
幼い頃から、性差なく家事を分担して
みんなでするものってすることが大事でした。

お姉ちゃんの留学を機に、私は反省というわけ。

無償でホームステイさせていただくのですから
洗濯はもちろん自分。お部屋の掃除も自分。
さらに家事のお手伝い。

これを急にすることになるのです。

コロナのおかげで、家事を手伝うように
なってきたお姉ちゃん。
留学の良い準備になっています。

受け入れてくれるご家族は
16歳女、14歳女、12歳男のお子さんをお持ち。
そこに15歳のわが娘が入ります。

面白くなりそうです。

192人の小さなコミュニティだし、都会育ちの
お姉ちゃんにとって、なんでもすぐ買えない
そんな日々はどういう影響があるでしょうか。

毎日メルカリで商品のやり取りをして
毎日インスタやって、毎日のように
コンビニに行って・・・

それが、皆無になります。

もしかすると、日本人を見るのは初めてかもしれません。
海外旅行に出かけたこともないかもしれません。

そこに、the 現代っ子 お姉ちゃん

どんな新風を巻き起こすのでしょうか。

お姉ちゃん、日本を知ってもらおうと
プレゼン資料を作ったり、お鍋で白米を
たく練習を始めたりしています。

そうそう、浴衣も練習しています。

留学

留学が与えてくれるギフトは数え切れない。

不安もありますが、行く前にすでにこんなに
成長しています。

未来にワクワクして、送り出す日々を楽しもうと
思っています。

大丈夫、あなたならどこでもやっていける

そう、私は信じています。

どんなときも、愛していますから。

留学されるのには、いろんな考えがあると
思いますし、人それぞれのストーリーが
あると思います。

我が家のはこんな感じ。

お姉ちゃんファンの皆さんには
来年、どんな風になって帰ってくるのか
楽しみにしていていただきたい。

私も、うふふふ、と楽しみで仕方ありません。

想像できないけど、なんか楽しみ。

お姉ちゃん。頑張ってね!

 

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