アドラー心理学では
マイナスと思われる側面に注目しない
指導方法を推奨しています。
嫌われる勇気の岸見先生は
勉強しないこと
宿題をしないことに注目しない・・・
っておっしゃるのです。
勉強をするのも、宿題をするもの
子ども自身の課題
親が代われることではない
親の課題ではないので
子供自身で結末まで味わうと言う
スタンス。
むしろ口出しは
相手の領域に土足で
足を踏み込むことになるので
言えばいうほど、関係が悪くなり
やらなくなるという構造
・・・・・
でも、無理ですもん。
私、アドラー心理学お伝えして5年ですが
ほおってなんて置けません。
同じアドラー心理学を伝える仲間で
ご活躍されている方々も
もちろん、「口出ししない」
「信頼する」を実践されています。
でも、私は無理。
思うに、これら活躍された方々って
お子さん、高校生とか、大学生とか
大きいんですよね。
それと、学習はじめの小学生や
発達凸凹グレーゾーンを
同一線上で語ってはダメだと思うのです。
子供から、手を離すのには
段階を経ていく必要があると
私は思っています。
子供のやれることなのに
すでにやれるとわかっていることなのに
親があれこれ先回りするのは
それは、ダメだと思います。
でも、どうやっていいか
それさえわからないのに、
放置するのは、それ、無関心と
同じだと思います。
それから、
口出ししない子育てをする
その大前提に、土台作りがあると思います。
口出ししない子育ては
すごく良くわかるけど、それを実践するには
実は、大事なことがある。
それは、そもそも信頼できる良好な関係に
あるということ。
夏休みの宿題という場面で
想像してみて下さい。
口出ししないなんて無理って
思っている親子は、すでに
信頼よりも裏切られた歴史がある親子ってこと。
言わなくてもやると信じてたのに
やっぱりやらない。。。
やっぱり今年もギリギリ。
そんな経験があるから、早め早めに
声かけしないとって焦るわけです。
信じてたのに、裏切られる・・・・
子どもも、また裏切ってしまったと
わかっているので、だんだんと、
どうせまた無理だから、もうどうなってもいいや
と、投げやりになってしまっています。
どうせ宿題多くて無理だよ・・・
どうせ、中間、やっても
成績なんて上がらないよ・・・
だから、やらない。
裏切りの経験から、なんと勉強しない
課題と向き合うことから避けることを選んでしまうように
なっているのです。
ではどうしたらよかったの?
信じて裏切られる
の、中身を変えましょう。
宿題をやると信じる
勉強をやると信じる
・・・・と、裏切られます。
宿題も、勉強も、やるやらないは
子どもの問題なので、信じるとか
期待するとか、いらないわけです。
それよりも、こんないいところあるよ。
ご飯、好き嫌いが減ったね!
生協、受け取りしてくれてありがとう!
毎日、なんだかんだ課題をやる素直なところ
大好きだなぁ。
という、良いところを見て
そこが、もっともっと伸びるよーーーって信じる。
親の期待通りの結果になるように
信じるのは、アドラーのいう信頼ではありません。
自分の思い通りになるように信じるのではなく
子どもの幸せを信じて、子どもの可能性を信じるということ。
親子関係を難しくしているのは
私たちが、自分の思う幸せに
子どもを向かわせようとコントロールすることから。
だから、命令口調になってしまうのです。
もう、やりなさいよ!
これは、宿題をしないと、先生に怒られる
学力が下がるだろう・・・という親の心配。
そんなこと、子ども自身が解決すればいいのです。
我が家のお姉ちゃん中学三年生
知る人ぞ知る、宿題をしない人で有名です。
にも関わらず、私が見ても
ありえないくらい膨大な量の宿題をだす
中学に通っています。
やらないお姉ちゃん
心配のあまりイライラする私。
言わずにいられない・・・
宿題終わった?
でも、それをいうとバトルになる。
そこにパパ帰宅。
パパは、社会人として
期限のあるもの
やるべきことをこなさないという事態は
絶対に許せないという考えの人。
宿題やらないならペナルティを課す
という、親子で約束をしてしまいます。
私は内心、
きっと、というか
毎回、帳尻合わせは天才的にこなすので
宿題が終わらせられるとは思っています。
そして、実際、3日間
徹夜状態で1ヶ月半の宿題をやり遂げて
しまうという、すごい彼女。
またまた、私、内心
すげーーーー、すげーーーーって
感動しています。
では、宿題に関して
何にイライラしているのか??
帳尻合わせればいいってものじゃないというのは
パパの主張ですが、どうやるかは
子供の課題なので
イライラするのはおかしいですよね。
私が気に入らないのは
宿題やれる時間に、ダラダラと電話したり
連日遊びに行ったり、夜更かししたり
すること。
問題が整理できましたね。
宿題やるのは子どもの課題だから
口出ししないけど
ダラダラ夏休みを過ごされて
昼夜逆転して、不摂生になり
精神的に不安定になって家族に
ひどい言動をとってしまうことは
家族の一員という意識の欠如なので
これは、共通の課題。
だから、口出す。
宿題をやらないことより
どうして、やれないのか
の方が、大事なんですよ。
宿題が嫌だから、友達に
逃げてしまい、自分に甘くなり
家族に迷惑をかけることが問題なんです。
宿題をやらないことではないのです。
一言で言うと
宿題をやらない子供
なんですが、「口出ししない」と決め込むより
信頼関係を築いたり
そもそも、宿題をやれなくなっている
子供の背景に目を向けることが大事ではないでしょうか?
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