今日は、延び延びになっていた
上野の科学博物館の企画展
「海のハンター展」に行ってきました。
歴代の企画展にしては空いている方
でしたが、表示は「やや混雑」
ちびすけは9歳。なので、一人で
音声ガイダンスとノートを片手に
自分ですいすい回れます。
私は通路で、自分の興味のあるところ
だけを見て、あとは傍観してました。
![海のハンター展](http://mom-question.com/wp-content/uploads/2016/09/image-7-300x225.jpg)
海のハンター展
気になったのは、3歳以下くらいの子供
おそらく、上の兄弟の同伴でついて
来させられた感じの幼児たち。
かわいそうに、暑い、怖い、つまらない
眠い、喉がかわいた。。。などなど
きっと事情があるだろう感じで、泣き叫んで
います。
お母さんたち、何もしないのね〜
しばらく、泣き続けさせていて、
私が「うるさいなぁ・・・」と
おもったころ、抱っこする。
お父さんが見かねて、先に外に
いていいよ、というも、お母さん
なんとも無表情で、ノンリアクション
ただただ、抱っこして、時折
泣く子とずるずるといる・・・
ちびすけが、正直なことをつぶやく
「小さい子、何にもわかっていないよ
来ても意味ないよ。かわいそう」
たしかに・・・・
どれ見ても、「さめーーー」
「これも、さめーーー」
これで何かの種まきになるのかな?
![私もちびすけも 古代の魚 ダクルオステウスが 大好き♡](http://mom-question.com/wp-content/uploads/2016/09/image-8-225x300.jpg)
私もちびすけも
古代の魚
ダクルオステウスが
大好き♡
モンテッソーリでは知的な敏感期は
6歳ごろと言われています。
年中の後半ごろから、ぐっと学びが
増えます。
年長さんになる頃には、進化の歴史、
太陽系の惑星、脊椎動物の分類など
始まります。
つまり、それ以前に、知的なことを
伝えても、それ以外の器官が未熟で
敏感期がきていないので、拷問なんです。
![パンダの寝方がかわいい](http://mom-question.com/wp-content/uploads/2016/09/image-9-300x225.jpg)
パンダの寝方がかわいい
小さい子を連れて行くときは、
目的を変えましょう
我が家は2歳差。お姉ちゃんが6歳の時から
科学博物館デビューしました。
つまり、ちびすけは4歳。
帰りは疲れていつも寝てしまい
私は毎度、抱っこ。
お姉ちゃんには、事前に何を学びたいか
確認して、だいぶ、下準備します。
下の子の目的は知的な好奇心は2の次
おそらく覚えていないから。
知的に何かを吸収させるというよりも
電車に乗る、たくさんの人の中にいく
はぐれない、などのルールを学んでいく感じ。
なので、どうしていたか。
途中だろうと、泣くというのは、小さい
子供ができる、コミュニケーション。
泣いてまで、付き合わせる必要はないと
考えて、泣いちゃうくらいなら、疲れているね
帰ろうか、と、潔く場所を変える。
お姉ちゃんに事情を説明して、一旦
カフェテリアで休憩したり、別日にしようかと
提案したりしていましたね。
![image](http://mom-question.com/wp-content/uploads/2016/09/image-10-225x300.jpg)
大人の世界、事情につきあわされた
ちいさい人たち。
ちいさい人たちには、もっと相応しい
魅力的な世界があるのです。
それが、モンテッソーリの示すような
「仕事」という秩序の中で、身体、感覚を
養いながら、いずれくる、知的敏感期を
楽しみに待つのです。
幼児を連れ回すのは、ほぼ、大人の
自己満足な気がしてならないのです。
早期に知識をたねまくより、
知的好奇心が芽生えた時に、適宜
材料を提供したほうが、効果的だし
十分間に合います。
ちなみに、0歳からドッツカードをやったし
家庭保育園もやったし、幼稚園で世界地図を
覚えたりしたけど、子供達、ぜーーーんぜん
覚えていませんから。
それよりも、自分で興味があることを
自分で探求し出したことは、深く、深く
覚えていて、自分の自信につながっています。
知識を与えるために、幼児を博物館に
連れ出すのには、私が反対している理由は
実体験からもあるのです。
![私は毎回これが大好き ハダカデバネズミ](http://mom-question.com/wp-content/uploads/2016/09/image-11-300x225.jpg)
私は毎回これが大好き
ハダカデバネズミ
だから、博物館でちいさい子が泣いたら
何円かかったとか、そんな小さい事は
気にしないで、子供の心を大事にして
いさぎよく、帰るとか、決断すると
いいと思うのです。
博物館と限らず、低学年の頃は
お友達と公園で遊んでいても、喧嘩が
増えたり、泣いたり始まったら
「ごめんね、疲れているね」と
いさぎよく、切上げて、退散したことは
何度もあります。
「せっかく・・・」というのは、大人の
せこい、せこーーーい、価値判断。
大事なのは、子供たちのサインに気がつけて
それを尊重できること。
堪えが効かなくて、喧嘩になるというのは
疲れているんです。理詰めで仲直りさせている
不毛な時間は必要ですか?
少々早めに切上げても、そんなに損はしませんよ
せこく、居座ったところで、なだめたり
説得したりの時間で余計に疲れて
親子お互いに、あまりいい印象が
残らないものです。
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